にゃごろう島

リアリティー  いきなりこういう話から入るのも個人的には何だかなあという感じがするんだけどさ。このページに書いてあることは基本的に本当の話ばかりだぜ。
 信じがたい話が沢山あるからネタじゃないかと思うことが多々あるのは、ま、気持ちとしては解るけどさ。仮にも自分史を中心としたエッセイ集だから、嘘をついちゃあ意味ないしょ? 当然僕が責任を持って事実であると断言できます。
 でもね、自分史だからといって馬鹿正直に書いていては僕自身の生活が営めなくなっちゃうわけよ。いくら僕が過去回顧主義者だからといって世間から連絡を遮断して生きているわけではないから、当然他人に関わるところはニュースソースの秘匿が必要なわけ。僕は自分がサイト持ちであることを広言しているし。結構友人を俎上に上げてんだよね。
 だから、そこで真実をぼかしたり、わざと広義の言葉に置き換えたり (例;「父が云った」を「家人が言った」とかえるみたいに)意図的に誤読するよう仕向けてる所もあるのは許してほしいな。
 ニュースソースの他にも僕は幾つかサイト上でも隠していることがあって、それは僕の個人情報とかだね。自分史エッセイだから、ある程度は自分のことを書かなくてはいけないけどトラブルってのは避けたいよね。
 だから簡単に相手方が類推できるような文章や自分の個人情報などトラブルのタネになりそうなところだけは敢えて嘘とはならない程度に改変してあるから、そこんところは勘違いないよう、ヨロシク。あとは基本的に本当のことだよ。
ハンセン病  自分の醜さを痛感することってあるさ。
 ほら例の裁判以降ハンセン氏病患者に対して、いかに国家が酷いことをしてきたが白日の下に晒され、主として左翼層から抗議の声があがりまくったじゃないですか。僕は左翼じゃないけれど、この報道を読むとやっぱしこれはハンセン氏病について可哀想だなあと思っていた。差別したりいじめちゃいけないよ、と。
(んま、御可哀想には偽善と差別の塊であると活動家は言うけど、
 庶民感情としては被差別者は概して可哀想なわけで、そこまで弾劾
 するのは酷な気がする)

 だがね、僕はちょっと考えが変わったね。
 ハンセン氏病について僕らは何を知っているか? おそらく例の裁判以前は彼らの顔は放送禁止だっただろう。本来は目立って何ぼのミゼットプロレスも禁じられる時代だからね。ホーキング青山もテレビでの扱いは優しいものだからね。
 ま、それはともかく裁判関係でよくハンセン氏病患者が出てきたが確かに彼らの顔は酷い、しかし正視できるレベルではあった。
 あれくらいならまだ普通に接することが出来ると思わせるレベルではあった。

 ところがね、、、
 先日、秋葉原の人ごみを歩いていたら、前からすーっとモーゼのように人波が割れていったのさ、はてヤッちゃんかレスホームでも来たのかなとド近眼の僕は思って瓢然としていたんだけど、10Mほどの至近距離に来て吃驚した。
 まず顔が崩れているのだ。
 目玉が顎のところまで垂れ下がり、反対側のこめかみが肩に乗るまで垂れさがっている。
 僕は正直に腰を抜かした。頭の中には「バイオハザード?」などと正直に思った。実際それはゾンビを彷彿とさせた。
 勘違いしてはいけない、僕は常々彼らのみならず一般的に差別を推奨しようとか思ったことはなかった。けれども僕は実際恐怖し、通り過ぎた後は何故か憎しみのような感情を抱き、そして感染のことを考えて怯えた。
 実際は空気感染はしないのだが、ハンセン氏病患者を隔離施設に閉じ込めた心情は若干理解できた。確かにその時の感情を言えば、圧倒的な恐怖心だったから。
 かつてハンセン氏病患者は様々な弾圧や差別を受けてきた、それも僕の当時の心を考えれば暴徒化する気持ちも恐ろしいことに解る。
 ある程度正確な知識をえている今現在の僕らでも。

 正直、僕は差別はいけないと思うし、今だって彼らの処遇を考えると胸が痛む。それでも彼らの前で食事は出来ないだろうし、彼らの経営する店があったとしても買う勇気はないだろう。差別心というのだろうか、この感情は僕が信じているはずの知識・理性よりも深く心に刺さっているのだろう。

 差別心は原罪である、そしてそれを克服するのは理性である。
日参サイト  この隠しページは表では書けない危険なことを満載にする予定でして今回はその特性を利用して今回は僕の品性を疑われかねない危険な話を書こう。
 それは僕のネットサーフィンについて、である。
 まずこれは我が家でテレホタイムである23時を過ぎた頃を想定して書いていることを考えて下さい。
 まず僕は愛用のIBMホームページビルダーを起動すると自分のHPの更新を行います。これはボタンをクリックするだけで、後は勝手に判別更新してくれるので便利です。ああ、この時の動作の中で接続も済ませちゃいます。
 更新が終ったらエクスプローラとアウトルックを同時に起動。
 エクスプローラでトライポッドにアクセスして村民人口を確認し、キリ番でなければ入村します(僕がカウンターを回すのは朝とテレホ直後の1日2回)。掲示板を確認したら、ようやくアウトルックのメールを見ます。
 ここまではもう殆ど無意識に自動化された作業でやっています。
 次にチャットルームを開き入室(今後三分に一度くらいのペースで覗きます)。トライポッドのブラウザをいじってREADME! の正規人口確認。ここから僕の他サイトへの旅が始まります。
 通常、最初に行くのが「SKYBLUE」 これはほぼ変わりませんね。落書き(日記)を見たらそのリンクから「SQUASH TEAM」、続いてリンクから「それ行けまっど研究室」へ。研究室を見たらその次は「宇治IN茶筒」か「こびっとの館」に流れます。そこまで行ったらブラウザを切ります。そうしたら前述のSKYBLUEから 「茶船文庫」ところをチェックしてまたそのブラウザも切ります。
 続いて当村のリンクに戻って、「プ〜ドル広場」そこから「蛍的世界」、ここでもまたブラウザを切って当村の掲示板のレスつけをはじめます  (サイト訪問時に関心があればカキコをつける)。大抵掲示板に書き込んでくれた人のサイトは必ず行きます。
 「真奇一店」「天空の翼」がこの時間帯に訪れます。

 シメは最近だと「太公望の日記的HP」でしょうか。
 その他の友好リンクは適宜見ています。ただ僕が日参している所はこんなもんでしょうか?

(え? メールのレスはいつしてるかって?
 そりゃテレホ外に決ってるでしょう〜)
バカ推薦  一般に私立大学には推薦入学制度というのがある。
 これは優秀なる高校生徒を早めに学校に引き抜く制度なのだが、最近これの存在意義がよくわからない。いくら優秀といっても偏差値50の大学に偏差値60の生徒が志願していくかといえばそんなことはない訳で、結局集まってくるのは入試なんて受けるのも嫌、受験勉強なんてしたくないという一般入試以上にバカな奴が集中している用な気がする。
 2つのエピソードを紹介しよう。
 1つは僕の高校時代の話だ。僕の高校には1学年9クラスで一般クラスが5クラス、付属中学の選抜クラスが2クラス、外部中学の選抜クラスが2クラスあった。僕は進学高校の付属中学進学クラスにいた。はっきりいってエリートクラスで、僕はその底辺にいた。同窓会では序列最下位であり、今なお肩身が狭い。
 それはともかく、我が高校では「文武両道」が校是の癖に完全に文武分割化されていて、諸体育行事でも名前が残っているのだが、不思議とその要員が内外を問わず選抜クラスから出たという話は、あまりに聞かない。
 まあ当然、選抜クラスの方が頭がよく、一説には偏差値が10以上選抜の方が高いという話もあるのだが、学校当局は選抜クラスからは一切推薦入学を認めないという前提で臨んでいるのだ。現実には何人かは選抜クラスから行くのであるが、全体量は圧倒的に比較的質の低い一般クラスからでるのである。
 流石にあんまりバカな奴を推薦すると推薦入試で落ちてしまうし、入学しても素行の悪さから推薦枠がなくなるので出さないが、それでも推薦の名に値しないようなのが出たりする。
 いわんや殆どノーチェックで入れる指定校に至っては色々な噂が乱れ飛んだものだ。実力からでは絶対に入れそうもない奴が、推薦されていたりする。これは本当にわからない事象だ。地元の有力者子弟はかかりやすいね。
 また我が校は生徒の問題(いじめや暴力、犯罪行為など)が極端に少ない今日び珍しい平穏校で知られるが、それでも推薦内定期になると運動部の荒っぽいのが我が選抜クラスに来て、学校の推薦を受けようとする奴を吊るし上げる光景が見れたものだ。

 大学入学後はではどうか、上級校では推薦入試でもある程度選抜が働いて、そんなやばいのは来ないらしいが、僕の通う下位校などは本当に酷い。
 基本的にどんな底辺校でも一般推薦なら一大学に一人は出せる訳でこれを利用してどうしようもない不良校にも1人くらいはいる真面目系を送り込むのである。そして高校の外部パンフレットには「生徒の将来の進路−−○○大学」とか書くのである。
 いや正直云ってそういう推薦できた人は酷いね、総じて。
 僕は大学入学後、一時期ノイローゼになった理由は大学生の異常とも言うべき頭の悪さだ。僕は全く基礎的な中学生レベルの常識もないことに驚いて、どうやって入試を突破したのかと思っていたのだが、なるほどこれで合点がいく。
 そういうバカが大挙して入ってくるようではね…。
 だから僕の大学で商学科が他の学科に比べて際立って質が悪いのも解る。現在一般的に職業高校は質が悪いことをいわれているが、商業高校の連中が推薦(或いは入試で有利とされる社会科に変わる商業科で来る)なんかで沢山習われることを考えればやむをえない気がする。
 はたして推薦に意味はあるのかな、と僕は思いました。
2ch  巨大掲示板、「2ch」の存在を知らないネットワーカーはそういないでしょう。有名所では佐賀のバスジャック事犯「ネオ麦茶」が犯行声明を書き込んだことで有名ですね。一体どれくらいの人が2chに目を通しているか、管理人でさえも把握できないくらいの(スレッドの数さえわからないらしい)総合掲示板サイトです。
 僕はなるべくそういうアブナイところには近寄りたくない、などと思っていたのですが(ここほどネットらしいトラブルが続発するところも珍しい)今では随分ハマってしまいました。これは何が原因か今となっては忘れましたが僕は原則暇人なので暇潰しが端緒なのでしょう。
 当村のリンク先に「NO-TITLE」というサイトがありますが、この人が熱心な2チャンネラーで、その人が日記にによく書いていたので、それで行ったのだと思います(ちなみに彼女はメジャーになる前から通っていたらしい、凄いことである)。
 はじめは「政治思想」「共産」「創価・公明」「ゴーマニズム」などの政局や「警察」「自衛隊」という僕に合わせたお堅い掲示板を見ていたのですが、夏休み以降は「モナー」これ一本です。
 モナーって云うのは文字だけでつくられた絵、すなわちアスキーアート(AAと略される)の中でも2chの中で特化した猫型キャラクターのことです。この他にも色々な亜種や仲間がいるんですがそれらをネタに色々な話をつくっているところですね。
 まあ詳しくはそこにいって貰うしかないんですが、猫好きな僕としては出てくるキャラがとても魅力的で、概して面白い話が多く、暇潰しに利用させてもらっているわけです。
 書き込みはまだしたことがなく延々とROMるだけですが、一人夜、画面に向かって「逝ってヨシ」とか呟いていることに気がつく時、「ああ、俺もハマっちまってるなあ」とか思うわけです。色々な風評を聞きますが、ある程度情報を選別する能力があれば十分利用できます。
 僕は大学でディベートの講義があるんですが、「天皇制の是非について」というテーマでは前述の「政治思想」板から天皇制を補強する根拠論法や「共産」のところで反撃と防御法を探したいと思います。
山田  いや父方の家系に恨みがあるわけではない。ただ漠然とそういうダサい名前が嫌いなのだ。小説や漫画を見てみるといいが、山田といえば大抵鈍臭い運痴なオタクっぽくて理屈が大好きな七三分けの堅物と相場が決っているのだ。
 しかも困ったことにこの「ダサい」「運痴」「生真面目」というファクターはそのまま僕に当てはまるのだ。しかもなお悪いことは眼鏡までかけている。名は体を現すというが僕ほど山田姓に忠実な奴もないだろう。この苗字のおかげで初対面から舐められる、なんとかして先制に一発かまさないと碌なことにならない。
 幸い僕がイジメも受けずに生きてきたのは、まさにこの山田姓のマイナスポイントを熟知し、対応してきたからに他ならない。この如何にも田吾作臭い名前の制で僕は人生をどれだけ損して来たか、考えるだけでも憂鬱になる。
 「人間は外見じゃない中身だ」というファクターが嘘っぱちなのは皆さん御承知の通りだが、この名前問題だって僕は何も悪いことをしていないのに常に他人から一等低く見られる。佐藤や鈴木よりたちの悪い名前である。
 ちなみに山田はありふれた苗字として、しばしば記入例などで、「山田太郎」などと書かれますが、山田姓は一般の人が思っているほど多くありません。ベスト10にも入ってませんよ。山がつく中では山口や山本の方が多いです。まあ彼らにも同情しますがね。
 人間とは思い込みの激しい生き物で、逢う前から名前で先入感を持ったりする。
 山田−−−ダサくて運動が出来なくて生真面目で規則第一。
 そうだよ、それで悪いかよ?

 数年前買ったパソコン雑誌の付録ソフトに簡単な苗字集があった。山田姓にはこうかいてあった。
 「日本人の主食はお米です。
  そのお米を作ってくれた全国の山田さんに感謝!
  誇りを持って生きてください。」

 うるせーよ、バーカ。
女管理人  ネット世界では、一頃に比べれば随分マシになったとも聞くが、相変わらず男女比は女性のほうが圧倒的に少ない。
 よって女性サイトというのは更新の量が同程度の場合男性サイトよりも客が多いのが通例である。極論をいうならコンテンツの更新がなくても掲示板さえレス付けしていれば男性客は離れない。
 ネットに依存するのが、女にもてないオタク系というのは今ではあまり説得力のない言説であるが、しかしネットの特性上、人嫌いな連中にとって大変心地よいコミュニティーであることは違いなくまた匿名という特性を活かして、そういう彼らが跳梁跋扈しているというのもこの世界の特徴である。
 とりあえずここでは荒らしやネットオタクの悪行については論じない。何をいいたいかというと女性管理人のサイトに巣食う、勘違い男どものささやかなナンパである。
 これは見ていれば単なる常連やファンではないことが解り、そのくせ言葉で説明するのは難しいのだが、確かにそういう奴らというのは存在する。そして恐ろしいことに掲示板がそういう複数の男にジャックされている掲示板というのもある。女性管理人翼賛掲示板だ。ハッキリ言って気持ち悪い。世辞と予定調和渦巻く魔窟と呼んで差し支えない。
 これは見ていて大変みっともないし、吐気を催す。いかにも女性に気に入られることを狙った書き込み。過剰な馴れ合い、公園でいちゃついているバカップルにも似た馴合ショー。
 僕はそういうサイトには係わらないし、行きたくもないと思う。
 あ、そういう男のいやらしい(しかしリーガルな)文体というのは出会い系の掲示板なんかで女性の対男友人募集のスレッドに書き込んでいるような文体と思えばいい。解らなければメルフレ募集に女の名前で登録すればいい。猛烈に読める。
 そういう手合の笑えるのはもしこっちが何か書くと敵意をこめた皮肉な横レスをつけたり、とにかく排斥に打って出る。明確な事実誤認などを指摘すると防衛隊気取りでしゃしゃり出てくる。
 まあ社交辞令と思って管理人のほうも、適当にあしらっている場合はいいのだが、酷いのになると一緒に馴れ合ったりしている場合もある。世辞に陶酔してる馬鹿は見ていて可哀想になる。
 また管理人と現実社会で知己の場合、やたら尊大な態度を取る男というのも非常に五十歩百歩で愉快だ。電話やメールで済むようなことをわざわざ書いてプライベートでのつきあいをほのめかし彼女に言い寄る男に対して優越をアピールする奴もいる。彼氏でもないくせに。

 馬鹿な男達、馬鹿な女管理人。
 勝手にしなさい、と思う。



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