特別企画;裁判へ行こう!裁判に行こう!裁判は誰でも見に行くことが出来ます。これは憲法82条で定められているもので、あなたが事件関係者でなくても、報道関係者でなくても、未成年でも、OKです。 裁判では、勿論のことですがドラマではない現実の光景がタダで見られます。 罪を犯してしまった人が手錠腰縄付きで入廷し、検事弁護士が舌戦し、判事が断を下し、人生が決定されてしまう瞬間。 また世にも凶悪な事件を起こした犯人をモザイクなしで見ることが出来ます。「警察24時」系の番組が好きな人にはもってこいのところ。正義は何か、罪とは、罰とは。じっくり思索してみるのはどうでしょう。 本文がその一助になれば幸いです。 *法廷内部裁判所によって若干異なりますが、地元の地裁の刑事法廷はこんな感じです。 ちなみに少し補足すると…… *法廷に入る前に裁判所は基本的に土日祝日年末年始を除いて毎日開廷しています。開廷時間は10時から5時。この間は自由に入ることができます。12時からの1時間は昼休みです(裁判所には食堂もあり、利用は自由)。 服装は別に制限はなく、チーマーの暴力事犯になると派手な格好に派手な頭の傍聴人がいますが、なるべく避けた方がいいでしょう。威圧的な恰好や統一的な服装、腕章やノボリなどは排除されます。 裁判所では民事法廷と刑事法廷が分けられています。別にそう書いているわけではないのですが(101法廷、のような名前があります)大体の区分けはしっかりとしています。それは法廷の前に貼ってある「事件表」を見れば解ります。 事件表とはその法廷でその日、どんな事件が行われているか書かれている一覧表です。刑事事件の場合、時間・被告人・罪状・内容が書かれています。 例)
複数の法廷の事件表を見て回って一日の予定を立ててもいいでしょう。この予定の段階でありますが、別に最初から最後まで裁判につきあう必要はありません。途中入場、途中退出もOKです。但し、一回出たら戻らない方がいいようです。秩序を乱すとして、廷吏に注意を受けます。 さて、傍聴する裁判を決めたら五分前には入った方がいいでしょう。もちろん、傍聴人出入口から。途中入場する場合は、覗き窓で空いた席があることを確認してから入った方がいいと思います。またこれも、何度もやっていると廷吏に怒られます。 |