C-0013 Windows 95/98 の起動画面の変更
- 1999/3/19
- 12/14
- 2001/12/27
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Windows の起動画面というと、あの旗のようなロゴが空を舞っているヤツが標準ですが、実は起動画面・終了画面に表示される画像は変更できます。フリーソフトで以下の手順を自動的に処理してくれる物もあります( LogoChanger 、窓の手など)が、ここでは自分で手作業で変更する方法を紹介します。
画像自体は、普通のビットマップファイルです。起動ドライブのルートディレクトリにある「 logo.sys 」、 Windows ディレクトリにある「 logow.sys 」「 logos.sys 」が、その画像の本体で、その内容は、例えば起動ドライブがCの場合はこのようになっています。
- c:\logo.sys
- 起動時の画面( Windows 98 の場合、標準ではこのファイルは存在しません。システムファイル中に含まれているようです。)
- c:\windows\logow.sys
- 「しばらくお待ち下さい」の画面
- c:\windows\logos.sys
- 「電源を切る準備ができました」の画面
これを置き換えることで起動・終了画面の画像を変更できます。
実際の手順(機種別)
手順は以下の通りです。
PC-9800 の場合
- 640×400 のサイズの画像を作成する。
- 画像を Padie などを使用して 16 色に減色して、 16 色非圧縮 BMP 形式で保存する。
PC-9821 の場合
- 640×480 、 800×600 、 1024×768 など、デスクトップでよく使われる 4:3 の比率で( PC-9800/21 の場合は 640×400 )画像を作成する(どんなツールを使っても構わない)。
- 作成した画像のサイズを480×640に縮小し、 Padie などを使用して 16 色に減色して、 16 色非圧縮 BMP 形式で保存する。(ファイルサイズは 125KB になる)
IBM PC/AT 互換機( DOS/V )や PC-98NX の場合
- 640×480 、 800×600 、 1024×768 など、デスクトップでよく使われる 4:3 の比率で( PC-9800/21 の場合は 640×400 )画像を作成する(どんなツールを使っても構わない)。
- 作成した画像のサイズを400×320(画像は縦長になるが、これで良い)縮小して、 256 色非圧縮 BMP 形式で保存する。(ファイルサイズは 126KB になる)
※一旦フルカラー BMP で保存して、 Padie などを使用して256色に減色すると、お絵描きツールで256色で出力するよりも綺麗にできあがります。
この後、できあがったファイルの名前を変更したいもの(例えば「 logo.sys 」)に変えて、元のファイルに上書きします。後は再起動すれば、起動・終了画像が変更されているのが確認できます。