N-0006 HTML メールは迷惑だッ!!

ここに掲載している情報は間違っている可能性が非常に高いので、信用してはならない。これらの情報を信用してアナタが不利益を被ったとしても、それは全てアナタの責任である。

OutlookExpress ( Outlook )や NetscapeMessenger などをご利用の皆様。 HTML メールのご利用は、なるべくお控え下さい。っていうかうっとうしいのですぐにやめてください。

と言われても何が何だかわからない人は結構多いと思いますので、とりあえず

Outlook Express ( Outlook )の場合

画面写真1 「ツール( T )」→「オプション」でこのようなウィンドウが開きます。「送信」タブの中の「メール送信の形式」の部分を、「テキスト形式」にチェックを入れておいて下さい。

NetscapeMessenger の場合

画面写真2 「編集( E )」→「設定( E )」で設定ウィンドウが開き、「メールとグループ」→「書式」とさらに開いていくと、このような設定画面が現れます。ここで、上で囲ってある部分にチェックを入れておいて下さい。

少なくとも、これでメールの送信相手に不快な気持ちをさせずにすむでしょう。

解説―なぜ HTML メールはいけないのか?

「 HTML メール」と言ってもピンと来ない方、多いんじゃないでしょうか。

E-mail ――つまり電子メールは、プレーンテキスト(純粋な文字情報)だけをやりとりするものです。それは、現在でも変わっていません。文字のサイズや色を保存するには別途書式データが必要となるため、 E-mail ではやりとりできないのです。

ここで、 OutlookExpress などのメジャーなメーラーを使っている人は不思議に思われるでしょう。「ちゃんと、文字の色やサイズが設定できるじゃないか。」と。

実はこういった書式付きのメールは、内部的には HTML 文書で記述されているのです。 HTML 文書では、<b>や<font size="XX">といった「タグ」というもので文字列を挟み込むことで、いろいろな書式を設定することができるため、 Web ページを作るのに広く普及しています。これを利用して E-mail でも多彩なレイアウト表現をできるようにしたものが、「 HTML メール」という物なのです。

この「 HTML メール」、 OutlookExpress や NetscapeMessenger などの対応メーラー同士でやりとりする分にはいいのですが、 AL-Mail や Becky! などの非対応メーラーでは非常にうっとうしく感じられてしまうのです。

これらのメーラーで HTML メールを開いてみると、プレーンテキストで記述された本文に HTML 文書が添付されている、という事実がよく分かります。

M さん(仮名)、勝手に公開してすみません (^_^;) これはシェアウェアの「 Becky! 」の画面写真です。右にある赤で囲った「 XXXX.htm 」という添付ファイルが HTML メールの実体(その下にあるのは他の添付ファイル)、下の赤で囲った部分が、それを表示した状態です。

これを見るとよく分かりますが、中央の「メール本体」と下の「 HTML メール」には、全く同じ内容が書かれています(本文に同じ内容を記述して送信するかどうかは、メーラーによって異なる。尚、 OutlookExpress ではデフォルトでそのように設定されている。)。無論、本文の方は書式情報が入っていないわけですが、肝心な「内容」だけ伝えることを考えれば、凝ったレイアウトなどあってもなくてもどうでもいいということが言えます。むしろ、仕事などで使うときは全くの無駄であると言っても過言ではないでしょう。

よっぽど凝ったレイアウトにして、「レイアウト自体を相手に見せることが目的」という場合以外は、 HTML メールは非対応メーラー利用者にとっては「メールサーバーの容量を喰う」「ビューワーを開くのに時間がかかる」だけの邪魔者でしかありません。少なくとも、文章だけを伝えたいときには HTML メールは使用しないようにしましょう。また、メーリングリストなどに参加しているときも、 HTML メールはやめておいた方が無難です。メーリングリストで HTML メールを使うと、参加者同士の関係悪化を招くこともありますので……。

余談。世の中には、こういった HTML メールを使う人を「礼儀知らずな初心者」として、 HTML メールは全て受け取り拒否・あるいは読まずにゴミ箱へ直行してしまう人もいます。こういった姿勢はどうかと思いますが、そう思わせるほどに迷惑な HTML メールですから、使わない方がイイと自分は思います。