昔のちゆニュース

(ちゆニュースの過去ログです)


◇平成14年3月◇

03日【文化】ハリケンジャーとJ太郎
06日【文化】エニックスお家騒動の顛末
15日【時事】韓国で催眠捜査
20日【時事】野菜が暴落
22日【文化】フランス書院、Zコミックスを創刊
27日【文化】筋肉番付にガオレッドが出演


平成14年3月3日 ハリケンジャーとJ太郎

 2月3日のニュースで、最終回直前の「百獣戦隊ガオレンジャー」のお面が、近所の駄菓子屋さんで150円値引きされたとお伝えしました。
 しかし、すでに世間の興味は新番組に移っていたらしく、1ヶ月経った今でもまったく売れる気配がありません

この状態で放置プレイ継続中

 「お願いだから買ってくれよ」「忘れないでくれよ」 …そんなお面の声が聞こえてきそうです。
 もうしばらくしたら、誰に買われるでもなくひっそりと店頭から姿を消すのでしょうけれど。

 一方、同じく2月3日に「大量に売れ残っている」と報じた近所のダイエーの超合金ガオファルコンは…。
 ついに戦隊の棚をハリケンジャーに占領され、おもちゃの墓場・叩き売りワゴンに移されてしまいました。

お友達は仮面ライダーG3

 誰が置いたのか、ちびまる子ちゃんのお面が哀愁を感じさせます。

 しかし、終わった番組の商品だからと言って、すべてがワゴンに回されるわけではありません。
 「仮面ライダー」の棚では、新シリーズが始まったにも関わらず、いまだに前作のグロテスクな中年ライダー破格の待遇で陳列されています。

 さて。

 そんなこんなで、今週の「忍風戦隊ハリケンジャー」は第3話「ニセモノと60秒」でした。
 ハリケンジャーの各話サブタイトルは必ず「○○と○○」にしなければならないらしく、今後も意味不明なタイトルが多くなりそうです。

 しかし、古くは「スパイダーマン」の第25話「犬と秘宝と複製人間」から「超光戦士シャンゼリオン」の第31話「羊とパイと現金と」まで、特撮ではむしろ伝統
 戦隊シリーズでも、「忍者戦隊カクレンジャー」の第17話「魔剣とパンツ!!」、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の第38話「無限連鎖と孫と柿」などがありました。

 ともあれ、第3話の見所は巨大ロボ・旋風神ハリアーの軽快な動き。かかと落としを使う巨大ロボの雄姿は、本気でかっこよかったです。

 また、カルト誌「ガロ」での漫画連載、映画出演、深夜番組「トゥナイト2」のレポーター、プロレスの解説などで知られ、2chではSMAPの稲垣くんより格好いいと言われる杉作J太郎さんが、売れっ子プロデューサー役でゲスト出演
 朝7時30分からのヒーロー番組なのにまるで深夜番組という、不思議時空を演出していました。

 ネットアイドルちゆはハリケンジャーを応援しています。


平成14年3月6日 エニックスお家騒動の顛末

 昨年9月29日のニュースで、「少年ガンガン」お家騒動について、ご紹介させて頂きました。

 エニックスは、「少年ガンガン」「ガンガンWING」「ステンシル」「Gファンタジー」などの月刊漫画誌を出しています。
 ところが、「少年ガンガン」の元編集長が、上記4誌の人気作家を10人以上引き連れて別の会社を設立。新雑誌「コミックブレイド」を創刊しました。

 時を同じくして、エニックス作家陣で唯一納税額が1億を超える売れっ子・「最遊記」の峰倉かずや先生も一賽舎の新雑誌作品ごと移動
 立て続けに漫画家に逃げられるのは、やはりエニックス側に何らかの問題があるからかも知れません。

 ともあれ、「少年ガンガン」はテコ入れで対抗。往年の人気漫画「南国少年パプワくん」の復活、「ハーメルン」作者の新連載など、昔のファンの呼び戻しにかかります。
 また、「鋼鉄天使くるみ」「魔法少女猫たると」の介錯先生・「羊のうた」で一部ファンの絶大な支持を受ける冬目景先生を引っ張ってくるなど、オタク層の呼び込みにも余念がありません。

 一方、新創刊「ブレイド」の目玉は、人気漫画「まもって守護月天!」の続編。
 元々「少年ガンガン」で連載していたのですが、ある日突然連載がお休みに。少し待ったら再開するのかと思いきや、作者が別の漫画の連載を始めてそれっきりほったらかしにされた漫画です。

 果たして、「ブレイド」が「ガンガン」を超えるのか、それとも「ガンガン」が盛り返すのか…。主に野次馬的な視点から「ブレイド」は大きな注目を集めました。
 ところが、先月末。実際に発売された「ブレイド」には、こう記載されていました。

 「企画プロデュース・エニックス

 同人誌生活文化総合研究所さんの2月21日によると、エニックスが訴えを起こし「正式に謝罪を受け」「株式50%を取得することで和解」していたそうです。
 いちおう「和解」とされていますが、実質的にエニックスが子会社で新雑誌を1つ作った形。漫画で競う以前に、大人の対応で「ブレイド」の完全敗北です。

 ともあれ、「ブレイド」創刊号の見所はこの辺でしょうか。

「月刊コミックブレイド」創刊4月号88頁

 …14歳レイプ。作者は「ガンガンWING」に連載していた頃、巻末のコメントに「どこまでやってよいのでしょうか」と書いておられましたが、ここまでやってしまいました

 なお、目玉の「守護月天」と一部でパクリ疑惑が囁かれる「悪魔狩り」の続編は、前作を知らないひと置いてけぼり
 エニックスの漫画誌の読者でなければ、何だかよく分からない雑誌かも知れません。

 ネットアイドルちゆは「コミックブレイド」を応援しています。


平成14年3月15日 韓国で催眠捜査

 松岡圭祐さんという小説家をご存じでしょうか。代表作は、映画化もされた「催眠」「千里眼」。シリーズ累計で200万部近く売れているそうです。
 そんなベストセラー作家の松岡さんですが、数年前は深夜のエロ番組でよく見かけました。

 股間に風船が入っているという暗示で女性の足を開かせたり、年齢退行の暗示で幼女時代のお医者さんごっこの記憶を思い出させたり…。
 そんなエロ催眠をジッポライターの炎でクールにかける、皮ジャンを身にまとった身長180cmのナイスガイが松岡さんでした。

 特に、毎週毎週松岡さんが催眠で女の子を悶えさせるだけの番組「A女E女」は、当時の土曜深夜の王者「ギルガメッシュないと」を抜く驚異的な視聴率を記録。
 ネタが尽きた苦し紛れに催眠術で幽体離脱していたミスターマリックなどより、よほどサイキックエンターティナーしていました。

 …そんなこんなで品性下劣な深夜番組のイメージがある「催眠」ですが、韓国では数年前から催眠捜査なるものを公式導入。
 朝鮮日報の報道によると、先日も、捜査が難航する銀行強盗事件で目撃者に催眠捜査を行ったそうです。

 これについて、当サイトの掲示板で「ねつ造しほうだいでは?」という疑問が出ていたので、少し考えてみたいと思います。

 さて、催眠と聞いて、私たちが真っ先に連想するのは「矢追純一UFOスペシャル」でしょうか。

 やせこけた二足歩行のウーパールーパーみたいな宇宙人の手で鼻に変なものを埋め込まれたり
 「数十年後には地球は死の星に」という環境保護団体の啓蒙ビデオみたいな映像を見せられて宇宙人にお説教されたり

 …そんな感じの宇宙人に誘拐された記憶を、催眠で思い出す怪しい外人の皆さん。ところが、そうした証言は矢追先生が信じているほど正しいわけではありません。

 催眠状態では、「自分の経験」と「本で読んだこと」や「勝手に想像したこと」の区別がつかず、テレビで観ただけのUFO誘拐談を自分の体験として「思い出して」しまったりします。
 米国では、別に虐待されていないのに催眠で性的虐待の記憶を「思い出し」、親に対して訴訟を起こすような事例も起こっているそうです。

 ですから、催眠で出てきた記憶は証拠にはなりません
 しかし、ひき逃げ車のナンバーを催眠で思い出させ、その車を調べて確実な証拠を見つけるなど、捜査の手がかりとして催眠を利用することはできます。

 記事を読む限りでは、韓国の催眠捜査もそうした補助的な手段のようなので、たぶん問題はないと思います。
 …これが北朝鮮の話なら、偉大なる総書記様を冒涜した記憶を催眠で引き出して処刑とかしていそうですが。

 ネットアイドルちゆは韓国を応援しています。


平成14年3月20日 野菜が暴落

 昔は1冊320円くらいで買えた気がするジャンプコミックスも、今では410円
 そんな感じで、課長・部長・取締役と出世していく島耕作のように、本の値段は確実に値上がりしていきます。

 ところが、お野菜の値段はそれと違います。
 「会社をやめて再就職を目指すも不採用通知が山のように届く」というエピソードが最終回だったサラリーマン金太郎のように、山あり谷ありで上下します。

 もっとも、お野菜の値段など、スーパーの閉店間際に駆け込んで半額シールの付いたお惣菜パックを買い漁るような食生活を送っている方には関係ありませんが…。
 その辺を通り越してキャベツとマヨネーズだけで生活しておられるような方にとっては死活問題です。

 そういえば、関係ありませんが、ちゆのお友だちの新興宗教やってる人も、3食ポテトチップスで済ませていたら1年くらいで倒れて入院してしまいました。

 そんなこんなで、今はお野菜が安いです。先日の朝日新聞夕刊の一面にも、大きく「野菜暴落」と報じられました。
 記事によると、「暖冬で生産量が増えた」&「狂牛病で肉の付け合せ野菜が敬遠された」のダブルパンチが原因だそうです。

 そうそう。食べ物と言えば、O157の時に「まだ分からないけどカイワレ大根が怪しいよ」と公表されて「名誉を傷つけられた」として農家の方が国を訴えた件の、地裁判決が出ました。
 「原因はカイワレ大根で確定という印象を与えた国が悪いから、損害賠償を払ってね」とのことです。

 農家の方は、「今後、同じようなことが起きても、調べて確実になったことだけを公表して欲しい」とコメント。
 でも、そんなことを言うとまた国が情報を隠して出なくていい病人が出そうなので、今後も懲りずに損害賠償覚悟でビシバシ公開して欲しいと思いました。

 ネットアイドルちゆは、農家の方々を応援しています。


平成14年3月22日 フランス書院、Zコミックスを創刊

 エニックスは「少年ガンガン」を創刊する前、才能ある新人を発掘するため「エニックスファンタジーコミック大賞」を開きました。
 そこで優秀賞を受賞したのが、「Z MAN」という漫画でした。

 審査員評では、いのまたむつみ先生が「アイデアもひねり過ぎ、絵も描き込み過ぎ」とコメント。石ノ森章太郎先生にも「熱意のあまり見づらいです」とシメられました。
 ちなみに、大賞をとった「ハーメルンのバイオリン弾き」も、松本零士先生に「バイオリンがギターに見える」とツッコまれています。

 ともあれ、そんな経緯で「Z MAN」は「少年ガンガン」に連載を開始。無駄な熱さと突き抜けた勢いで、雑誌の黎明期を支えました。
 さて、この漫画の主人公は、記憶喪失で自分の名前を忘れています。そこで、ヒロインが名前を付けてくれるのですが…。

「Z MAN」第1巻41頁

 名前がないから「ナナシさん」。いくらなんでも安直過ぎます。……これが一発ネタではなく、4年に渡る長期連載の間ずっと「ナナシさん」「ナナシさん」と呼ばれ続ける主人公が気の毒でした。

 その他、最初はロリコンキャラだったアジャンタさんが、物語が進むにつれて老けていったのも印象的です。

「Z MAN」第2巻78頁 「Z MAN」第10巻39頁
2巻のアジャンタ 10巻のアジャンタ

 さて、その「Z MAN」の作者・西川秀明先生は、「エニックスファンタジーコミック大賞」受賞以前から、まみやこましという名前で18禁エロ漫画を描いておられます。
 最近、そんな先生の昔のエロ漫画が、フランス書院の「Zコミックス」に再収録されました。「Z MAN」そのままの絵柄のエロ漫画もあり、未読のファンの方にはオススメです。

 また、2月26日のニュースでも触れましたが、10年ほど前はエロ漫画への風当たりが強かったため、自主規制で巨大な修正を入れられていました。
 ところが、今回の「Zコミックス」版では、その「消し」が極小サイズに。旧版をお持ちの方にも一見の価値がありそうです(旧版との比較←エロ画像有り、お子様注意)。

 ネットアイドルちゆは西川秀明先生を応援しています。


平成14年3月27日 筋肉番付にガオレッドが出演

 先日、「百獣戦隊ガオレンジャー」で女幹部を演じていた方がヘアヌードになりました。
 また、ここ2〜3年のオバサン層を中心にした特撮人気に便乗して、仮面ライダーG3が2時間ドラマでホスト役を演じたりしています。

 しかし、多くの特撮出演者は、そのような話を聞くこともなくひっそりと芸能界から消えていきます
 「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のピンクがミニスカポリスのオーディションを受けて落ちたなど、悲しいウワサを耳にすることもあります。

 ところで、戦隊出身の有名人と言えば、「忍者戦隊カクレンジャー」でブラックを演じたケイン・コスギさんでしょうか。
 カクレンジャーでは、ショー・コスギとの夢の親子対決などもありましたが、当時の彼は満足に日本語がしゃべれず、ちゆはてっきりそのまま消えていく人だと思っていました。

 しかし、その後も彼は第1話だけ視聴率30%を越えたアホドラマ「聖龍伝説」に出演。
 またしてもショー・コスギとの夢の親子対決をしたり、やっぱりカタコトの日本語で「オレのコブシが泣いてるゼ」などの珍台詞を吐いたりしていました。

 そうして着実にハリウッドのアクション・スターへの道を歩むケイン・コスギさんは、続いて「筋肉番付」に出演。
 20段以上の跳び箱を跳んだり、3分間で200回近く腕立て伏せをしたり…。気が付けば、ワキ毛丸出しの筋肉誇示ポーズで「小学5年生」の表紙を飾る人気者になっていました。

 そんな「筋肉番付」に、「星獣戦隊ギンガマン」のブルーを演じた照英さんも登場。昨年春の特番では、僅差でケイン・コスギさんを破って優勝しました。
 そうして、戦隊OBの活躍の場と化した「筋肉番付」。27日に放送された「スポーツマンNo.1決定戦」では、参加者14名中、4人が特撮出身者でした。

 「星獣戦隊ギンガマン」ギンガブルー(照英さん)
 「未来戦隊タイムレンジャー」タイムレッド(永井大さん)
 「百獣戦隊ガオレンジャー」ガオレッド(金子昇さん)
 「仮面ライダーアギト」仮面ライダーG3(要潤さん)

 一身上の都合で芸能活動を停止して教職取得に向けて頑張っていたハズのタイムレッドも、そ知らぬ顔でブラウン管に復帰しておられます。

 この番組内でも、タイムレッドが跳び箱をジャンプする瞬間にアナウンサーに「タイムレンジャァァ!」と絶叫されたり、芸名より役名で呼ばれる特撮軍団。
 跳び箱の記録は次のような感じでした。

 ギンガブルー:19段
 タイムレッド:18段
 ガオレッド:17段
 仮面ライダーG3:13段

 また、ガオレッド対タイムレッドという夢の対決も実現。
 「『タイムレッドよりガオレッドの方が弱ぇ〜』とか、子供に言われたくないですね」。…そうコメントしたガオレッドがふんばり、僅差でタイムレッドを破りました。

 なお、「仮面ライダーアギト」劇中では豆腐をハシでつかめない・栗の皮がむけないなどの弱点があったG3。
 今回の番組でも、あれは演技ではなく素だったと思わせる不器用さを見せてくれました。

 そして総合成績では、タイムレッド(永井)が前回チャンピオンのギンガブルー(照英)に迫る勢いを見せますが…。

 レポーター「永井さんとか、かなり早く来てるじゃないですか。気になります?」
 ギンガブルー「全然

 番組冒頭のナレーションから、「今、覇権は照英のもとにある。しかし、時代はまた新たなるヒーローの出現を待ち望んでいた」と言われていたギンガブルー。
 番組内ポジション的に、今回は悪の大魔王扱いでした。

 結局、タイムレッドの追撃も及ばずギンガブルーの2連覇に。
 しかし、変身ヒーローと生身のスポーツマンの違いこそあれ、特撮ヒーローの雄姿を再びテレビで拝める番組。この調子で続いて欲しいです。

 ネットアイドルちゆは、今でもガオレンジャーを応援しています。



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