bigint.js v0.5 beta9
2003-12-27
前回からの更新
- 2進展開がIEで約2倍、Mozillaで数倍高速化。
- toString は2~36進の任意の基数で巨大整数をかなり高速に展開できる。
- 法295桁以上の剰余演算のアルゴリズムを修正。数倍、高速化。
-
295桁以上(typeS)と15桁以上(typeF)の両方で割り算のアルゴリズムを改善。2倍~数倍の高速化。
例えば、1909桁の3**4000を1691桁の7**2000で割る計算(商と余り)が1秒以内([Demo1])。
5000桁÷2500桁程度の割り算が10秒以内。
- セッション鍵の行列要素の偶奇をランダムにした。
使い方
最初に鍵ペアを作ってみてください。
次にそのうちの公開鍵を使ってテキストを暗号化してみてください。
最後に秘密鍵で暗号を解除してみてください。
鍵生成のとき、IEはステータスバー、MozillaはProgressフィールドに進行状況を表示します。
-はエラトステネスのふるいではねられた。
*はふるい通過。^は強擬素数テストに1回通過。
- [Key Generation] で鍵ペアを新規に生成します。既存の鍵を鍵フィールドにペーストすることでもOKです。
- [Key Info] は一つまたは両方の鍵フィールドに今ある鍵の情報を調べます。
- [Encrypt] は今 Public Key フィールドにある鍵を使って Input フィールドを暗号化します。
-
[Decrypt] は今 Secret Key フィールドにある鍵を使って Input フィールドの暗号を解除します。
暗号化したときの鍵に対応する秘密鍵が必要です。
[index]