戦争の遊び方
『戦争』とは?
同時にカードを出して強弱を比べるゲームです。誰かと同じカードを出すことが勝利につながる、異色のバッティングゲームでもあります。弱いカードでもバッティングさえ起こせば最強のジョーカーすら無意味にできるのが面白いところです。
通常のトランプでは完全に運でカードが決まりますが、鷲巣トランプを使うと、いくらか狙ってカードを出せるようになります。
- 人数
- 2人以上
- 使うカード
- 52枚+ジョーカー
- カードの強さ
- 強い方から、ジョーカー、A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2 の順番
遊び方の手順
鷲巣トランプは通常のトランプと組み合わせて遊びます。組み合わせ方は3つあります。
- @トランプの1つの絵柄を鷲巣トランプに交換
- Aランダムな絵柄の13枚を鷲巣トランプに交換
- B通常通りのトランプに鷲巣トランプを追加する
まず鷲巣トランプを使わない場合の遊び方を解説し、続いて組合せ@ABについて、それぞれ遊び方を解説します。
通常のトランプで『戦争』を遊ぶ
- 全てのカードを裏向きでテーブルに広げ、場札とします
- 全員、裏向きのまま、場札からカードを1枚選びます
- 「せーの」といいながら、全員同時に選んだカードを表にします
- カードの数字が全て異なる場合は、最も強いカードを出したプレーヤーが勝ち、このターンに表にしたカードを総取りします
- 同じ数字のカードが出た場合は、同じ数字を出したプレーヤーだけで戦争(=延長戦)を行い、戦争の勝者がこのターンに表にしたカードを総取りします
- 複数の数字がかぶった場合は、最も大きな数字かぶりを出したプレーヤーだけで戦争を行います
- 戦争の参加者は、裏向きのままカードを選択し、「せーの」といいながら同時にカードを表にして、数字を比べます
- 戦争は、1人の勝者が決まるまで続きます
- 戦争中に場札が戦争参加者より少なくなった場合、そのターンに表にしたカードは全て捨て札となり、誰のものにもなりません
- テーブル上のカードがプレーヤーの人数より少なくなったらゲーム終了です
- 最も多くのカードを獲得したプレーヤーの勝利です
組合せ@で『戦争』を遊ぶ
- トランプの1つの絵柄を鷲巣トランプに交換します
- 2〜8の鷲巣トランプはいつでも自由に選べます
- 競合し、相談で決着できない場合は、ジャンケン等で選択者を決めてください
- A、9〜Kの鷲巣トランプは、最初のターンには選べません
- A、9〜Kの鷲巣トランプは、2ターン目以降、前のターンで戦争に参加できなかったプレーヤーの中で、最も弱い数字を出したプレーヤーだけが選ぶことができます
- 鷲巣トランプで出した数字が最も弱い数字だった場合も含まれます
- 戦争でA、9〜Kの鷲巣トランプは選べません
- テーブル上の通常トランプと2〜8の鷲巣トランプの合計枚数がプレーヤーの人数を下回ったらゲーム終了です
この他は通常のトランプで『戦争』を遊ぶ手順と同じです。
いったん最下位となることで「次のターンに鷲巣トランプを使える」のですが、狙って最下位になるのは意外と難しく、そうまでして鷲巣トランプを使っても、それで勝てるとは限らず……。ぜひ、いろいろ挑戦してみてください。
組合せAで『戦争』を遊ぶ
その他は組合せ@で『戦争』を遊ぶ場合と同じです。
組合せBで『戦争』を遊ぶ
その他は組合せ@で『戦争』を遊ぶ場合と同じです。