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掲示板 スレッドNo.29
- No.77 質問 by 竣 [203.211.35.82] 2007/08/18 (Sat) 15:47
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作文何書けばLILIの〜!?
- No.80 New! by deztec [60.254.222.14] 2007/08/20 (Mon) 14:57
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タイトル「夏休みについて」
文部科学省が定める学習指導要領には、意外にも長期休暇に関する規定は存在しない。教育機関の夏季休業、一般に「夏休み」と呼ばれるものには、明確な法的根拠がない。
夏休みの期間を定めているのは、教育委員会だ。教育委員会は各都道府県および各市町村に設置されているが、夏休みは各市町村の教育委員会が決める。そのため、稀なことではあるが、同じ県内でも町が違えば夏休み機関が異なる場合がある。
夏休みに法的根拠がないことは既に書いたが、じつは夏休みがなく、「秋休み」を設定している学校もある。もとは稲の刈り取りなど農作業の手伝いのための休業で、現在の9〜10月頃に設定されていたという。現在では、旧暦の秋の始まりである立秋以降の、一年で一番暑い約1ヶ月間の休業を秋休みと称するようだ。
そもそも夏休みはどうして生まれたのだろう。炎天下で仕事をする農家に、夏休みはなかった。夏休みは都市部で始まった風習で、お盆の行事に参加するため、奉公先から暇をもらって実家へ帰るための休暇だったらしい。これは現代でも、企業の夏休みがお盆の時期に集中する習慣として残っている。昔は盆暮れの休みといって、お盆と年末年始の他に、奉公人の休日はなかった。
一方、日本の学校の夏休みは、海外の制度を真似したものだという。欧米諸国では9月から新年度になり、その前の1〜3ヶ月が長期休暇となっている。なぜこれほど長いかというと、大学の制度を小中高校でもそのまま使っているのだという。
大学は教育機関と研究機関を兼ねている。教授たちは、学生を教えるばかりで忙しくては研究が進まないので、授業期間と研究に集中する期間をそれぞれに用意した。つまり、夏休みは研究のための期間であって、休む期間ではない。
小中高校の先生方はみな高等教育を受けた人たちなので、大学時代の習慣で小中高校にも長期休暇制度を持ち込んだ。じつは、長期休業は先生方の研修期間ということになっていて、休みではない。
無論、学校の先生にもお盆休みはあって、この時期だけは本当に「休み」だ。たいていの学校が、お盆の時期だけは校門を閉め、出勤を禁止して、職員室にも鍵をかける。逆にいうと、その他の平日は、先生方にはちゃんとお仕事がある。
結局、「暑くて勉強なんかやっていられないから夏休み」というのは俗説らしい。夏休みなのに宿題がこんなにたくさんあるのはおかしい、などとボヤくクラスメートは珍しくないが、勘違いがあるようだ。
学校の夏「休み」とは、単に授業がないという意味でしかない。先生方は2学期以降の授業の研究をし、児童・生徒は自学自習で1学期までの復習をやる。そういう期間なのである。
暑い中、多くの人々がお仕事を頑張っている。毎朝新聞が届き、電車が走る。テレビ局も休まない。暑いからといって、お勉強ができないわけがない。私も頑張らないといけないと思う。
*以上、原稿用紙3枚半程度。内容は話半分に読んでください。ポイントは、何かについていろいろ調べて、それで字数を稼ぐこと。自分の意見はちょこっとだけ書けばよい。意見だけで原稿用紙何枚分も書けるわけがない。意見を書こうとするから、難しいわけです。雑学知識、あるいは体験談を延々と書く。意見は一言か二言だけ書く。これが鉄則です。
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