WindowsXP について書きます。
上記文書で紹介されている方法はIE6でも有効です。簡単にこちらでも紹介しておきましょう。
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\AdvancedOptions\BROWSE\Bakera]
"RegPath"="SOFTWARE\\Microsoft\\Internet Explorer\\Main"
"Text"="スタイルシートを使用する"
"Type"="checkbox"
"CheckedValue"="yes"
"UncheckedValue"="no"
"ValueName"="Use StyleSheets"
"DefaultValue"="yes"
で、このときに問題となるのがシェルと IE の統合ってやつです。WindowsXP ではフォルダウィンドウやアクティブデスクトップ、タスクツールバーなどに IE が使われています。それは別にいいのですが、問題なのはおかしな HTML と無茶な CSS で見た目を制御していることです。そのため、CSS を無効にすると、いずれも表示がひどいことになります。
もちろん、フォルダオプションやらカスタマイズやらを頑張れば、ある程度まで対処できます。しかし、レジストリをいじれば、一貫した操作によってシェルと IE の統合を無効化できるのです。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
を開くところで、Windows 標準のファイラー(Explorer)は使いにくいと思います。とくに縮小画像の表示機能は重過ぎてダメです。その上 IE との統合を無効化すると、いっそう使いにくいでしょう。レジストリをカスタマイズするついでに、ファイラーと画像ビューワを新しくすることをお勧めします。
ツリービュー付の2画面ファイラーです。2画面ファイラーは数あれど、ツリービュー付のものは他に知りません(世評の高い Servant Salamander にもツリービューがない)。ちなみに1画面ファイラーでツリービュー付のは腐るほどあります……。2画面ファイラーは、最低限の使い方をするだけでも明らかに便利です。これに慣れたら、もう Explorer には戻れません。
その他、私がよく使う機能としてはテキスト検索があります。検索専用ソフトと比較すれば貧弱ですが、大抵の用は足ります。Windows 標準の検索よりはずっと速いですし。逆に付属の画像ビューワは使っていません。
私は 2xExplorer を常用ファイラーとしつつ、ViX を適宜併用しているのですが、もしひとつだけソフトを導入したいということであれば、迷わずこちらをお勧めします。ViX があれば Explorer は不要です。そして Windows 標準の画像ビューワともおさらばです。何せ圧倒的に軽い、速い、そして機能が段違いに豊富なのです。ViX を使っていると、Microsoft は一体何をやっているのだろう? と思います、ホントに。
ViX を常用ファイラーとする場合には、プラグインだけ入手すればOKです。2xExplorer を常用するなら、標準の画像ビューワとして Susie 本体も導入しておいた方がよいと思います。Windows 標準の画像ビューワより高速で動作します。
複数の画像を同時に閲覧できますが、ファイラー的な操作はやりにくいのでご注意ください。用意されている機能は豊富ですが、それらは ViX に任せましょう。画像ファイルをダブルクリックした際に呼び出される、簡易ビューワの代替として使うと、ViX とうまく棲み分けできます。
対抗ソフトに IrfanView32 がありますが、私は Susie を推します。Susie プラグインは国産ソフトで広く用いられています。IrfanView32 もプラグインで対応ファイルが増えますが、この手の追加プラグインを複数管理するのは煩雑です。また ViX と併用するなら省機能(っぽい)設計のインターフェースを持つ Susie の方が役割分担が明確で、使用時に迷いが生じにくいでしょう。逆に IrfanView32 を使い倒すなら ViX と Susie は不要でしょう。