本日午後、労組は予告通りにストを打った。私のような非組合員は、製造現場などにはほとんどいない。ガランとした工場は声がよく響いて、なんだか楽しい。
ストだからといって、組合員が楽をできるというわけではない。工場の屋上に集まって、労組の偉い人の演説を延々と聞かされ、「ガンバロー」の大音声とともに何度もこぶしを天に向かって突き上げなければならない。組合員にとっては闘争も仕事の内とはいえ、いやはやお疲れ様です。