内部の図解や写真が豊富で面白かった。CELLの冷却に大きなヒートシンクが必要で、ゆえにチューナー部がかなりのサイズとなってしまうみたい。で、液晶パネルが55型になって、価格は100万円前後になるそう。
直感的には、なんか「違う」感じがしないでもない。
たしかに大画面のテレビをほしがる人向けの機能も多いのだけれど、全番組を録画して検索・視聴する、とか、高速でチャンネルを切り替える、といった機能は、どちらかといえば小さめの画面でテレビを見る人の方が、強く実現を希望しているのではなかろうか。
とはいえ、20型程度のテレビで「37万円です」といわれても買う人が少ないのだろうから、仕方ないね。7万円と30万円の比較だと、勝負にならない。70万円と100万円の比較なら、どうにかならないでもない、という感じか。
「この機能に30万円払えるか?」という問題の根本は同じなんだけどね。客層が違うということかな。
消費電力は320Wとのこと。初代PS3の消費電力がゲームプレイ時に200W程度(電源容量は380W)だったから、やっぱり液晶パネルが相当に大型化しないと、こうした面でもバランスが取れないのかもしれないな。
個人的には、それでもやっぱり、「液晶パネルは選択制」みたいな売り方も検討してほしいと思う。