趣味Web 小説 2009-12-05

memo:初めて見た製本ミス

製本ミス写真1

こんな製本ミスもあるんだな。とくに珍しいものではないかもしれないけれど、本の背の側に紙の折れがあるというタイプの製本ミスは、私が買った本では過去に見たことがありません。

製本ミス写真2

よく見かけるのは、このタイプ。ページの角が折れた状態で裁断されたので、拡げてみると端が揃わない、というもの。古い文庫本だと100冊に1冊以上はあるように思う。とくに統計をとっているわけじゃないけど、毎年、文庫本は100冊も読まないのに、これを一度も見なかった年は記憶にない。

まあ脳内検索なので怪しい話ではあるけれど、今年だけでも3回目の遭遇なんだよね。

考えてみると、年平均200~300冊しか読まない私が毎年のように製本ミスに出会うというのは、ちょっと意外な感じがします。仕事柄、工業製品の歩留まりと比較したくなるわけですが、小さな製本ミスであれ、見てわかるレベルのミスが1%以上も商品になるのは、桁2つくらい大きいな、と。液晶の「輝点」のようなもの?

ページ自体が抜け落ちている落丁と、ページの順序が狂っている乱丁は、自分で買った本では過去に各1度。高々5000冊の中に2冊と考えると、これもかなりの確率ではあります。新聞で裁断ミス、乱丁、落丁を目にしたことはないから、約1万部を買って一度もミスなし、ということになりますか。

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