コンバージョンという言葉がよくわからなかったのだけれども、「商談が成立する確率の高さ」みたいな意味なのだそう。そういえば先月もワケわかんない言葉を見かけたよな……と思って検索してみると。
「ナショナルクライアントのブランディング広告を獲得する紙媒体のベストプラクティスを研究しつくせ!」
そうそう、これだ。翻訳すると、「大企業による、知名度や印象の向上を目的とする広告を獲得する紙媒体をつくる、最も効率的な手法を研究せよ」といった意味になるらしい。
安直に翻訳すると、言語が持つ微妙なニュアンスが抜け落ちてしまうという理由はわかるけど……って、私もいきなりカタカナ語を使ってしまった。この「ニュアンス」は「微妙な差異」と書いても何の問題もないのにね。どうして「ニュアンス」なんて英語の綴りも知らない言葉を使いたくなるんだろうね。
自分のことなのに、わからない。ましてや他人のことなんて、そう簡単にわかるものではない。とりあえず自分は、微妙な意味の違いより、確実におおよその意味が伝わることを重視して言葉を選びたい。無意識に任せていると、ついついカタカナ語を使ってしまう。気長に戦っていくしかない。