2004年9月29日に投稿・掲載されたレビューがいつの間にか消えていたので、2009年10月7日に再投稿しました。
2004年7月に単行本として刊行され、ていねいな解説に定評のあった「Windowsショートカット・キー活用事典」のポケット版です。収録項目数は200弱、ポケット版では中堅クラスです。
本書の特徴はていねいな解説です。いくつかの項目についてショートカットキーを使わない方法も紹介するなど、参考情報が充実しています。図解だけに頼らず、言葉による解説を大切にしているようです。また1ページ1項目の構成は明解で、使いやすいでしょう。
本書の欠点は、単行本と同一内容でレイアウトも踏襲されているため、文字サイズと画面写真が少し小さいことでしょうか。でも実用上は問題にならないレベルだと思います。
本書は単色刷なので画面写真がモノクロです。それで困ることはないでしょうが、どうしてもフルカラーがいいという方もいらっしゃるでしょう。比較参考のため「超図解mini Windows&Officeショートカットキー事典」をご紹介しておきます。