中央広場管理事務所

2001年10月
1日

細菌兵器テロリスト

いよいよ10月です。
寒くなってきましたが、皆様、元気ですかぁ?
また電車の中で手も抑えずに
咳、クシャミを連発する阿呆の出没する季節です。
遠距離通学の僕としては他人ごとではありません。

別段、僕は吊革も握れぬ潔癖主義者ではありませんが
飛沫が直接顔にかからなくとも、
雑菌を堂々と至近距離から車内に拡散されて
愉快な気になるはずはありません。
しかも敵は何度も無神経にそれをやるんだな。

そもそも咳をする時に
口元を手で抑えるなんてことは
幼少期に母親なり幼稚園の先生なりに教わるものですが
彼らは公衆道徳がないのですかね?
もしくはよほど気の毒な幼少期を送ったのでしょうか?
電車内での種々の無法ぶりは
殊、咳問題に限ったわけではありませんが。
問題なのは車内に咳を撒き散らす阿呆は
老若男女、国籍、貧富の差を問わずにいるんですね。
敵はどこにいるかわからない。
一度咳が炸裂するその時までね。
混雑する車内、座席の側にいたら以て瞑すべしです。
携帯対策と同様、ガンを飛ばすのは有効ですが、
えてしてそういう人間は無神経だからたまりません。

風邪の流行る季節、
万病の素たる風邪、肺炎などを惹起すると死を招きます。
生物兵器を擁するといわれる
タリバンからの在日工作員は19名だそうですが。
あなたの健康を害そうとする無神経原理主義者は
数十万人規模で今日もヴィールスたっぷりの飛沫細菌を
自らの唾と絡めて公衆中に撒いているのですよ。
2日

大学講義の布教者

もう18時にもなるとすっかり暗くなってしまい、
いよいよ短い秋から冬への移行が始まりつつあります。
今日の最高気温は27度とやらですが、
もうそんなに暑くはならないでしょう。

さて、今日も夜中に地元駅に帰ってきたわけですが、
空を見上げて吃驚、見事としか言い様がない満月ですね。
月の光は人を狂わすというけどその通り、
じっと見ていると吸い込まれそうな怪しげな雰囲気です。
僕はそれを見て「なるほど」と思いました。

と、いうのも今日の3時限めです。
教職の教科だったのですが、テーマは「自己変革」
先生がスペシャルゲストと称して連れてきたのは
明らかに宗教オルグラーと思しき若い女性。
講話編と実践編に分けて行ったのだが
この講話がいかにも宗教。
教職志願者が自分を変えるのに何故か
「無限の宇宙」
「菩薩マハーパトヤー(←みたいな名前)」
「透明の信念」
などなど神秘思想っぽい用語が出てくる。
しかも何をいっているのかさっぱり解らない。

実践ともなると無茶苦茶で、
一人が自分の弱みを告白すると
周りの全員が何故その弱みがあるのかの予測と、
自分が何故それを思うに至ったかを言合うという代物。
云うまでもないですがカルト宗教の手口ですね。
僕はうちの大学を馬鹿扱いしてきましたが
さすがにこれを布教であると見抜く力はあるようで
全員しらけてましたが、同感です。

布教者もそれを連れてきた教師もともに、
教場を盛り上げようとしていましたが甲斐なく
結局「無防備の自分をさらけ出さなければ変わらない」
「人は弱みを克服するために変わらなければならない」
と繰り返して幕を閉じました。

誰も洗脳されませんでしたが、でも僕は思います。
教場にいた生徒14名、
これがもし信者だったら絶対僕はやられていただろうな
月の光を全身に受けて、僕はそんなことを考えてました。
3日

暴走族がやってきた!

今日は大変恐ろしい体験をしたので、
本来書く予定だったことを変更して書く。

僕の家は高台に位置する一軒家なのだが
20時頃、帰宅のため下の道を自転車で走っていると
我が家の方角が夜闇に赤く映えている。
まさか火事? と急いでペダルをこぐ、
と、火事よりも恐ろしいものがいた。

例によって隣家の暴走族である。

いや、それだけなら報道に及ばない。
問題はその規模である。
さっき家人の部屋に闖入してカーテンの陰から
おそるおそる偵察した所によると、
四輪車が3台(それも一見ゾク車)
明らかに大型バイクが最低で2台、
中型二輪が5台、原付が見える範囲で7台。
家の前でタムロっている人間が18人。
これには車内の人間や
隣の家で騒いでいる人間は含まない。
狭い路地はロックアウトされ、
僕が帰宅できたのは別の道を通ったことによる。

そう火事と見間違えたのは彼らの発するライト、
原理は知らないが、一斉に点灯されたライトのうち
車の中に遮光シートがあったらしい。

彼らのファッションも物凄いもので
パンチパーマにボンタン、特攻服というアナクロから
丸刈りに髭、ダウンジャケットのHIP−HOP、
はたまたロンゲにスーツのホスト風まで
ありとあらゆる悪を集めた地獄絵図。
紫系の衣装が多いのは
流行のカラーギャングも入ってるのかも知れない。

そういうわけで今でも我が家には
バイクの物凄い排気音やら
ホーン音(何故かゴッドファザーのテーマ)、
カーステレオからのR&Bに
彼らのだべり声が物凄く響いている。

この事態に僕らの周囲はちっとも同情的ではなく
「親が親なら子も子だな。結構結構」という父や
「あの子は本当は素直ないい子なのよ」なる母親
友人連も揃って頼りにならず
「話し合えば彼らもいい子だよ」という先輩
「暴走族なんかが怖いんですかァ」という後輩
「幹部に知り合いがいるからよォ」という同輩
「僕がやっつけてやるよ」と真顔で言う大学人
まったくわかってない!

おい、隣の暴走族幹部の高校2年生!
直接云うと怖いからこの場を借りていってやる。
幼稚園の頃、ドッジボールの片手投げを
教えてやったのはどこの誰だ!?

僕だ。
(あれで親戚っていうから恐れ入る)
4日

大学落書

今日、僕は未だ見知らぬ女性に恋をしました。
しかも聞く所によると我が大学のアイドルだそうです。
名前は「**花子」、**には大学の名前が入ります。

彼女と会ったのは退屈な中国語の講義(再履修)、
偶然座った僕の机にいました。
机には薄い鉛筆字で漫画っぽいイラストがあり、
その下には「独占公開、ミス**大学インタビュー」と
明らかに女性の筆跡で落書きがしたためられていました。
僕は恋の病で今日は文章がかけません。
よって退屈な時間に丸写しした問答を移します。

Q 今日のゲストは**花子さんです! こんにちは
  はい、それでは所属学科からどうぞ
A 文学部国文学科2年、フランス文学専攻でーす
Q 国文学科なのにフランス?
A フランス書院とナポレオン文庫の研究をしてまーす
Q そ、そうですか〜。プロフィールをどうぞ。
A 東京生まれのHIP−HOP育ちで
  悪そうな奴は大体友達でーす
Q 出身校は?
A 大阪教大付小から黒磯中学を経て宇和島水産高校でーす
Q ご、ご趣味は?
A 学食の全メニュー完食でーす
  Pのスパゲティーはゲロマズで〜す。
Q で、では好きな食べ物は?
A 狂牛でーす
Q またまた〜、嘘でしょ〜?
A うそでーす。本当は肉骨粉でーす
Q ま、まあそれはいいでしょう。尊敬する人は?
A NHKのテッシーでーす。
Q 目標とする芸能人は?
A 沖雅也でーす。涅槃で待ってまーす。
Q なるほど〜、じゃ好きな男性のタイプは?
A オマル師でーす。
Q わかりました。では最後に将来の夢は?
A 日本一のティッシュ配りになることでーす。
Q *大生に一言。
A ハザマ私兵ファシストをせん滅しまーす。

注記)
フランス書院→官能小説大手の出版ブランド
東京生まれ…→ドラゴンアッシュの曲と思われる
大阪教大付小→以下不謹慎すぎて掲載不能
P→山田が伏字化。誰もがまずいと思う校内パスタ屋
テッシー→NHKの最近脚光を浴びたアナウンサーか?
ハザマ…→大学構内の左翼系看板の末尾に必ずある言葉

おもいっきり不謹慎だが、よくかけたもんだ。
別の意味で感動を禁じえない。
5日

生者と死者を分けるもの

今日は約2年ぶりくらいに顔見知りから
喧嘩を売られたので、その報道をしようかと思ったが
それどころではない事件が起きたのでその話をする。

みなさんは運命を信じるだろうか?

時刻は12時半頃、場所は通学途中の電車内、
目覚めると見慣れた駅が車窓を後にしていた。
乗り過ごしたのだが、そこは都内のいいところ、
引き返さずとも別のルートで行けるのである。
Nという駅を後にして僕はU駅へ。乗換駅だ。

さてU駅駅頭に立った僕は
何故かここで学校に行きたくなくなった。
最近は講義サボリの常習犯だが登校はしているのだ。
登校中こんな気分になったのは初めてのことである。
続いて僕は人生初の行動に出た。
なんと学校前にゲーセンに行ったのである。
放課後は毎日だが始業前に行くのは初めてだ。
これで遅刻は確定である。

プレイしたのは鉄拳4、順調に勝ち上がる。
と、突然乱入の告知。僕は観念した。
僕のゲーム下手は有名で未だに昇竜拳さえ出せない。
と・こ・ろ・が、 これに勝ってしまったのである。
し・か・も、その後クリアーしてしまったのである。
難易度の高い都内のゲーセンでは初めてだ。

首を振り振り駅に戻る。
と、なにやら消防車が三台と救急車が二台止まっている。
(何故か消防車の960L搭載の文字を覚えている)
すれ違うは橙色の作業衣を着た消防士の一団、
「特別救急課」という刺繍つきだ。
ちょうどこの駅は大規模改装工事をしていたため、
「作業所で爆発でもあったか?」と思った。
場所は外国人の多い土地、テロかも知れぬと思った。

駅構内に入ると制服が目立つ、警察・消防・救急。
そしてスーツも作業衣も全員メット着用のJR職員。
「捜査」と腕章の私服が駆け抜けていく、只事ではない。
僕は色めきたって改札を抜け、階段を上った。

「警視庁 立入禁止 KEEPOUT」

ドラマによくある閉鎖線が僕を出迎えた。
電車は止まり、制服たちが大量に動きまわっていた。
どうやら向ホームで人が電車にはねられた直後らしい。
と、警察官がこっちにやってくる
「はい、作業しますので下がって下さい」
何故かこっちのホームを閉鎖する気らしい。
指示に従って対面ホームに避難した。

人をはねた列車はそのままホームにとどまっていた。
緊急停止したままか、ホームの中部に先頭があった。
どうやら遺体を取り出して反対側ホームから
運び出すらしい。その為の退去令だ。
野次馬は次々に色々な予想を言い合った。

電車は15分後に現場の警察指揮者の許可で動き出した。
僕は電車の窓越しに反対側ホームに置かれた死体を見た。
殆ど減速せずに入ってきた列車に跳ね飛ばされての死、
車輪に轢かれることはなかったらしく綺麗なものだった。
白布もちっとも変色せず、足と手が見えていた。
彼は青いビニールに包まれて、運び出されていった。
死体を運ぶ、最も適切な方法で。

列車が通り過ぎた後には、血の海があった。

野次馬の噂で気になる点が2つあった。
「轢かれたのは若い男らしい」
「どうも一人警察につれてかれた。接触事故?」
まだ正式なニュースは聞かないが、
ひょっとしたら死んでいたのは僕かもしれない。
接触事故、誰だって起こりうる事故だ。
あの時ゲーセンに行かなかったら…
その時刻にその位置に立っていたのは僕なのだ。

今日、大学で健康診断があった。
僕が普段から軽侮してやまない遊び人諸氏が
馬鹿なことを騒ぎながらしきりと喚いていた。
それでも僕は妙に穏やかな気持ちに慣れた。
生きていることは素晴らしいよ。
6日

俺はデブだぜ〜

初めに断っておくが、僕は決して太ってはいない。
身長は日本国民の男性平均値程度で
体重はローレル指数0.2Kgオーバーだが、
自分ではちっとも肥満体であるとは思えない。
しかるに、我が遊び人大学では
これは致命的なデブに指定されてしまうのである。

最近じゃあ男もダイエットは常識の時代なのだ。

我が大学は風紀あってなきが如しの
無法地帯なことは再三再四語っているが、
彼らにとって重要なのは外見「だけ」だね。
もう社会常識や倫理などは無茶苦茶。
ファッションやスタイル、流行アイテムは
非常に入手が早く、価格も総じて馬鹿高い。
そして価格に比例してその格好も洗練されている。
遊び人世界からは完全に黙殺されているが、
(慶応や上智、青山のようなところではない)
その頭の悪さから底辺人口を多く構成していると思う。

さて、昨日は健康診断があったのだが
上半身裸の行列を見て僕はつくづくそう思った。
男子の遊び人系は大抵異常な痩せ方をしている。
さもなければ筋肉質。すぐ便所来いと怒鳴るだけある。
僕はこいつらシャブ食ってるのかと思った。
一人など土瓶のようなウェストで、
おそらくかなりの高確率で脂肪吸引をしている。
夜の繁華街を歩いていると
不自然なスタイルの人間をしばしば見る。
まあ夏休み前後で顔が変わる我が大学であるから、
それくらいのことは驚くに当たらないが。

僕は原則「つらい・くるしい・いたい」ことが嫌いで
その体現者である運動を心から憎んでいるのであるが、
その結果としての170−63。
別に太っているとは思わないのだが、
仲間内12人中、2番目の肥満者である。

色々風聞を聞くと、170センチの身長で
50キロ切るのが大学生の基本ラインらしい。
さすが馬鹿が巣食う遊び人大学、僕の想像を越えている。
(そういや助役も弟子も異常に痩せてるなあ
 弟子なども俺のことをデブと呼ぶからな、恐ろしい話だ)
7日

夢の世界

遠距離通学のおかげで朝はしばしば5時に起きるため
また癇癪を起こすと手がつけられないほど怒り狂うため
人は僕を高血圧人間だと即断するが、
なんのなんの立派な低血圧人間である。
今年は何とか人並みの117/67だったが
去年は99/67だった。
まあ再検査送りになるような数値ではないにせよ。
あまり褒められた数値でもない。

低血圧で何が心配かといえば朝の問題なのだが、
これが皆さん御承知の通り非常に弱いのだ。
しかも冬になるに連れて益々朝は弱くなり、
1時限の欠席数はうなぎのぼりに増えるだろう。
悪いことに僕は遺伝的・後天的ともに長眠体質で、
1日に8時間は眠らないと我慢できない口なのだ。
だから今年の前期のように家に深夜1時に帰ってきて
翌日の5時に家を出るような生活をしていると
まあ当然のことだが死んでしまうのである。
この事情の解らない大学人を指してバカと呼ぶのである。

これは今にはじまったことではないが、
僕は常々、夢の世界が大好きなのである。
現実が楽しくとも、夢は常にそれの上を行っている。
悪夢でさえもホラー映画の如く楽しませてくれる。
こういうことを公言すると口さのない知己などは
現実逃避だとか人生捨てているとか云うのだが
事実眠っているのが楽しいのだから仕方がない。

赤ん坊は何故泣き叫ぶ?
敢えて現実の批判はしない、まったく意味がないから。
それでも我が安眠を妨げるものには呪いたくもなる。

やがて来る死出の旅路。
仮に僕が死後自分は夢の国に行くという
来世観の宗教(過去あった)に帰依していたとすれば
僕にとって死とは恐れるに値しない世界に違いない。
(また青山学院方面から流言飛ばされそうなこと
 かいちまったよ〜、自爆だあ)
8日

CHATルーム史

当村にCHATルームがやってきたのが
更新履歴を読み返しますと6月9日となっています。
名称は現行通りの村長公邸応接室。
当時の日参人口は15〜30名程度で、
大抵の弱小サイトがそうであるように
初めはCHATルームもあってなきが如きでした。

村長登場の予告時間を銘打っても、
村民様は来てくれず、随分寂寞の思いをしました。
しかしこういう時に共同管理人制というのはいいもので、
さっそく僕と助役はここを村運営会議室として
公開の会議や雑談などをしていました。
するとポツポツお客様もお見えになるようになり、
いらっしゃった時は色々と楽しく歓談し、
来ない時は来ない時で助役と種々の雑談をしていました。

初めはお客様も知己が殆どだったのですが、
9月の「ろじぱら大津波」以降、
何故だかCHATルームは隆盛しまして、
現在、一度でもきてくださってお客様は
なんと15名にも及びます(僕と助役を除く)。
ありがたいことに常連のお客様もお見えになり、
夜を徹して語り明かすこともしばしばとなっています。
皆様、お世辞抜きで大変頭がよく、
お話も興味深く、非常に勉強になっています。

最近、CHATが重いという声が聞かれるようになり、
本日助役の計らいで、リンクページに「待合室」を設置。
現在、仮運営中でございます。
いつも来ている方もそうでもない方も
これを機会にいらっしゃっていただければ光栄です。
9日

下町ドレスコード

今日は髪を切りに床屋に行ってきた。
下町の鉄道沿線にあるチープな店で料金は1600円だ。
僕は原則頭髪や服装には頓着しない口で、
それらに金をかけるのはバカの所業だと思っている。
大体金をかけたってかけなくったって、
素人目には解らないのである。
まあ、我が遊び人大学ではノートリミングこそが
似たようなブランド組から抜け出す個性ともいえる。

まあ、大学に友人や恋人を求めてきているものは
ある程度の圧力がかかるわけだから頑張って欲しいが
別段僕は受講するのに身なりを整える必要など全くなく
寝癖がたとうが髭が伸びてようが、大きなお世話である。
(恣意的にやってる奴が多いから目立たない)

さて今日床屋に行ったのは介護実習後期編のためである。
前に行ったのが介護実習の前期編であるから興味深い。
時期にして3ヶ月ぶりということになる。
下町親父が丸刈りにしてもらいに来る様な店だから
遠慮会釈なく無造作に髪を詰めてもらったが、
頭が妙に涼しく、また相変わらず凶悪な顔になっている。

ところが、この髪型に貧乏ッちいファッションが
またこの下町によくマッチするんです。
僕は今日、チンピラ集まる煙たい50円ゲーセンで遊び、
裏通りの細い路地にある韓国人経営の中華料理屋で
格安のラーメンを食ってきました。

へへへ、この楽しみは今時の大学生にはわかるまい。
1度の床屋に万札きってんじゃないよ。
これだから水素級に軽い我が大学生の脳味噌は困る。
(ついでにしばしば爆発するし)
10日

犯罪王に関する暴論

やあ、今日は土砂降りの雨でしたねえ。
物凄い暴風でしたねえ、雷も物凄かった。
キャンパスで胸を抑えて走っている女がいました。
白いシャツ着てたから透けてるんだろうな。馬鹿でえ。

そう思いながら今日は大学のPCルームで色々しました。
(大学で書いてるエッセイ、広報にゃごろうもよろしく!)
と産経新聞HPから飛び込んできたニュース。
「神奈川の大学生・犯行150件自供」なるもの。
これは神奈川の20歳の大学生・柳原容疑者が
婦女暴行(つまり強姦)、強制わいせつ、窃盗など
150件もの犯行を自供し、
しかもこの罪数は20件程度増えるというのである。

僕はここで幾つかの疑問を得た。

1.150という数字はどこからきたのか。
  本人が進んで云うはずもないから、
  日記なり写真なり記録でも取っていたのだろうか
2.一体、どれくらいの時間をかけてやったのだろうか。
  暗数もあるだろうから、1日1件としても半年だ。
3.その間、警察は何をしていたのだろうか。
4.最低で50人以上の女性が毒牙にかかっているが
  メディアは何故注意喚起さえしなかったのだろうか。

ここで僕は高校のときに読んだ新聞記事を思い出す。
法務省が強姦・強制わいせつ犯の被害者でありながら
告訴しなかった人への統計調査報告である。
これによると何故、告訴しなかったかという答えは
1.たいしたことではないから
2.事情聴取や裁判手続きが面倒臭いから
3.犯人の報復が怖いから
4.裁判ですべてが明るみに出るから
という順序であった。
僕は4が突出するだろうと思っていただけに残念だ。

僕は我が大学の殊に女子学生を見る限り、
その思考や服飾意識につくづくあきれ返っており
あんなのが誰にどうこうされようが知ったことではない。
だが願わくば柳原なるものが
僕のような清純派好みでないことを祈る。
大学ではもはや天然記念物級となったそういう人が
痛めつけられ哀しむ様は想像するだにつらいものだ。
一般女性とはどうでもいいです。関係ないし〜。
僕の女子交遊関係は全員真面目系だしね。

追記;
裁判傍聴の経験だが、5人の女性を強姦して傷つけ、
財物を奪った男は懲役15年の判決をえている。
11日

緊急更新近況付

今日は23時に帰宅。
慌ててPCを起動し、FW&日記を仕上げようと思った。
ところがこういう時に限って母親が
パソコンを教えろだのなんだの無理難題を吹っかける。
昨日は日記をサボったのに今日もまた更新停止では
あまりに読者の皆様に申し訳ない。
と、いうわけで今日は一つの朗報をお知らせします。

私は大学で教職課程というのを履修してまして、
(所属は教育学部ではなく法学部法律学科ですが)
今のところ順調に高校地歴&公民科、中学社会科の
教員免許状がいただける按配です。
これを取ると何を教えられるかといいますと、
高校では「日本史」「世界史」「地理」(以上地歴科)
「倫理」「政治経済」「現代社会」(以上公民科)
中学では「地理」「歴史」「公民」(以上社会科)が
まあ免許の上では教えられるわけです。

さて、僕の前に立ちはだかったのが教育実習。
こればかりは大学で何とかというわけには行きません。
僕は厳格であるところの母校で面接と作文をかいくぐり
(担当の先生は僕が散々迷惑をかけた先生だった…)
本日、第一志望である政経科での実習が内諾されました。

はっきりいって滅茶苦茶嬉しいです。

ただ、これには留保がついてまして、
今年の学年末テストで教職必修である
「経済政策」の講義の単位を取らないと
問答無用で内諾取消しになるんですね。
そうすると今までの勉強が一切パアになるわけで
まったく気が抜けません。

この講義、実は何が何だか解らなかったりするんですが、
高価な教科書買って、勉強しませう。
12日

「広報にゃごろう」宣伝

今日のFWは時間の関係で、
どうせあと9時間しか中央広場に展示されないわけで
どうせこのFWはあまり人の目には触れないであろう。
況や、もう40人を切った状況が長く続いている。
故に今日は宣伝を書こう。

もう皆さん薄々感づいているかもしれないが、
「広報にゃごろう」という施設がオープンしています。
街区分けは官庁街なのですが、
現在街区は大規模改革中ですので使用できず、
左の「本日の更新」からのみ行けるようになっています。

それでこれが何かといいますと、
ずばり「大学PCルームから送る日記」ですね。
大学のPCルームには、ほぼ毎日来ているんですが、
この時間をHPにどうにか使えないかと思い
(HPのアップは出来ないように設定しているらしい)
こういうブラウザ型の日記を借り、日々更新しています。

内容は主に大学のことなどを、友人調で語っています。
しかも比較的薄い内容を誤魔化すためか、
俗に云うところのフォントいじり系にも参戦しています。
色々な意味で革新的な「広報にゃごろう」
読んで見ては如何でしょうか?
13日

真面目系の進路について

たかだか3年間で偏差値が約10も下がってしまった。
現役の大学生としては座視しかねる問題である。
かつて我が大学は名のある三流大学と近接し、
「あそこは行けそうもないからここに…」という感じで
「在学中に追い越してくれるだろう」との望みを持って
志望大を1ランク落として来てみたのだが、
況や入ってみると近接どころか離されて行くばかり。
受験時代は論外だった大学にさえ抜かれる始末。
我が高校の同窓会序列ではビリ2位だったのが、
もはやビリになるのも時間の問題である。

さて、この問題について昨日友人との話題に出た。
論理のわかる大学内でも優秀な輩たちである。
彼らは一様に「資格・公務員に生きる」と云っていた。
実現云々は置いておいて懸命な決断だと思う。
「危ない大学」というベストセラーでもあるとおり、
底辺大学ではとにかく資格・公務員・教職などの専門職、
実力主義が明確で固い所に行くのが一番なのだ。
別に高級官僚であるもなし、学歴はあまり関係ない。

まあ、そういう訳で知的な友人との話は楽しいのだが、
頭の病んでる方々との話は非常に僕を沈鬱にさせる。
「やればできる」「問題は個人だ」「我が大学こそ一流」
などという俗耳に入りやすい妄言を語る馬鹿どもだ。
左翼的な考えが世を覆う現在、正論と思われがちだが、
底辺大学に身を置くものとしては話にすらならない。
進路状況を彼らは一度でも読んだことがあるのか?
そもそも社会が企業が我が大学に何を望んでいるか?
そんなのはキャンパスを見れば解る。

まあ、そう大言荘言している連中が
一体どこに就職するのかは大変見ものだ。
昨日も話題に上ったが我が大学の真面目系の場合、
就職するより精神病院に行く方が適当な輩が沢山いる。
その点、我が大学の大半を占める遊び人のほうが
遥かに社会の期待に応えるスキルをもっている。

そんな大学を見る企業はあくまで馬鹿ではなく、
風色を読み間違えた我々底辺大学優等組こそ
救いがたい馬鹿なのであろう、社会的には。

その制裁・審判は、後1年もしないうちに現れる。
僕は自分の人生はとうに投げているので
傍観者に徹させてもらいますが、精々頑張ってね。
14日

論議と喧嘩は別物です

日本人の特性なのかなんなのか
「議論」がまったく出来ない人というのがいる。
つまり意見の相違を全人格への攻撃と判断して、
論議と喧嘩の区別がついていない人である。

確かに論議経験が教育制度としてない場合、
論議だというのに喧嘩の様な態度を取るものも
確かにたくさん現実に存在する。
相手も論議と喧嘩の区別がつかずに
感情的な攻撃をしてくる場合、
こちらも冷静に論を進めることは難しい。

当村のCHATではしばしば村長と助役の
自由闊達なる論戦を見ることが出来る。
最近では村民様が望む場合は話の都合上、
簡単な討議討論っぽい展開になることもある。
ここで非常に嬉しいのは
やはり村民様の知的水準の高さである。
お互い感情的にならずに、極めて冷静に
知的なゲームを楽しむことが出来る。

高校の頃、クラスでは論議が成立したが、
残念ながら部活では論議と喧嘩が未分離のままだった。
お互いが楽しんで知的遊戯をしているのに、
「喧嘩は止めろ」と誤魔化す人たち。
例外なく頭が悪かったが、それも仕方ない。

況や、我が底辺大学では一般に議論など成立し得ない。
後期から教職にディベートの講義があるのだが、
はてさてどうなることやら。
いきりたったビストレーロがゲバルトかけてくる前に
僕は全面投降しちゃいます。相棒よすまん。


追記;
10月14日午前0時から3時まで、
このHPの供給元たるtripodが悪意ある攻撃を受けて
一時的に使用不能になってしまいました。
よって該当時間は当村には入れないことになり、
いらっしゃった村民様にはご迷惑をおかけしました。
15日

僕が論議を恐れるワケ

昨日のFWは好評を戴いたようでありがたいことです。
コンテンツが1話として完結しているのに対し、
FWは外輪が開いているという指摘がありましたが
それがよく表面化したので嬉しいです。

さて、議論という話を僕がしたのは
我が大学の教職ディベート講義のことなんですがね。
これが非常に目の上のタンコブなワケです。
なんでこんな講義があるかというと教師の思想が
「これからの教育には学習指導案は比較的不要!
 教師の技量・力量こそが真価を発揮することになる」
という訳で「社会科教育法」という講座なのに
毎週ディベートをやるわけですね。

しかしこれが偏差値急降下の我が大学らしい展開。
論者のデータより外野の感情発言が勝利するという
そもそもがディベートとして成立していないんですね。
まともにやれば問題なく全勝できるとは思う。
だけど、僕は敢えて勝利はしないのだ。

理由1;身の安全が保証されない。
  →どうした訳かこの大学では襲撃が横行している。
   それもトイレや公園に呼びつけるベタぶり。
   後詰がまったく期待できない大学という特性上、
   逃げるしかなく、これは大変面倒である。
   勝って得られるものより遥かに面倒臭い。
理由2;判定員のいい加減さ
  →討論の結果はまったく司会者の恣意であり
   実際のところ討論とは殆ど関係がない。
   酷いのになると判定員と論者が友人だったりする。
   成績は勝利数に比例するので何をかいわんや。
理由3;討論の質の低さ
  →恐ろしいことにいくらデータを積み重ねても
   感情論の方が重きをなすという滅茶苦茶ぶり。
   横丁のオバサン討論とほぼ変わらない。
   しかも論者同士のこれはマトモな討論より
   一般傍聴学生の感情的な発言の方が重視され、
   論者そっちのけで勝敗が決してしまう。

論者同士の討論はまだしも、この外野の声は酷かった。
そもそもが無知無教養な発言を連発し、
本音主義の名の下に堂々と個人攻撃や罵倒をする。
反撃しようものなら「理由1」であろう。
で、問題は僕の対戦相手及び判定員が
まごうことなき荒らし系で遊び人系で喧嘩系。
はっきりいって話にならない。
ここで昨日のFWとリンクしてくるのだが、
彼らは頭の悪い人間が往々にそうするように
「論議=喧嘩」としてしか解釈できないのだ。
おかげで全人格を賭けた総攻撃を行ってくる。
こんな茶番にまともに付き合うほど僕は好事家ではない。

犬養毅(だっけ?)がいいことをいっている。
「相手が普通の人間なら1分の正気に賭けて話をする。
 どこかで解決可能な妥協点が見つかるかもしれない。
 狂人ならダメだ。相手にせずにすぐさま逃げる」
16日

真面目に生きると馬鹿をみる話

あんな大学に3年間もいるというのに、
僕は未だ顔黒や遊び人やチーマーと話したことがない。
こう書くと僕が大学で常に一人でいるようにも読めるが、
我が大学では希少民族たる真面目人士と交遊している。

さて、僕は最近遅まきながら真面目に限界を見出し、
しきりと講義の怠業活動を続けているのだが、
今日は来週の介護体験に伴う公欠届を出すために、
普段は出席を取らない講義まで参加していた。
参加といっても教場でボケ〜っとするのも華がない。
大抵はPCルームか古本屋で時間を潰し、
講義終了直後のドサクサにまぎれて入室し提出するのだ。
まったくマスプロ教育万々歳である。

さて、今日の5時限目は目算を誤り、
30分も教場の外である中庭(?)で待つことになった。
(大学諸氏へ、第二研究館教場の前である)
普段この時間帯には表に立っていないから、
この大学の真の恐ろしさを垣間見たような体験をした。

まず夜も暗くなるにつれて
更に低レベルな二部生なのか夜遊びサークルなのか、
ちょっと昼キャンパスでは見ない奴らが集まってくる。
彼らはこの時間帯に学食前に陣取って小隊を作り
そこから大喚きしながら夜の繁華街へと出撃していく。
百鬼夜行とはこのことでヒップホップ鳴らしながら歩く奴、
携帯でがなりながらスケボーで通過する奴、
街娼の如く露出服にくわえ煙草で待つ女、
両腕で2人の女を抱きながら通過する老け顔の男。
ドレッドヘアー、モヒカン風、金髪ウニ。
飛行士グラス、ナイトドレス、光り輝くアクセサリー。
ちょっと昼なお悪いキャンパスとも違う魔窟だった。
放課後の夜遅くもここまで悪くない。
ちょうど逢うが魔時にぶち当たったのだろう。

今日はひとりのギャルに初めて話し掛けられた。
諸肩を出し、粉吹きそうな厚化粧、香水がきつい。
黒く胸の開いた上着に金のかかってそうなズボン。
ピアスが痛々しく金髪が妙に怪しい。ヒールも高い。
彼女は我が大学生じゃないようで、舌ったらずな声で
「9号館ってどこ〜」とのたまった。
何のエクスキューズもなくこれである。

僕はどこまで云っても紳士で真面目である。そう思った。
デート代を払ったことがなくても、講義をサボっていても。
何をとち狂ったか、子供の頃に親から躾られた通り
僕は帽子を取ると、9号館の建物を指し示した。
彼女は無感動に「あっそ」というと9号館にかけていった。

10分後、彼女はハナピー筋肉男にしなだれて出てきた。
僕は義憤に燃え「何故正反対の8号館を教えなかったか!」
とわけもなく後悔した。
17日

3つの命日

1年前の今日、即ち2000年10月17日。
忘れもしない、僕が彼女にふられた日だ。
と、いっても勘違いしてはいけないが、
僕は通常、日付などを覚える趣味はない。
家族の生年月日も即答できないくらいである。
よって今まで付き合った女性の誕生日から
交際開始日から交際終了日まで1つも知らない。
事実、彼女のその他のデータも覚えていない。

なら何故、彼女と別れた日を覚えている?
答えは簡単、友人に掻っ攫われたからだ。
しかも当時で8年間もつるんでいた親友Aにね。

スタイルは遠距離恋愛で
僕は関東、彼女は大阪、友人Aは滋賀に住んでいた。
彼女をそして友人Aに紹介したのは僕である。
距離に負けたのかなんなのか、
結果的に電撃的に奪われてしまった。

話はしかしこれほど単純ではない。
ここにもう一人の友人Bが登場する。
やはり当時8年級の友人だ。
彼は文芸部のあい方で逢ったが、
卒業後は学歴問題から絶交、敵視していた。
その彼がどうも彼女にメールを送っていたらしいのだ。
友人が僕の彼女に手をつけた日にも、Xデーの当日にも。

話はネットをめぐって混乱する。
僕と彼女が出会ったのはネット上、
彼女が友人Bと知り合ったのはBのHP。
Aが彼女にカマをかけたのはそのHPの掲示板上、
そして彼女にBのHPを教えたのは僕。

僕は自分の女に手をつけられたので
恐ろしいことだが当然の如く半殺しにすることに決めた。
幸い大阪行きのチケットは持っていたので、
義憤をおこした友人有志を連れて痛めつけようと思った。
ついで別方面の友人にAとBに対する
絶縁・喧嘩、静観中立要求を出した。

ところが、この友人Bの行動は早かったね。
彼の手が届く友人には既に経過報告のメールが流れ、
(不覚にもこの動きをまったく知らなかった)
それもどう読んでも僕が悪役たる内容。
彼が彼女に流したメールと似たような話だろう。
僕は彼に警告メールを飛ばすと同時に
大阪行きの準備を進めた。

と、メールが一通来た。
「彼は大変追い詰められている。
 自殺するかもしれないからほおっておいてくれ」
宛名は今更言うまでもない。
この話は同時に複数方面から流れてきた。

僕は8年の友情に免じて彼を放置することにした。
曰く完全なる無視、一切の関係謝絶。
結果、僕の名声は地に落ち、随分苦労した。
2000年10月17日。
この日は僕の命日だ。
死んでしまった1つの恋と2つの長き友情の。

追記)
1.友人A・BともにこのHPには来たようだ。
  掲示板にも書いたようだが
  相手にする気にもならない。
2.友人Bは「山田の女ならやれる」と称し、
  僕の家人をナンパしているようだが、
  こちらのほうは見込みが薄いようだ。
3.この件に関して絶交通告したのは
  全部で5名。
18日

青い目の不良

今日は予定を変更して帰りの電車の話をする。
少々寄り道をするつもりで山手線に乗った。
渋谷、原宿、代々木と過ぎて次は不夜城・新宿。
ここでとんでもない重戦車が乗り込んできた。

普段僕は電車の中で必ずドアに寄りかかっている。
新宿は大量の客が乗降するので僕はドアの端によけた。
と、車内の乗客が降りきらないうちに
「ゴメンヨォ、ゴメンヨオ」との叫び声が
まず僕の鼓膜を直撃し、ついで僕の体を吹き飛ばした。
時刻は19時頃、山手線外回り最前車両。
2人の外国人が乗ってきたのだ。

別に外国人が山手線に乗っていてもおかしくはない。
だが大声で叫び高歌放吟し、踊りだすというのはどうか。
外国語(おそらくフランス語)で乗ってきたときから
ずっと大声、ウォークマンをした上で響くから凄い。
人種は白人、中東方面の感じがしたのは気のせいか。
ともに高校生程度のストリート系ファッションで、
まあルックスは悪くない。遊び人系だろう。
外国語だから声が目立つんだと指摘を受けそうだが、
最早そういうレベルではない。怒鳴っているのだ。
彼らに比べれば日本の中高生やオバタリアンなど
まさしく紳士淑女の類といえよう。

彼らはやはり日本人の崇外主義を知ってか知らぬか、
その所業は滅茶苦茶なものがあり、
ジダンのCMみたいに足をばたつかせたり、
コーラのボトルを振り回して開栓して口に突っ込んだり、
この御時世なのに手でピストルの形を作って乱射したり、
(外人も発射音は「パーン」なのだ。感動した)
サラリーマンが携帯で話すと心臓おさえてふざけたり、
まあそんなことをしていた。
僕が侍だったら「攘夷」と叫んで斬っていただろう。

僕は彼の背負ったリュックに押されつつ、
電車の小泉孝太郎の知性的とはいえない広告を見ていた。
彼らは池袋で降りたのだが、
その前になんか手帳の見せびらかしをしていた。
プリクラには無数の女子高生。
「スゴイデスネエ」とここだけ彼らは日本語を使った。
そう考えると僕に見せびらかしていたのかな?

ミートマーケットの存在を信じてしまう今日この頃。
19日

一日限定! 三文ホスト

困ったことに僕は不器用なのである。
故に食事の時などしばしば食い散らかしてしまう。
マナーとしては小学生にでも劣るであろう。
箸、フォーク、スプーン、ナイフ、
この年になっても使いこなせないのは遺憾だ。
デートのときなどいつも何を食うか困る。

さて、今日は昼食をマクドナルドでとった。
狂牛病? そんなもの貧乏人には関係ないのである。
ともあれコーヒー割引券を路上で配っていたので、
チーズバーガーとアイスカフェラッテを頼んだ。
僕はストローが嫌いなのでカップを取って口のみする。
あんなものは好きに飲めばいいのである。特にシェイク。

ところが今日に限っては失敗した。
飲んでる最中に咳き込んでしまい、
おもいっきりコーヒーを自分の服にかけてしまったのだ。

ダサい、バカだ、ガキだ。
…みっともないことこの上ない。
僕は本当に泣きたくなってきた。

とにかく食いかけのバーガーとコーヒーを投擲すると、
店を脱兎の如く抜け出し、隣の紳士服店へ。
ガレージセール代わりの廉価商品。
極めて個性的ながらダサい服を格安で売っているので
僕のお気に入りの店である。

結局、僕はここで紫のサテンのシャツという、
どこからみても堅気が着ない服を300円で買った。
まるで三文ホストであるが茶染の服よりましである。
僕はマックに引返してトイレで着替え、
今日は終日、その情けない姿で終日を送った。
遊び人大学であるからして、全く違和感がなかった。

ところで、今日は一つ重大な発見をした。
身長170センチだが、Sサイズでも着られるのである。
もっとも洗濯すると縮むから、もう2度と着られないが。
20日

安飯ジャンキー

昨日はCHATで安飯屋の話が出たので、
今日はちょっとその話をしよう。
僕は貧乏人であり、遠距離通学者であるからして
ついつい外食に頼りがちである。
と、いうのも帰宅時間が22時台がざらな日々では
昼食ととるのが12時では、とても持たないのだ。

僕の生活予算は定期代と電話代をひくと、
1日1000円が限度である。
これを全部食費としてまかなうのである。
だから今でも収入はあるくせに貧乏なのは
中高時代からまったく変わらないままなのだ。

そういう訳で安飯屋を探す嗅覚は優れてしまう。
と、いっても特別なことをするわけでなく、
汚い店の安い価格表示を見ては唾つけとくだけである。この程度のことでも3年間やれば結構な数になる。
予算は1食500円以内。出来れば300円。
自然と汚くみすぼらしい店になってしまう。

最近はデフレで牛丼屋やハンバーガーが安いから、
安飯屋探しなどしなくても実はいいのだけど
僕としては家族経営のちっぽけでケチな店を訪れるのも
それはそれで悪くない。
そば屋、ラーメン屋、定食屋、中華飯屋、回転寿司屋、
いかにも下町下町した貧乏ッちいオッサンオバサン
或いは親から金貰って来たかガキや学生の集団、
薄汚い狭い店で、肩ぶつけながら飯を食うのも
それはそれで悪くない。
(次回に続く→学食の恋人編)

追記;僕のこの悪癖はデート時にも応用され、
   いつも飯時には絶対に若い女が入らない
   例の汚い安飯屋に入るのが常だった。
   これが元でダメになった例も少なからずある、
   と僕の口さがない友人どもはいう。




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