11月の日報
1日 |
今日から月曜まで学園祭関係で休み。僕は一般学生がそうであるように学園祭など行かないのだ。行っても仕方がないからね。まあそういうわけで精々今日からゆっくりさせてもらおうと思う。
9時に起床、いきなり家人からの厳命で麺つゆを買うことに。それだけでは馬鹿なのでデパートへ行って昼食を買いに行く。例えば、150円で食える半額たこ焼き(一体、どのような基準で半額の日を決めているのか理解不能)や1.5リットルコーラに、カップラーメンを2つ(1つは保存用)。しめて800円とられた。麺つゆは高い。
食事をとって気がつくと11時。日暮れまで原稿を書く。途中で部屋の置くから発掘した、電器屋の見切品(?)カゴから買った、「大戦略」を数時間(!)プレイするという失態も犯したが、相当今日は原稿を書けたと思う。
ついでに先日のディベートのレポートも今日仕上げた。
夕方以降は自室を漁って最近聞かないCDを発掘して聞く。
コレクティブソウル、いいねえ。SIMPLEが別の言葉に聞こえる所がいい。え、何に聞こえるかって? 自分で聞きなさい。イントロの音が小さいが間違ってもボリュームを上げないこと、ドラム音の連発で耳をおかしくすることは必至である。
まあそんなこんなで夕食は鮭と餃子とその他色々、うまい。 |
2日 |
今日は昨日とほぼ同じ1日を過ごした。
9時に起きるとすぐに伯母が来る。よく来るのだがいつもお土産をくれる。ありがたいことである。ケーキとイカ燻製を略奪する。その後は2時間ばかりうだうだして今日もデパートで昼食を買う。買ったのはカップラーメンと例によって半額のたこ焼きである。
12時には全てたいららげる。家人が久しぶりに家にいたので、ファッションについて薀蓄を聞いたり、一緒にクロスワードで頭を抱えたり、馬鹿話をしたり、コーヒーを飲んだりする。
15時からHPを作るが、ネタはあるが書く気が起きない。気分転換の為にまず知人にメールを送りまくったり、音楽をかけながら大声で歌ったり、妙に不安定なことをするが何も変わらず、結局は大戦略をやったら見事にはまってしまい、なんと16時から4時間もプレイしてしまう。呆れたことである。
HPはといえば新しい施設の外枠を作っただけである。30もコンテンツのある巨大施設、大丈夫かあ?
ともあれ夕食の親父が作ったイタリア風タマネギとウインナーのよく解らない炒め物はうまかった。
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3日 |
学祭連休は今日で3日目だ。だからといって何も変化のない日々に少々呆然とする。起床時間も同じだし、デパートに行って買ったものまで同じ、食事をしたのも同じだし、やったことも一緒。
つまりは9時起床、10時にデパートへ行って、たこ焼、カップラーメン、ジュースを買う。なんだかんだ些事を行い、12時には食事を終えて、午後はずっとHPの原稿書き。勿論、時々大戦略を全く無戦略に進めるのも忘れない。
お陰で随分今日は原稿が進んだ。その代わりこの連休でやるべき殆どの出来事をやっていないという厳しい事実は容赦なく気がつかされた。
特筆すべきは夜にPCでクラシックのMIDI狩りをやった。
MIDI狩りとは、ネットで流れている好きな曲のMIDIデータを掻っ攫うというただそれだけのことである。高校期の友人がそう呼んでいるので倣っているだけである。クラシックばかり5曲ばかり。
シベリウスの「もみの木」は大好きな曲なのだが、機会がなくて聞けず、今日10年以上ぶりに聞いた。感動。 |
4日 |
今日は家人に誘われて学園祭に行ってきた。我が大学からも近いところだが、当然行くわけないのである。7時に起床、8時出発。母親連れであるが、母と電車でどこかに幾野など小学校のとき以来である。
僕が普段大学に行くのとは異なる変則ルートを使って、地下鉄で大学まで行く。何故か電車で3人も頭のいかれた奴に会った。
10時半頃、大学に到着。既に場は盛り上がっており、活気に満ちている。人が沢山おり、学園祭とはこういうものだなあと感動した。ここに入るのは初めてだが、流石はミッション系というべきかキャンパスは広く綺麗で洒落ていた。まさしく最高学府という感じで、とにかく歩いているだけで感動する。
文化的なイベントも純然たる娯楽も大いに楽しめたが、僕は自分の大学の凄惨な現場を考えると、こういう大学生活もありで、また随分うちとは違った価値観であると寂しくなる。前々から思っているが、我が大学は大学ではない。
正直苦しくなってきたので、早々に帰る。
途中牛丼屋とゲーセン経由。
家に帰るともう何もかも嫌になって、フテ寝。18時に起きて、原稿を書く。母親は20時に帰ってきて炊込御飯と寿司の夕食を取る。
僕の高校時代の友人たちおはまさしく今日、皆々楽しんでいるに違いない。彼らの幸福に乾杯(←今、ヤケ酒飲みながら書いているらしい)。 |
5日 |
CHATが盛り上がって3時に眠り12時に起きた。母が遠くの官庁まで用があるからドライブがてら一緒に行こう、という。では昨日の一件もあるし、行こうかと思う。
用件のあるのは県庁の支庁だというが何故か我が街にはない。県庁所在地方面、言い換えれば東京に近い賑やかな街にはなく、その反対側の電車は1時間に2本、未だ単線鉄道の田舎街にあるというから訳が解らない。確かに江戸時代は栄えていたらしいのだが…車で1時間、田園の街道を走る。
国道だから楽なのだが、しかし人家がないくせに食堂やコンビニは沢山ある。よく経営が成り立つものだと感心する。まったくどうしようもない田舎町を通り、その該当街に入る。流石に住宅は沢山あるが、市街地の癖にやたら低層住宅が密集していて、奇異な感じを受ける。おまけに道がやたら細く、そして道路がボロボロで車の乗り心地が悪い。
おそらくは江戸明治とこんな感じのままだったのだろうと思う。
さてとても我が地方都市より立派なところとは思えないのだが、裁判所はあるし検察庁はあるし、市役所は妙に立派だし、官庁施設だけはやたらとある。そこで母は用足しをしたのだが、僕をロビーに待たせたまま1時間もなんかやってる。
40分は待ったが、退屈なので目の前の川に石を投げに行く。
母が出てきて銀行により(やたら渋滞していてしかも一方通行、道が細く銀行には駐車場がないから道路はもう酷い状態)、その後有名らしいディスカウントへ。美術工芸品やら食品やペットフードや雑貨が渾然一体となっており、確かにスーパーよりも安いが何故か胡散臭い。泥棒市と云う感じがした。
家に帰ったのは17時、疲れてすぐに寝る。
20時に起きて、胡瓜ツナサラダと焼鮭、納豆にイカで食う。 |
6日 |
今日は2時限1コマだけである。何でこれだけのために来なければならぬのかと不満を云いたい身ではあるが厳密出席科目のために、仕方なく出講する。
行きの電車で偶然弟子にあったが、聞くと爾来弟子と呼ぶなとのこと、始終不遜極まる態度ではあったが僕は正直「推名学、おそるべし」と思った。と、いうのも二黒土星の今月の運勢は「配下の者の造反に注意すべし」というもの。この調子で日々が進むと恋愛運の「相手に依存しすぎて嫌われる」も事実になるやも知れぬ、う〜む参った(これを書いていたら段々腹がたってきた。何であんな無礼な態度を許したか、眠かったからに違いない)。
ともあれ朝マック経由で、大学へ。遅刻しそうだったので関係ない路線で起きた人身事故にかこつけて遅刻証明書をゲット。それでも公欠届を却下する教師の講義なのでジャンクションや大学最寄駅からずっとダッシュしてあえぎあえぎ5分前到着。
担保物権、全然わかんないよ。
講義終了後は仲間と学食へ。もう昼食の時分真っ最中なのに学食はガラガラ、雨も降りかけていたし余程我が学生は学祭連休にかこつけてサボっているらしい。PCを1時間いじって16時に帰宅。
原稿書いたり昼寝したりして過ごす。夕食の切干大根は僕の好物なので嬉しい。
そうそう何故か今になって蚊が大量発生。乾坤一擲というべきか破れかぶれの一撃は痛い、じゃなくて痒い。 |
7日 |
今日は9時に起きた。家族がいるので朝飯に炒飯を作って貰う。朝飯に炒飯? 炒飯である。それを食べたり、身支度をしたりで、1時間後には出発。大学には12時につく。読書のお陰で全然退屈はしなかった。
12時10分に2コマ目は終るので、このドサクサに紛れて講義プリントを貰うのが水曜の日課である。同じことを考えてる奴が何人もいて笑った。
それが終ったらPCルームで90分近く楽しい時間を過ごす。
続いて吉野家で昼食をとり、学食でサラダを食べる。
4時限目は中国語。試験結果はまずまず。と、いうよりこの試験は100点満点を基準に考え、間違いを減点していく方式なのだ。そうでないと全員不可になってしまう。なんとか70点はいった。これで平均を20点以上超えてるから呆れたものだ。
5時限目の中国語は中間テスト。これは事前の準備をロクにしなかったのに楽勝。80点以上は確実。これもテスト後に集団で学生が逃亡する(テストの為だけに来ているのだ)ハプニングがあったものの、無事終る。
PCルームを経由して帰宅。途中のジャンクションで久しぶりに降りて蕎麦屋に入る。ゲソ天そばが290円。まだ食べてないメニューは20はある。いつ完食できるのやら。 |
8日 |
最近堕落の極みを見せている僕だが、何故だか木曜日はきちんと最初から終わりまで出講している。今日もわざわざ7時に起きて、ポテトチップを朝飯に40分後出発、電車の中では本当に久しぶりに眠って10時10分に大学につき、牛丼屋で朝昼飯。
2時限は中国語のテスト…のはずが何故かない。先週は学祭休みで先々週は実習公欠だ。その前のときに確かに今日だと範囲つきで聞いたのだが、大丈夫かよ。ともあれ前回に休んだので前回の分も講義そっちのけで課題をやる。2ページの中国語(華南虎の絶滅の危機について)をまず新出単語の読み仮名をふり、さらに先生指定の10の単語を使った短文を10個自作し、その2ページを全訳、疲れた。全然退屈に感じなかった。
昼休みはPCで3時限目はしっかり出席、ずっと読書。なんだか月末にコンパだって。この種誘いは乗らないのだが、老教授が魅力的(但し講義自体はつまらない)なので参加することにする。
4時限は経済政策で難解なグラフの時間、どうでもいいが先生は虚しくならないのだろうか、人数はいるが理解している奴など一人もいないだろう。だって黒板を正視してる奴なんて殆どいない。皆黒板の丸写しである。あんな難解な話が解るわけない。僕もこれは全然解らない。
5時限目は西洋法制史、例によって例の如し、公欠だった先々週は先生急病で休講らしい。前代未聞である、珍しい。でもノートがあかなくてよかった。この講義は採点が厳しいのだ。
放課後は学食、PC経由で帰宅。アサヒ芸能を読みながら帰宅。 |
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