C-0048 WindowShade 機能ってなんだ?(ソフト紹介)

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WindowShade 機能とは、使っていないウィンドウをタイトルバーだけの表示にして画面を広く使う機能です。

一度に十数個以上のウィンドウを開いているときなど、使っていないウィンドウを Shade して、狭い画面を有効に使うことができます。また、 Windows 標準機能の「最小化」とは異なり、いちいちタスクバーまでカーソルを持っていかないで済むため、非常に操作が効率的です。複数のウィンドウを次々と切り替えて作業するときなど、「最小化」よりも「 WindowShade 」の方が遥かに便利です。

この WindowShade 機能は、 MacOS や Linux の一部のウィンドウマネージャでは標準で実装されているのですが、残念ながら Windows には搭載されていません。そこで、 Windows でこの WindowShade 機能を再現するソフトが開発されています。

フリーウェアの SmartUI ( NAS 氏・作)と、シェアウェアの WinShade ( MarkRentz 氏・作)が、その一例です。

WinShade の方は動作が安定していて、 MDI タイプのアプリなどでは子ウィンドウも Shade できるため非常に使い勝手がいいのですが、海外のソフトなのでシェアウェア登録がやや面倒です。 SmartUI は国内のフリーソフトですのでその点の心配は要りません。また、 WinShade にはない便利な機能(フォルダウィンドウの空白をダブルクリックすると一つ上のフォルダに移動する、等)がありますが、若干、全体に動作が不安定です。

個人的には WinShade の方が気に入っているのでそちらを利用していますが、 SmartUI も新バージョンの開発が進行中なので、いずれは WinShade 以上の物になるかもしれません。