C-0047 マウスの性能を引き出す(ソフト紹介)
- 1999/11/16
※ここに掲載している情報は間違っている可能性が非常に高いので、信用してはならない。これらの情報を信用してアナタが不利益を被ったとしても、それは全てアナタの責任である。
最近では USB も普及してきましたが、 IBM PC/AT 互換機で使用されているマウスは、今のところ PS2 端子を利用した物が多いです。その PS2 マウスですが、 Windows 標準だとマウスの移動距離測定の分解能が低いため、ポインタの動きが若干カクカクしています。
そこでお薦めするのが、 PS/2 マウスのサンプルレートを変更するソフトウェア。サンプルレートとはマウスの動きを検知する頻度のことで、「 40Hz 」ならば毎秒40回の検知を行うことになります。当然、この値が高いほどポインタは滑らかに動きます。
Windows 標準ではこの値は固定されていますが、 PS2RATE などのサンプルレート変更用のユーティリティを使えば、自由に変更することができます。 Windows 95/98 用ならば QIZMO で配布されているものがお薦めです。また、 Windows NT 用は Blue's News Mouse Resource Page などで入手できます。
QIZMO で配布されているものの場合、ダウンロードしたファイルを解凍・実行して設定を保存した後、スタートアップフォルダにショートカットを入れておきます。他のユーティリティでは使用方法が異なると思いますので、添付されているドキュメントを読んでください。
ちなみに、自分は 100Hz 程度に設定していますが、この辺は各自の好みで設定しましょう。
このテのユーティリティは、元々は SiN などのゲームを快適にプレイするために作られた物のようですが、これを使うとマウスポインタの動きがぐっとなめらかになりますので、マウスで絵を描いている人などには本当にお薦めです。