O-0027 ヘッドホン・イヤホンでは耳を大事に

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音楽などを聴くとき、ヘッドホンやイヤホンで楽しむ方も多いと思います。

僕はもっぱら密閉型ヘッドホンを愛用しているのですが、たまに、「音が小さいなぁ……」と思って音量を上げていくうちに、とんでもなくデカい音量で聴いていた(しかも、自分では意識していなかった)、という事があります。

これは、長く聴いているうちに、耳が大きな音量になれてしまい、刺激が少なくなる→より大きな刺激を求めて、音量を上げる、ということが無意識に繰り返されるためです。しかし、こんなことが続いては耳を痛めてしまいます

そこで、音量を上げずに、できるだけ大音量で聴く方法を考えてみました。

いつも聴いている音量で「音が小さいかな……」と感じたとき、まず、音量を2段階ほど下げます(パーセンテージ指定なら10〜 20 %)。そして、その状態で30秒〜1分ほど聴き続けたあと、元の音量に戻します。すると! 今まで「小さいなあ」と感じていた音量でも、満足のいく音を感じることができるのです!

これは、前述の「耳がその音量に慣れてしまう」ことを逆手に取った方法で、よく「暗いところに入ったときは、しばらく目を閉じて暗闇に目を慣らせば、少しは見えるようになる」といいますが、それと同じ原理です。

ちなみに、ここでは元の音量に戻していますが、音量を下げるときにもっと小さくすれば、元よりも小さい音量でも快適に聴くことができます。

ウォークマンなどのポータブル CD や MD ・カセットテープなどの場合、音量を上げるほど電池の減りが早くなります。そういうときでもこの方法を使えば、少しは電池を長持ちさせることができるかもしれません。