5月1日は「バップ」という国民の祝日で“おまつり”の日、 本来はメーデーで労働者の日とか学生の日とか言われてますが、 雰囲気的には「お花見の日」っぽいです。 フィンランドの5月なのでまだ花はないですが……花よりだんごということで。 気分的には長い冬が終わって春が来たことを祝うという。
写真は典型的なバップのどんちゃん騒ぎです。 リンク先ででかい画像を見たら分かるように、雨が降ってます。 季節の変わり目なので天気が変わりやすく雨が降りますが、ピクニックは決行。 花などないのに春の祝い。気分を作るために風船を飾ったりしてますが、 いまいち寂しげなところが何とも……。
ほかの写真も見てください。 若者はたいてい白い帽子をかぶっています。 高校(ルキオ lukio )を卒業するときにもらう「卒業帽子」で、名門高校を卒業したりした人は、その高校の帽子を自慢げにかぶってるような(笑)
ひな祭りの白酒のように、 バップには特別な祭りの飲み物シマ sima というのがふるまわれますが甘酒のようなレモネードのようなとろりとした茶色っぽい蜜酒。
ノンアルコール、発泡性のやつ、いろいろ。 イーストをしこんで手作りもできますが統計によると実際に手作りしてる世帯は5~7%だそうです。
あとティッパレイパ tippaleipä という(ケーキのモンブランみたいな)お菓子。 お花見の酒とだんごにたとえれば、こっちはだんご。