サイト案内

妖精現実について

2005年3月12日

以下で「このサイト」「当サイト」としてご案内するのは、インターネット上で
http://www.faireal.net/
から始まるアドレス (URLまたはURIとも言います。)にあるウェブページ上のコンテンツのことです。 そこからリンクされている他サイトは「このサイト」ではなく、一般に別の方が管理される別のサイトですので、 お間違いのないようにお願い致します。

はじめに

このサイトは全体として「妖精現実 フェアリアル」と題しています。 「宇宙人」とか「妖精」と呼ばれることもある自閉症者の世界と、 一般的な現実世界のかかわりについて書き綴りたいという考えがあって、そんな名前をつけてみました。

コンテンツが多いため、中には現状と合わない古い情報もある、ということにご注意ください。 記事の日付等も参考にしてください。

フィードバックはお気軽に掲示板にどうぞ。 (メールでのサポートはしません。)

サイトの内容は要するに自分たちが興味あること(数学やマルチメディアなどの技術的なこと、思想的なことなど)を書いているものです。 もとより第三者の名誉や名誉感情、権利やプライバシーを侵す意図はありませんし、 またうっかりそういうことにならないように相当の注意を払っていますが、 お気づきの点があれば、 メールにてご一報くだされば、ただちに削除・修正など対応致します。お手数ですが、
webmaster@faireal.net
までご連絡ください。

なお、皆様ご承知のように、昨今、広告等のいわゆる「スパム」メールが急増しております。 当サーバのメールボックスでは現在、大量に届くメールの95%以上がスパムというありさまです。 スパムに紛れて重要なメールを間違えて削除してしまう可能性があります。 また電子メールは何らかの予期せぬトラブルで到達しない場合もあります。 誠に恐縮ですが、上記の件に限らず、数日たっても反応ない場合、同じメールを再送してください。 またメールの件名は、具体的で分かりやすいものにしていただくようお願い致します。 「緊急」「重要」「お問い合わせ」のような漠然としたウイルスと紛らわしい件名では、スパムフィルタ等によって削除されてしまうことがあります。

問題点

最近、日本では異常としか思えないほど著作権について偏ったことが主張されています。 技術の紹介や技術の解説をした者が、その技術を悪用した見知らぬ他人の行為についてまで責任を負うかのごとき極端な主張がなされ、 技術者は萎縮し、戦々恐々としています。

また、それとは別の問題ですが、 ソフトウェアの動作説明に使う単なる見本の入出力例にまで厳しく著作権が及ぶとなると、 技術解説の記事も書きにくくなります。 例えばテレビと映画の規格の違いから生じる「インターレース縞」「インターレース解除」について説明するのに、 (テレビ画面にも著作権があるからという理由で)その実例を示せないのは、不便なことです。 さいわいこちらの問題については、最近、パブリック・ドメインまたはそれに近い自由な条件で公開されるコンテンツも増えています (例えばBBCはテレビ番組のアーカイブを公開し、非営利での自由な共有・改変・再配布を認める予定です: BBC prepares to put TV archive on Web)。 当サイトでは、今後、サンプル画像等が必要な場合、たとえそれが著作権法上の公正な利用と認められる場合であっても、 著作権に縛られたものは一切使わず、利用に関する権利が明示的に共有されているものだけを使う方針です。

当サイトの記事は再利用自由

当サイトの記事に関して発生する著作権は、すべて放棄し、著作者人格権も使いません。 当サイトの記事は、改変も含めて、自由に利用でき、出典等を示す必要もありません(示してもかまいませんが、示さなくてもかまいません)。

2002年12月には、クリエイティブ・コモンズのパブリック・ドメインも適用しています。 したがって、クリエイティブ・コモンズのパブリック・ドメインの規定に従ってもかまいません。 また妖精のライセンスを適用してもかまいません。

なお、記事が他からの引用を含んでいる場合には、多少の注意が必要です。

引用部分があっても、それも含めて、記事をそのまま全文転載することは、まったく問題ありません。 正当な引用な含む正当な記事を、正当なライセンスのもとで転載しているに過ぎないからです。

一方、引用を含む記事を改変して利用する場合、 引用部分だけを取り出して単独で利用したり、 引用部分を改変したり、引用の正当性(公正な慣行に合致し、かつ、引用の目的上、正当な範囲内であること)が失われるように地の文を変更することは、一般に許されません。 (これらはどちらかと言えば理論上の問題で、通常の利用ではこのような問題はあまり生じないはずです。)

「妖精現実」では、一部に「アンの小箱」の画像素材を使っています (URLが/image/anne/のもの)。 「アンの小箱」の素材は、商用を含めてウェブページで原則自由に利用できますが、 著作権は「アン」にあります。 詳しくは、「アンの小箱」素材の使用規約をごらんください。

ナビゲーション用の矢印マークなどのほとんどは、Open Clip Art Libraryの素材を利用しています。 これらはパブリック・ドメインであり、無制限に再利用できます。

リンクをするという行為は「この本のここは参考になるよ」として、出版社・本の題名/著者名・ページ番号・行番号などを紹介する行為と同質であり、本の著者には、それを許可したり禁止したりする権利はありません

例えば
http://www.faireal.net/fairyology/elfnews/section3/
というURLにリンクすることは、
情報へのアクセス法(例: 本)は インターネットのハイパーテキスト http:// であり
情報の提供元(例: 出版社)は www.faireal.net というサーバであり
そこが発行している fairyology というシリーズの elfnews という本の section3 を読んでみてください
ということです。

本の出版社が「本の題名やページ数を言うこと」を禁止したり許可したりできないように、 ウェブページの管理者には、リンクを許可する権利はありませんし、禁止する権利もありません。

「リンクを許可します」とか「リンクを禁止します」という言明は、原則として、権利関係の意味では無意味です(本人の心理的希望の表明としては意味がありますが、希望とは単なる本人の願望であって、権利ではありません)。

「リンクはもちろん自由」とは「リンクはもちろん自由」という意味であり、このサイトに限って許可するわけではない、というニュアンスです。リンクするのにいちいち「転載自由って書いてあるから、リンクしてもいいんだよね」と不安げにおっしゃる人がいるので、わざわざ冗長に補足しました。なお「転載先においても転載自由にしてもかまわない」というのも、パブリックドメインなのだから当たり前なのですが、転載先で「転載自由だそうですが再配布については分からないのでご遠慮ください」などと書いている人がいたので、わざわざ冗長に補足したのです。

リンクについては、次の分析が現実的かつ詳細にわたり優れています。

沿革

当サイトは最初「妖精の箱」という名称で、1999年3月ごろにスタートしました。 そして、いろいろあって、今に至るわけですが、 「いろいろあって」の部分は、機会を改めて整理しておきたいと思います。

?年?月 アストロロギアを公開

1999年?月 ウェブ上で、まちばりあかねと出会う
1999年3月 http://member.nifty.ne.jp/fairyology/ 開設。サイト名「fairyology」「妖精の箱」
1999年10月までには「妖精現実」「faireal」のサイト名を使い始める
1999年11月までには http://homepage1.nifty.com/faireal/ も使い始めていた
1999年12月20日 http://mion.wisnet.ne.jp/ 開設「妖精現実フェアリアル」

2000年4月「アフガニスタン・オンライン」翌年、アメリカのアフガン侵攻
2000年12月 「縛られた手の祈り」

2001年1月 偽春菜を紹介。直後に偽春菜問題が起きる
2001年2月 「Article 9」
2001年3月 「Article 7 - アノニマス・コペルニクス」ミムセントリックという概念を考察
2001年5月11日 http://www.faireal.net/ 開設

2002年1月 この頃から写真家・久保田 弘信のレポートを掲載
2002年2月までに「愛国戦隊大日本」を紹介
2002年3月 フランスファイブを紹介
2002年4月 この頃、日本で Freenet を紹介。分かりやすい入門記事だったことがあだになる
2002年5月 JavaScript上でRSAの実装を試みる
2002年5月 「JavaScript: 4つの4で遊ぼうよ」
2002年7月 「EiFYE原子力発電所」紹介
2002年9月 OGM動画を紹介
2002年9月 この頃、LD-Animeが結成。マルチサブの技術的実験
2002年10月 「ファンサブは死にゆくのか?」
2002年10月 「日本語を勉強したいの?」
2002年11月 「Lazy Man's Guide to Ogg Media」OGMのユーザガイドとして事実上の世界標準に
2002年12月 FLACを紹介

2003年2月 「OGG, OGM, MCF, Matroska」MKVを紹介
2003年3月 この頃、日本でBitTorrentを紹介
2003年2月 「DVD/Mpeg2をAVI、OGMにする方法」(現「動画作成入門 AVI・OGM・MKV」)
2003年6月 「What's Matroska?」14か国語に翻訳
2003年8月 「Lazy Man's Guide to MKV」MKVのユーザガイドとして事実上の世界標準に
2003年8月 「逃げちゃおぜ、世界の中に」
2003年9月 「蚊の妖精学」
2003年9月 「SSA入門 タイミング編」
2003年10月 「SSA入門 スタイリング編」
2003年10月 RV9/10を紹介
2003年11月 楕円曲線暗号をJavaScript上で実装開始

2004年1月 Lazy Man's MKV 公開。後に Softpedia Pick Award 受賞
2004年1月 PigPGP 0.2.0 公開。JavaScript上で最大1024ビットのRSAを実現
2004年2月 「ビジネスモデルとしてのファンサブ」
2004年2月 「JavaScript: 触って分かる公開鍵暗号RSA」
2004年5月 「QDB小話・選集」世の中には10種類の人間がいる、という小話を日本に広める
2004年6月 BES公開
2004年7月 TTAを紹介
2004年8月 「SSA字幕 中級編」
2004年10月 「「コピーさせないこと」に課金するのが合理的な理由: 「コピーに課金」でなく」
2004年12月 「「矛盾」を弁護するへりくつ集 」

2005年1月 「「無断コピー以外」を禁止するライセンス」

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