私は方々のサイト批評掲示板でいろいろ書き飛ばしています。その一部を収録。新旧いろいろ入り混じっています。場所もいろいろ。
[2002.07.14]
やっぱり、広告に負けてしまっていますね……。シンプルにまとめようとすると、それなりの力量がないと広告に負けてしまうんです。というわけで改善案です。背景画像一発で広告の力を削いでしまおうという、よくあるやり方です。私の選んだ画像がサイトにあっているのかどうかという問題はさておき、雰囲気だけつかんでいただければと思います。
ちょっと見て気付いた点など。[2002.08.02]
[2002.07.14]
とてもよいサイトだと思います。画像の使い方が適切で、きれいで見やすい(テーブル外の文字がちょっと見づらいのが残念ですが)ですし、ナビゲーションも最低限のものを確実に用意しているようです。
ただ、私ならサイトの表紙は1種類にします。フレーム版、ノンフレーム版、さらにそれを選ぶ表紙と3種類も作るのは無駄な手間です。ただし楽をするためには、3つの手順を理解しなければなりません。
以上の手順に従えば、日々の更新ファイルが1つになり、更新の手間がへります。またフレーム版の利用者には表紙のワンクリックがなくなって便利になります。ノンフレーム番の利用者も一回はエンターページ(noframes要素に記述されたもの)をくぐる必要がありますが、安心してエンターページ通過後のページにブックマークするようお勧めすれば、その後はやはりワンクリック減ります。
noframes要素という便利な要素を活用すれば、フレーム版とノンフレーム版を選択させるためのエンターページなんてものは必要なくなる、というわけです。
URI:http://isweb44.infoseek.co.jp/photo/sagiriya/ [2002.07.14]
もう少しデザインをコンパクトにまとめた方がよいでしょう。エンターページも、特にこだわりがない限りは不要かと思います。というわけで、改善案を示します。
おそらくソースを見ても私が何をやっているのかはわからないと思います。さっぱりとした単純なものになっているので、かえって狐につままれたような気分になるのではないでしょうか。なので、こんな感じにすればいいのかな、という参考にしていただければ……。
[2002.07.14]
最初からこれだけ巨大なものを立ち上げてしまう行動力に驚かされました。私などはたったひとつのリンク集(100件程度)を維持するだけでひいこらいっているものですから……。
リンク切れへの対応に神経質にならずに、どんどん登録サイトを増やすことでしょうね。「極端に**なサイト」は、勝ち組のパターンです。同系統のサイトがたくさんあるわけですから、いかに勝ち抜くか悩むところなんですけれども、ビシッと正攻法を選んだからには突っ走るしかないと思います。
気になるのは、「余計な要素」を持ち込んでいることでしょう。「動物愛護」は大切かもしれませんが、サイト鑑定の見地からいえば、マイナス要因でしかありません。動物愛護関係のあれこれをなくし、ページの左側のスペースを有効活用して、間延びした印象を払拭した方がよいでしょう。
ただ、どうしても外せないんだということであれば、あえて荊の道を歩むのも自由です。
[2002.07.21]
CSSの記述は整理しておきましょう。どこかのタグ屋さんからコピペしたのでしょうが、よくわからない人がタグ屋を利用するのはおすすめできません。わかっている人には、知識を実際に応用した好例として勉強になることがありますが、わかっていない人は下手に利用してひどいことになりがちです。
なお、CSSを使うなら外部CSSファイルにして、全部のページに同じ効果を適用した方がいいでしょう。スクロールバーの色が変わるページと変わらないページがあったり、青い枠線が出たり出なかったり、というのは残念なことです。掲示板だけ他のページと全然違うデザインというのも、なるべく修正していった方がよいでしょう。
さて、私からみて一番気になったのはナビゲーションです。進むリンクを作ったら、戻るリンクも用意してください。リンクが本文と同じ文字色で、しかも下線すらないのは困ります。また、カーソルを変えるのもおすすめしません。そして、各ページにタイトルが抜けているのも直した方がよいでしょう。
メニューは再整理した方がよいでしょう。自サイト内コンテンツと、外部へのリンクが混在しているのは閲覧者を困惑させますし、掲示板とリンクの未整理はかなりひどい状態だと思います。例えばリンクについていえば、俺のサイト
、お役立ちサイト
、参加中
、自動リンク
、ハーボット
、リンク
、簡単相互リンク
と7項目ありますが、私ならリンクという1つのコンテンツにまとめてしまいます。そのうえで、どうしても必要な場合に限って、リンクの中で小項目を作っていきます。
私はエンターページが嫌いなので、エンターページはやめた方がいいということをいろいろな理屈を持ち出して説明してきました。けれども、「ジャンルとかは入る前に知っといて欲しいんで」というのは、サイト製作者の感情としては理解できます。それでも、エンターページはやめてほしいと思うわけです。
エンターページが嫌いな理由はひとつしかありません。無駄なクリックが増えるということです。エンターページに書いてある内容が嫌だというわけではないのです。
最近、ふと思ったのですが、エンターページと目次ページをどうして一緒にできないのでしょうか? 現在のエンターページの上下左右、どこでもいいですけど、ちょっとスペースを空けて、そこに目次をおいてくれるなら、私は何の文句もありません。ブックマークを開いたら、すぐにコンテンツを見たいわけです。たかが目次を開くためにクリックが必要だというのはイライラします。だからエンターページに目次も付属していれば、何の問題もないわけです。どうしても、絶対に、エンターページには注意書き以外はあってはならないものなんですか。注意書きの隣に目次があってはいけないのでしょうか?
フレーム未対応環境のために、フレームを使うときにはnoframes要素も使いましょう、というルールがあります。フレーム未対応環境のためにエンターページで振り分ける、というのは全くナンセンスな方法です。そのような方法では、例えば検索エンジンからフレーム定義ファイルへ直接到達したような場合に困りますよね。HTMLの規格はそうした場合にも絶対に問題がおきないよう、ちゃんと作られているのです。エンターページなどという方法に頼る必要は全くありません。
noframes要素についてはNEXTindexの解説が参考になります。もしそのページだけでは理解できなければ、フレーム関連の解説を最初から読んでいくことをおすすめします。それほど大した分量ではありません。
noframes要素を使えば、フレーム未対応のブラウザだけに特定の文字を見せることができます。noframes要素には長い長い内容も入れることが可能なので、面倒でなければ、フレームなしのアドレスではなく、フレームなしの場合の表紙自体を入れてしまうことが可能です。フレーム未対応環境の問題は、これで全部解決できます。
フレームなし版が別サーバにあるのなら、noframes要素の中にフレームなし版への入り口を作ればいいと思います。フレームなしのアドレスを書く、という発想に後退するわけです。
けれども、noframes要素の本来の意図はちょっと違います。つまり、フレームあり版とフレームなし版を別々に作らなくてもいいようにするのが狙いなんですね。ですから、現在のフレームあり版のページにていねいにnoframes要素を記述していくことで、フレームあり版をフレーム未対応環境でも違和感なく閲覧できるようにしていくことが、一番望ましいわけです。環境ごとにページを作り分ける、という面倒はいりませんよ、というのがHTMLの本来の仕様なんですね。
とはいうものの、現時点で別サーバにフレームなし版があるならば、当面はそれを活用していけばよいでしょう。だんだんに、フレーム未対応環境専用のファイルを削減していけばよいのだろうと思います。[2002.10.14]