私は方々のサイト批評掲示板でいろいろ書き飛ばしています。その一部を収録。新旧いろいろ入り混じっています。場所もいろいろ。
[2002.07.31]
更新停止のようなんで、いまさらという感じもしますけれども、デザイン的には問題が3点。
[2002.08.01]
私は全ページにリロードでも数字が増えるカウンターを置いていますが、それはページビューを知りたいからです。カウンターで何を調べたいのか、が問題なのであって、リロードで数字が増えるからいけない、というわけではありません。
カウンターの数字が閲覧者へのアピールになるのは事実ですが、閲覧者もそうそう馬鹿ではありません。実際にサイトの内容が伴っていなければ、いくらカウンターの数字が大きくてもお客さんは居着きません。
[2002.08.02]
鑑定(あるいはアドバイス、批判、批評、評価)というのは、けちをつけることではありません。「ケチ付けまくっちゃってください」というのは、アドバイスする人の意欲を無為に削ぐ発言です。「ほぉ、なるほど」も含めて、もう少しお気をつけになった方がよろしいのではないでしょうか。そしてやはり、サイトの文章にも投げやりで自己完結した表現が目立ちます。お客さんに読ませる文章だということを、認識された方がよろしいのではないでしょうか。
URI:http://ing21.fc2web.com/ [2002.08.04]
私自身は気にならなかったのですが、一般的にはちょっときつい配色ですね……。色で雰囲気を作ろうとされているのだろうと思うのですが、市販の漫画は結局、ほとんど白紙に黒絵ですよね。雑誌だと少し紙に色がついていたりしますが、それも漫画の内容とは無関係で。せっかくWebページにするんだから色でも使おうか、という感覚はわからないでもないのですが、むしろ実際の漫画単行本を配色にした方がよろしいのではないかと思います。
つまり、背景色を「純白」にはしてはいけない。少し明度を落とすことです。かといって凝った色にもしない、といったところ。
[2002.08.04]
とくにヨーロッパのPCなんですが、日本語フォントを入れていないものが多いのです。したがって、日本語のページは絶対に、どうやっても文字化けするのです。文字化けでグチャグチャのページに「日本語版しかありません」というアルファベットが発見できれば、少しは納得できるかもしれませんが、そういった注意書きをする習慣があるのは日本だけなので、おそらく誰も気づかないのではないでしょうか。
だいたいよく考えてみれば、もし英語版を用意しても「日本語版と英語版しかなくてすみません」と謝らなくてはいけない理屈です。国連の公用語だけでも6種類あるわけです。みんなが書いているから私も書く、というのは考えものです。
ところで、「〜を了解した方は」と表紙にありますが、お客さんは表紙からくるとは限らない、ということにはよくご注意ください。WWWはもともと、独立したHTML文書の集合体として設計されています。HTML文書のいくつかがひとつのまとまりを作るとしても、基本的には各文書は独立したものとして扱われます。WWWではどの文書からどの文書にもダイレクトにリンクできるのは、このためです。直リンクはよいとかいけないとかいう以前に、そもそも直リンクできるようにWWWは設計された、という事実を押えなければなりません。
したがって、サイトをひとつのまとまりと考えて、「必ず入り口を説明書きを読んでから中に入ってください」とお願いしても、無視されることはあるし、それを怒っても仕方ないのです。WWWはそのようなルールを持ち込むべき場ではないのですから。おそらくほとんどの方は管理人の意図に賛同するでしょうが、例外的な行動を取る人が今後現れるかもしれません。そこで対応を失敗しないよう、心と知識の準備を整えておくようにしましょう。
MIDIを鳴らすのは百歩譲って認めるとしても、ページを移動するたびにMIDIを再読込するのは残念です。といいますのは、現状を考えれば、長時間滞在するようなページはありません。ちょっとチェックしてよそへ移動するたびにMIDIの読み込みがあり、私のような低速回線の利用者の場合、実質的にMIDIは聞くことができません。再生がはじまる前に移動するからです。JavaScriptをONにしている場合だけ表紙でMIDI用の小窓が開くようにしてはいかがですか。MIDIは小窓に入れるわけです。これならサイトにいる間ずっとMIDIが途切れません。低速回線でもそのうちに鳴り出すでしょう。
ただしこの場合、サイト全体で一曲しか使えません。でも、それでもいいような気がします。私なら、更新のたびにMIDIを取り替える、といったことを考えます。MIDIが変われば更新の合図、ということで、高速回線の人には直感的にわかりやすいのではないでしょうか。