趣味Web 小説 2003-02-14

折り紙

じつは折り紙は私の数少ない趣味のひとつでして、まさか「節足動物園」でこの話題に触れるとは思いませんでした。ただ、麻草さんは本に埋もれる生活をされているようですから、ちょっと折紙にはまると大変だろうなと思います。

正直、本はそれほどありません。折紙の本はほとんどが幼児教育の流れを汲んだものばかりで、麻草さんが目を奪われたような複雑な作品(complexといいます)を扱った本はほとんどありません。すぐに絶版になり、まず古書店にも出回りませんから、捜し求めれば1ヶ月で一通りは揃います。それで揃わないものは諦めなさい、という話になります。ふつうの努力の範囲では。

では何が大変か。まず時間ですね。難しそうな作品でも、最近は折り図がいいので、けっこう折れます。少し慣れれば、たいていのものはへろへろなりに完成するようになります。ただし、時間はべらぼうにかかります。あー、ある意味、他の趣味を忘れたいときにはいいかもしれません。

次に大変なのが紙ですね。complexを折ろうとすると、紙で躓きます。それでいろんな紙がほしくなってしまうのですが、紙は奥が深い世界で、しかも簡単に大量の種類の紙が手に入ってしまいます。折紙は、本の方は蒐集するのもたかが知れていますが、紙はどうしようもないです。しかも紙は馬鹿でかいという大問題が……。

折り紙やるなら、紙にだけははまらないようにして下さい。それさえ気を付けていれば、(人畜無害という意味では)割といい趣味のような気がします。でも、やっぱり紙にははまってしまうんですよね、どうしても……。いや、私だけではないと思います、おそらく。

あ、それはそうと闇黒日記が復活しましたね。

野嵜さんに議論を吹っかけてはこてんぱんにのされてきた私としては、不合理な攻撃の方が野嵜さんの主張を変えるのに効果的だという現実をどうしても受け入れがたくて、備忘録で不快感を述べました。軽率だったかとは思いますが、やはり不愉快な話ではあります。私はいい加減な人間なので、野嵜さんが参ってしまったような相手はさっさとアクセス禁止にして無視するだけで気にもとめません。それだけに、どうにも割り切れないものがありました。

その件はそれでも納得することにいたしましても、これだけはどうかと思うのが掲示板での閉鎖宣言。これは備忘録にも書いておこう。

と言ふか、うちのサイトがただ餘所に不快感を與へてゐるだけの、それだけのサイトだと言ふのなら、やめますよ。ええ。もうやめますよ。もう嫌です。

……やっぱり私はまだ怒っているようですね。むかむか。麻草さん、中途半端なところで話が終ってしまってすみません。(私信ならメールを出せばいいだろうに/でもこれは閲覧者向け+自分自身向けの備忘録でもあるのだなあ/投げ槍/というか麻草さんのお話の最後に斬鉄剣が出てきたのには吹き出してしまいました)

そうそう、これは反論というよりも明るい話と受け取っていただければ幸いなのですが、手段のためには目的を選ばない人々の愉快な姿が見られるイベントに「鳥人間コンテスト」とか「仮装大賞」なんてのがありますよね。それから、私はロボコン(とくに高専部門)が好きなんですけれども、この大会にも毎回、馬鹿げた手段を実行するためだけに全知全能を費やす方々が登場して、私を悔しがらせます。正直、羨ましいのです。(というかGoogleのI'm Feeling Luckyって本当に利用者いるんですか? どんぴしゃできたら幸運ですねって意味なのかな? という使い古されたネタ/ダメだ、いいたいことがまとまらないや)

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