例によって例のごとく、更新できません、といいつつ更新してしまいます。
ああいう運動は、周囲に美談として捉えられてこそ得られる効力があって、そのためには「がんばっているうちに、その姿が*自然と*人の目を集めた」っつう過程を経たように見えなくちゃいけないんだと思う。
なるほど。たしかに千人祈参加者の主力をなす層は、売名行為が嫌いでしょうからね。彼らにとっては、「千人祈の成功のためには、千人祈の売名に成功しなければいけない」というロジックさえ受け入れ難いかもしれません。自然と人の目を集めた
などというのは空虚な物語に過ぎないわけですが、それなしにはついてこられない人が少なくないという現実にも、主催者は配慮しなければならないのかもしれません。奇特な千人祈参加者をさらに啓蒙し選別する余裕は、たしかになさそうです。
とすると、「千人祈は売名行為」という批判にならない批判があったときに、否定もできなければ肯定もできないということになります。進むも地獄、戻るも地獄。こんなとき、虎穴に入らずんば虎子を得ず、なんていいますけれども、今回は虎穴に入っても中は空っぽ。沈黙は金、といって何もしないのが無難だったということでしょうか。
追伸:掲示板のCSSについてのご意見にも感謝。