趣味Web 小説 2003-04-18

感想メールが歓迎されるとは限らない

「メールで感想をください、お願いします」などと書いているサイトが多い。あまりにも多い。だから、みんなメール大歓迎だと思っている人がいる。たしかに私も、基本的には歓迎している。少なくとも読んだメールの8割以上には返信もしてきた。けれども、いくらかのメールは読まれもせずに捨てられているし、読んでも返信しないこともある。とくに相手に失礼があろうとなかろうと、そういうことはある。

私がメールアドレスを公開し、掲示板を置いているのは、苦情受付用というのが第一で、まあその他の用事にも使っていいですよ、ということにしている。感想とか、お褒めの言葉をいただくこともあるけれど、それは私の意図を超えた話だ。(意図に反する話ではないので注意)

メールを読まずに捨てたり、とくに問題のないメールにもかかわらず、返信しないこともある、と明言することについて、「礼儀に反する」との意見がある。そういう考え方もあるだろうが、私はそうした発想自体に異論を唱えている。だから、そのような批判は私に対し何らの効力も発揮しない。

「何で返事をくれないのですか」とか、「ごめんなさい、何か気に障ったならお詫びします。返事は無くてもけっこうです」とか、本気でいうのはよしてほしい。と、15日に書いた。私がメールに返事を書かないだけで怒ったり、狼狽したり、悲しんだりするのはやめていただきたい。私は心やさしい人々の言葉に接すると疲れる。私は、ただなんとなくメールに返事をしないだけなのだから。

そんな私の行動にマジになる方がいるわけで、どうにもつきあいきれない。これまでも個別対応で私の思想的立場についてはご説明差し上げてきたわけですけれども、(私にとって)困った人がこのところ立て続けに現れたので、こうしてお客様全員に向けて当サイトのコンセプトを確認させていただくことにしたという次第。経験上、こういうことをするとしばらくは平和になるのです。そのうちにまた新しいお客様がやってきて……。

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