趣味Web 小説 2003-04-18

ありがちなネタの続き

ありがちなネタの続き。サークルメンバー紹介によれば氷魚さんは黒幕兼姉御で、きのきのこさんはサークルリーダー、asuraさんは副リーダー兼管理人、とかいろいろ書かれていて、実際の発言と対照させたときにいろいろ思うこともあったのだけれど、面倒なので省略。以下、リーダーのお言葉をご紹介しつつ少々。

てーか、人を批判するのは悪いことデスカー?まぁ周囲の印象は悪くなるだろうけど、別にいいと思うのよね。ホラ、言われた方も笑って開き直ってるし?そんなに問題ではないのかと。誰かにココが見付かっているのが嫌ならば、ひ・・・引越しとか・・・。

「批判する→批判者の印象が悪化」という図式が成り立つのならば、批判が仕事の中心をなす評論家諸氏は評判最悪のはず。もちろん、そんなことはない。氷魚さんの発言は批判というにはあまりにも言葉足らずだったので、ふつうに読めば悪口に見えます。批判すること自体は悪くないけれども、批判の仕方が下手だという物言いはよくあります。今回もそうです。

ところで、日月さんが説明されている通り、リンク元の解析は簡単です。氷魚さんが掲示板に日月さんのサイトへのリンクを用意され、そのリンクを誰かが辿ったので、掲示板のURIが日月さんに伝わったのです。実際問題として、たしかに誰にもURIを教えないでいれば、そしてどこからもリンクされずにいれば、検索エンジンにもひっかからない秘密のサイトをパスワードなしで持つことは可能です。

けれども、例えば今回のようによそのサイトへのリンクを用意し、そのリンクを利用する人が一人でも現れたなら、秘密のサイトのURIはリンク先の方にばれます。そんなこんなで、URIの秘密を守るのは難しいものです。そこで仕方なく、URIがばれてもパスワードなしでは閲覧できないようにする工夫が求められてくるわけです。

それはともかくとして、ホラ、言われた方も笑って開き直ってるし?には苦笑しました。開き直るという言葉の意味を勘違いされているようです。おそらくリーダーは「批判された方が笑って受け流しているので、(今回の件については)深刻に捉える必要はありませんよ」とおっしゃりたかったのでしょう。

たまたま視界に入ってきたので話題にしましたが、このネタはここまでで打ち切りたいと思います。ひとりの失敗を切欠にみんなが様々の知識を得て、そうして少しずつ勉強していけばよいと思います。中高生なのか、あるいは中高年の方かわかりませんけれども、初心者はたいてい、そういうものです。ほんの僅かな知識を応用させて無理を続け、いよいよにっちもさっちもいかなくなったり、失敗を繰り返したりしながら泥縄式に知識を増やしていくわけです。だから、HTMLの理念を理解できる、しようとする初心者はほとんどいません。

余談。今回は意想外の反応があって驚きました。

えびで鯛を釣ったような気分で、私はたいへん満足。

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