この備忘録、無駄に長いことではなかなかのものですが、もちろんこんなのはまだまだ甘いわけです。コンスタントに呆れるほど長い更新を続けているサイトといえば、カトゆー家断絶なんかがすぐに思い浮かびます。セレクトされたニュースを全部読むだけで時間がどんどん消えてゆく。(だから、というわけではありませんが、私は自分の記事がリンクされたとき以外は個人ニュース系サイトってのは基本的に見ません)
大手ニュース系サイトの管理人さんというのは、たいていものすごいリンク集を作っていたりして、こんなにたくさん毎日チェックしているなんて冗談でしょ、と思っていたらマジだったというので驚いた……なんてのが1年半くらい前の話。私はたろたま騒動以前から一貫して、毎日の巡回先は20サイト未満とするよう心がけています。最近はアンテナのお陰でこれが10サイト未満にまで減少。いろいろ助かっているわけですが、この他に不定期巡回というのがあるわけです。
不定期巡回の基本はリンク元の全チェック、そして定期巡回先の記事にできてたサイトの一部を読む、というのが基本のパターン。私が不定期巡回でしょっちゅう見にいく(週に0~2回)のがデマゴーグマイルド。定期巡回先に入れていないのだけれども、たまたま見ていたページにリンクがあると、たいてい見にいきます。それで何がしたいのかといいますと、批評が追加されたサイトへの踏み台にするんですね。
デマゴーグマイルドで紹介されるサイトは、8割方、以前見たことのあるサイトです。デマゴーグで紹介されたのを機会に、最近の様子を見に行くという次第。といってもその場で読み始めるわけではなく、その晩のダウンロードリストに追加するのがいつものパターンです。ダウンロードしたサイトを全部読むかといえばそうでもなくて、ちょっと読んでつまんないと思ったらそれっきりです。デマゴーグで紹介されるサイトの2割はしらないサイトなんだけれども、これは滅多に見にいきません。面白いとわかっているのにログを読み終えていないサイトがたくさんあるというのに、面白いかどうかよくわかんないサイトを見にいく気がしないのです。
さて、話が適当に脱線したところでリンク先の紹介を少しだけ。これまでに何度も目にしてきたような議論が展開されているわけですが、お互いに饒舌なので、長文を苦にしない方には面白いんじゃないかなあと思います。weblogツールのトラックバック機能、はてなダイアリーのコメント機能、リファラというあたりを切り口に、データは意味を自称しない
という当たり前の話を議論しています。
自称しないものを、(技術の圧倒的未熟を利用者たる人間の想像力で補って)あたかも自称するかのように扱うのが現実的方向性ってもんじゃないのかな、というのが私の感想。だから「愚者の戯事」が議論を細切れにして「幻燈稗史」の説を各個撃破にかかっているのは、それで議論には勝てるかもしれないけれど、つまらないんじゃないのかと思ったり。だってデータは意味を自称しない
ということ自体は、はっきりいって議論の前提レベルの内容と違うの?
……とまあ斜め読みで感想を書きとめておく。(大体こういうことをやるとあとで叱られるわけですがー)