趣味Web 小説 2003-11-24

私の Movable Type 利用法

過去ログを消してしまったので、せっかくだから何か新しいことをしようかな、と。そこで思いついたのが Movable Type の利用。これまで、備忘録ではサイトの表紙と過去ログの同時更新を面倒に思っていました。それなら過去ログの方だけ更新すればよいのだけれど、もともと備忘録で客寄せして他のコンテンツを読んでもらおうという魂胆だったので、それではダメなのです。……たぶん、今でも。

私はサイト内検索に興味がないし、RSSも興味ない。コメントもTrackBackも無用。読者がそれを求めても、私は積極的にそれらを拒否します、という勢い。でも、冷麺という先例ができたことでもあるし、XSLTの勉強もあんまりやる気がなかったことでもあり、はてなではサイトと組み合わせられないし、とかまあそういったあれこれを考えた結果、明らかにオーバースペックなMTで遊んでみることにした、という次第。(補記:冷麺はRSSを出していて、過去ログもちゃんと登録していて、検索もできるようになっているから、うちよりはよほどMTを活用していると思います)

でまあ、私のMT利用法。

じつをいうと、更新の手間はこれまでと全然変わってないといってもいいと思います。オンライン更新しようと思ったら、入力フォームが使い慣れたエディタと比較してあまりにも貧弱なことに気付きました。こんなのやってられるかと思って、結局はローカルで書いた文章を貼り付けているんです。そして、せっかくローカルで書いているのだから、ローカルにも過去ログを作成しています。ただし月毎のだけ。

だから、表紙と月毎の過去ログを同時に更新する手間がなくなっただけは素晴らしいのですが、AirH"32KはISDNより細い回線なので、オンライン更新はたるいですね。再構築にもそれなりに時間がかかりますし、結局、作業時間とか手間暇はあんまり変わっていないような気がします。それじゃあつまらないなあ、と思って、オンラインの方では記事を個別にHTML文書化させることにしました。これは手作業でやったら面倒くさくて気が狂うので、ようやく意味のあることをした、という感じ。

デフォルトの状態でMTを使えば、RSSも出るし、いろいろ高機能なんではありますが、それが逆に嫌なところでもあります。今回、私が考えたことの大半は、いかに機能を削るか、ということだったのでした。結果としてはこんな感じになって、要するに過去ログを細かく整理するというだけなんですけれども、とにかくこれでローカルにログも残るし、それでいてサーバには細かく整理されたログも生成されるし、将来、RSSを出そうと思えば簡単に出せるし、検索も同様であって、私は満足。

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