黎明日記も愛・蔵太の気ままな日記もよく読むので、必然的にこの話題にも興味を持ったわけだけれども。もしキーワードが存続するようなら、「徳保」というキーワードも作ってほしいなあ、とか思った。事実として「瑠璃の不倫生活」よりは第三者言及可能性があるので。
以下、余談。というか、関係ない話。
徳保さんが target 属性を指定したがらない一因は HTML 4.01 Strict の勧告に背くからではないかと思う。
いや、面倒くさいからです。じつのところ、それが一番大きい。当サイトは基本的に「読みたい人は苦労してでも読め」というスタンスなので、自分が target 属性を付加したければ付加します。しかし私は、リンクを新しいタブで開く操作をカスタマイズして簡単にしているので、備忘録に target 属性を付加する手間が利益とつりあいません。target 属性の有無にかかわらず、新タブで開きたいときは(ほぼ無意識に)「右のダブルクリック」をするわけですから。
当サイトの文書の多くが長大なものであるにもかかわらず、「文書の冒頭に戻る」リンクを用意しない理由も同じです。Home キーを叩くだけで冒頭に戻れるのに、いちいちリンクを用意する必要は無いでしょう。Home キーを使わない閲覧者には不満があるでしょうけれども、私が必要としないのだから諦めていただく他ない。ウェブサイトの製作者に縋るから閲覧者が損をするのです。
とは、まったくその通りだと考えていて、読者の皆様には勉強を勧めます。「他人に期待せずとも、意外に自分の努力で何とかなることが世の中には多い」という真理の一端を、実感できるはずです。また、「何が可能で、何が不可能か」ということもぼんやりと見えてきます。
手間と利益の兼合つながりでもうひとつ。HTML文書作成日記から。
僕は出先で更新するだとか、携帯電話から更新したいだとか全く思わず、過去ログの自動生成も手間だったとはいえ積極的に改善したいというほどの問題でもなかったのものですから、はてなやそれに似たようなものに魅力を全く見出せなかったのでした。むしろ、ツールを使っての更新は手元にログが残らない (いちいち手元で残すように作成しているのならば、ツールを使う意味もないような) わけで、そうするとサーバの障害などでデータが吹っ飛んでしまったら復旧は困難になるわけですから、またそれで足が遠のく。
私はいちいち手許で文書を作成しています。で、時々それもサーバに上げています。2月分の手作業で作成したバージョンは /design/note0402.html という URI に存在します。没にした文章とかも、ちょっとだけあったりします。まあ、興味のある方はどうぞ。
私は別に作業負担を減らすつもりはないんですね。同じくらいの手間でよりよい結果が得られるならお得かな、という発想。表紙と過去ログの同時更新もできるし、手作業では面倒くさすぎてやる気になれない個別記事の過去ログも自動生成できる。FTP ツールを使うのも週に1回くらいでいい。ローカルで書いた文章を Web 上のフォームにコピーアンドペーストするのはちょっとした手間ではあるけれども、やってみると案外、大した手間じゃないな、と思うのです。
過去ログについては長らくあまり気にしていなかったのですが、某検索ワードで表示順位が某サイトに負けていて、あれに負けるのは癪だと思ったそのエネルギーで方針転換しました(ということにしておきます)。たくさん過去ログを生成して、リンクされやすくして、云々ということをすると、それらすべての過去ログからリンクされているサイトの表紙の PageRank が上昇しますからね。というわけで、先日あった Google のアルゴリズム変更の際にようやく某サイトに勝ちました。予想以上に時間がかかってしまった。
専門サイトがなぜか見落としているらしい事実があるのでついでにメモしておくと、先日のアルゴリズム変更のポイントの一つは、「ドメイン直下に存在するサイトの過剰な重視」を改めたこと。独自ドメインを取得した途端に PageRank が上がる、という傾向は今も残ってはいますが、以前ほどではなくなったようです。少なくとも私がよく検索するキーワードではこの傾向が顕著。ココログも一時期ほどの検索順位優位性はなくなっているように見えますが、いかがでしょうか。
ちなみに当サイトの場合、アルゴリズム変更前には「趣味のWebデザイン」で検索したときに「徳保隆夫の私的Webリソース」が1位に表示されることがままありました。こういった検索結果を見るとやはり、ドメイン直下を重視し過ぎていると思いますね。今はそんなことはなくなっています。アルゴリズム変更は正解だったんじゃないですかね。