よくある、勘違い記事。同種の Web サイトが乱立しているのは、ニュースサイトや日記サイトに限らない。単に特化するだけではダメだ、という点に触れているだけマシな記事なのだけれども、ニュースの紹介をするだけなら、誰がやったって同じなのだ。
なんて書いているのは酷い。誰がやったって同じ
ではないから、ライバルの多い中でもぐんぐん伸びるニュースサイトが存在するのだ。
人気のないサイトは、紹介した記事の筆者がいうような意味においてどこにでもあるおなじようなニュースサイト
だからダメなのではない。そのサイトの管理人が何かに特化したサイトへ方向転換したとしても、十中八九、人気のないままに違いない。しかも、本来やりたいことのいくつかを我慢するので、ストレスがたまって閉鎖の危機も迫る。たしかに、人気サイトと不人気サイトには、何らかの違いがある。端的にいえば、需要の大きさが違う。問題は、なぜその違いが生まれるのか、ということだ。しかし、それが簡単にわかるなら、マーケティングの担当者は苦労しない。
はっきりいって、ほとんどの人は不人気サイトしか作れない。馬鹿の考え休むに似たり、というが、素人考えで右往左往しても無駄な努力である。そう認識した上で、自分の進む道を考えた方がいい。