趣味Web 小説 2004-05-06

十年一日のごとく

掲示板を見ると、久々に不穏な空気が。問題の構図はいつも同じ。匿名への不信と、批判対象を不明瞭にしての暴言、それから(以下略)。

私は、評価者は閲覧者として意見すればよいのであって、その人自身も製作者であるという事実は、評価の際には忘れていいと思っています。けれども、仮に評価者が匿名でなくなると、どうしても酷評される人には「お前がいうな」という気持ちが湧き上がってくるらしい。一字は匿名制ですから、実際、どの評価者が誰なんだかわからないのですが、それが結局、一字への不信となっていくわけです。

こういうのは、気長に気楽にやっていくのがいいと思うのですが、なかなか難しいですね。いつの間にか参加サイトも減ってしまいましたが、それでも私はお勧めします。なんだかんだいっても、一字より素晴らしいサイト批評サイトは滅多にありません。逆に、趣味の Web デザインにおいて、サイト批評サイトというのはまあこんなものだ、という達観も必要なのではないかと思います。

ないものねだりしても、しょうがないのでありまして。

ところで、「評価するだけの人」という制度を作ってはどうか、という提案を以前にしたわけですが、やっぱり没なんですかね。……と、こんな流れで書くのもあれなんですが、ずっと休止していた(お待たせしていた)アドバイスですが、ひとつ吹っ切れたので、今週末には全部書きます。その後、規約をリニューアルして受付を再開しますので、どうぞお楽しみに。

あと、この備忘録も方向転換を考えています。流れてゐるのでありましたのおはちうさんが1年弱の休止期間を経て散りぬるをで更新を再開されたのが非常に羨ましくて、といっても私に真似できるような話ではないのですが、根本的に気分転換というか、しばらく努めてこれまでと違うことを書いていく時期を設けたいと思っているわけです。

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