趣味Web 小説 2004-10-16

難燃住宅の建設より、火災保険への加入が大事

しばらく前にこの記事を読んだのだけれど、何の対策もしていないのが実際のところ。今後も対策する予定はない。理由はいろいろあるが、別にブログが消えたっていいから、というのが大きい。データベースや生成した記事は、定期的にバックアップしている。

私の管理していた某サイトは、サーバへの負荷増大のため突然、アカウントが停止されて何もできなくなってしまった。当サイトのアクセス解析 CGI も、いつぞやのアクセス集中の際、突然ディレクトリごと凍結された。相当量のアクセスログが蓄積されていたのだが、これはもう手に入らない。実例のない攻撃の不安よりも、こういったことの方が、現実問題としてよほど怖い。データは消えるものだと考えて、常に3点保存を心がけることだろう。

それに、よく記事を読めばわかるのだけれど、この脆弱性を突いて攻撃を仕掛けようとする者は、かなりの障壁を乗り越えなければならない。最大の難関は、攻撃に成功した後にある。前述の通り、私などは記事を全削除されても、どうってことはない。しかしこれは例外であって、たいていの人はこうした攻撃を仕掛けられれば、かなり怒る。攻撃するまではよいが、無事に逃げ切ることができるだろうか?

できる対策はしておくに越したことはないが、それは程度の問題だろう。燃えにくい家を作るより、火災保険に入っておく方が大事だ。結局、燃えない家は作れないのだから。なぜか、そういうことをきちんという人が少ないようなので、ちょっと書いてみた。

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