趣味Web 小説 2004-11-05

インストールが簡単で云々

  1. 簡単に(3~4つのファイルの設定とパーミッションの変更程度)
  2. 自由度が高く(HTMLのテンプレートの自由度)
  3. 手軽に更新できる(はてなくらゐの手軽さ)

の、日記スクリプトつてありませんかね。私はMTやtDiaryやnDiaryのやうなものは、弄りたくもありません。設定やインストールにばかり時間をくつて、本末転倒だからです。かといつて、自分のサイトがあるのにそちらでやらない現状にも不満、といふ状態なのです。誰か良い案をお持ちでないでせうか。やはり手動更新しかないのかな……。

MT の設定とインストールは簡単だと思う。少なくとも BerkeleyDB を使う場合は。加納さんのご希望の範囲内でおさまります。回線が細いとダウンロードとアップロードに時間がかかるけれど、マニュアルに素直に従えば、その他の作業時間はせいぜい30分です。日本語化が必要だった頃とは状況が違います。sb というブログツールがあって、これもブログ風のことをやるだけなら、非常に設置は簡単。テンプレート機構もシンプルでいいですよ。

更新の手軽さ、というのが何を指しているのかよくわからない。管理画面へのログインという手順自体を排除し、閲覧画面から直接新規記事の編集へ移行できるほど簡単なツールは見たことがありません。ただ、いったん管理画面に入るくらいの手間は気にならないのであれば、選択肢は広がります。wiki ライクなマークアップ機構まで備えるとなると、MT+プラグインまたは tDiary しか知りません。ただし tDiary は自由度に難あり。

MT は設置は簡単だけど、テンプレートのカスタマイズで時間がかかる。ただしこれは、どれだけこだわるかの問題。デフォルトで満足なら話は簡単になります。

オンライン更新ではなくて、FTP を使ってもいいなら、lily も凄くいい。原稿の本文部分は FTP でアップロードして、インデックス(最新記事数件とか)とナビゲーションを自動生成するというタイプ。コメントやトラックバックもできる。rNote も評判がいい。この方面も、いろいろ選択肢があります。

現在、私が使っているのは MT と sb だけなので、そのあたりは割り引いて読んでください。あと、基本的にツールを使うとなると、手動更新の持ついい加減さがどうしても問われることになります。例えばファイル名のつけ方とか。うまくすれば楽できるでしょうけれども、現在のあれこれを完全に維持しようといったことになってくると、いくら自由度が高くてもどうにもならない部分が必ず出てくると思います。

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