今年はあまり備忘録を書かなかったような気がします。というか、実際、書いてないのですが。でも備忘録以外の文章は、あちこちでいろいろ書きました。
その他、あまり目立たないところを、たくさん修正・改訂・削除(!)などしました。Lecture と Note のディレクトリ構造は大幅に変更され、転載リソース集もさくらインターネットのサーバへ移しています。備忘録のナビゲーションも地味に変更(年別アーカイブへのリンクを追加)、トラックバックもコッソリ受け付ける設定に(暫定)。
読者の印象とは裏腹に、作者は何だかとっても頑張って更新してきたような気がします。来年はウェブでの活動を縮小しよう、と思っているくらい。
今年もたくさんの本を読んだけれど、本はタイトル数が多すぎて、読んでも読んでも、共通の話題にならない。たまに運よく同じ本の読者に出会うのだけれど、そのときにはもう、内容を忘れてしまっている。自分一人で楽しんでいるだけならそれでもいいのだけれど、やっぱりもう少し、自分の好きなものについて人と話もしてみたい、と思ったり。
そう考えてみると気になるのが、音楽と映画とテレビ。いずれも縁遠く生きてきたので、何の知識もない状態。新しく趣味を増やすなら、どれがいいだろう?
テレビが王道なのでしょうが、テレビ本体と HDD レコーダとテレビアンテナを全部買い揃えなければ視聴できないのがネック。どれも所有していない私には、最初の敷居が高過ぎました。パソコンで聞ける音楽は、一人で楽しむ分には手軽なんだけれども、人と話をできるレベルに到達するまでの道のりは険しいみたい。狭く深く、というハマり方をしている人が多いようなのです。だから音楽は読書に近いと思う。というわけで、消去法で残ったのが映画。
話題の映画は、多く見積もっても年100本程度。興行収入トップ20作品くらい押さえておけば、入門レベルの会話ネタには十分。過去の資産は膨大ですが、それでも、ざっと1000本観ればそれなりに語れるようになりそう。……とまあ、そんな目論見で GW に鑑賞開始。映画ってこんなに面白かったのか! すっかりハマって、半年で200本以上観ました。かなりハイペースじゃないかな。備忘録が滞ったのも当たり前というか、そうじゃなかったらむしろヤバイ。
あと、私は食べ物の好き嫌いがほとんどないのですが、映画の好き嫌いもほとんどないみたいです。「くだらない」という世評の定着している映画も、私にとってはそこそこ面白かったりしました。それから、DVD ソフトの選び方はフィーリングというか、無計画。レンタル屋さんへ行ってみて、何となく面白そうだと思ったものを借りてくるだけ。結果的に、ハリウッド製くだらない系映画が多くラインアップされたので、多分そういうのが私の趣味なんだろうと思いました。
で、酷使されたノートパソコンの DVD ドライブが12月上旬に破損。3年保障に加入しててよかったなあ、と思いました。ちなみに、12月に突然、読了本が激増しているのは、映画を観れなくなったから(+出張があり長時間電車に乗る機会があったから)。