2004年に読んだ本(の一部)

概説と近況

社会人3年目、狂乱の1・2年目と異なり、活字を読むペースが落ち着いてきました。例によって以下のリストに記載しない項目から概況をメモ。

まず、新聞は今年も産経新聞を読んでいますが、毎日ではありません。週平均5日くらい。社員寮の食堂にある読売新聞は読まなくなりました。スポーツ報知は1面と最終面、あと芸能面(なぜ?)しか読みません。これも毎日じゃなくて、週平均4日程度でしょうか。

次に雑誌ですが、これらは基本的に月刊です。学会誌の類は2誌に縮減。精密工学会誌は、一部の記事を流し読み。折紙学会誌は全部読むけれど、これは薄いですからね。科学雑誌は日経ものづくりと日経エレクトロニクス(隔週刊)、趣味方面では日経エンタテインメントと WebSiteDesign(季刊)と WebCreators の3誌。ただし WebSiteDesign は途中で廃刊となり、WebCreators も飽きたので Vol.36 で購読打ち切り。WebDesignning 誌はサイトを紹介してくれた縁で数度買いました。ダ・カーポや週刊新潮も何度か。そういうバラで買った雑誌は、趣味方面にはいろいろあります。雑多で記録しきれないので放りますけれども、総計80冊超。あれ? 今年もそんなに読んだの? 来年は60冊くらいにしようと思います。追いかけられるように読むのは、もう嫌。

漫画はもともと自分ではほとんど買わないで、社員寮の先輩のお古を読んでいたのでした。1〜3月に、大口の安定供給源だった先輩方が寮を出てしまい、今年は YJ 以外の雑誌はほとんど読んでません。単行本もあまり読んだ記憶がないです。雑誌と単行本を合わせて100冊に満たないと思う。

Book Guide というコンテンツは、今年の大きな成果。Web デザイン関連の本を中心に、コンピュータ系の本を200冊以上読みました。これもリストに含めないことにします。

というわけで、新聞・雑誌・漫画・コンピュータ系の本は抜きにして、文芸書・新書などのみ、以下のリストにまとめています。

2004年は読了本(=本文にすべて目を通した本)の8割以上を記録してみたい……と思ったけど、大失敗。いろいろ記録したメモを古いファイルで上書きしてしまい、4月以降の記録はみんなパー。手許に残っている本だけ記録してみたけれど、寂しいね。ネットオークションで売った本はともかく、廃品回収へ出しちゃった本はもうダメ。全然、思い出せない。虚しい。こんなことならタイトルだけでも備忘録の方に記録しておくのだったと思う。なお作業の簡単のため、新聞・雑誌・漫画は当初より除外しています。

合計  110冊  *記録を残した本のみ
 1月   13冊
 2月   11冊
 3月   11冊
4-10月 29冊
11月   25冊
12月   21冊

1月

妖しいクレヨン箱
阿刀田高/講談社文庫/18行×43字/246頁/1988年5月
夢・出逢い・魔性
森博嗣/講談社ノベルス/18行×23字×2段/293頁/2000年5月5日
幻の翼
逢坂剛/集英社文庫/19行×41字/374頁/1988年5月
化石の森 上巻
石原慎太郎/新潮社/20行×43字/276頁/1970年10月5日
化石の森 下巻
石原慎太郎/新潮社/20行×43字/283頁/1970年10月5日
黄金を抱いて翔べ
高村薫/新潮社/20行×44字/312頁/1990年12月10日
象と耳鳴り
恩田陸/祥伝社文庫/17行×43字/318頁/平成11(1999)年11月
東大落城 安田講堂攻防七十二時間
佐々淳行/文春文庫/19行×39字/332頁/1993年1月
陰の季節
横山秀夫/文春文庫/18行×39字/247頁/1998年10月
死に急ぐ奴らの街
火浦功/徳間文庫/17行×42字/284頁/1987年9月
東大落城 安田講堂攻防七十二時間
佐々淳行/文春文庫/18行×39字/349頁/1996年6月
樹氷
五木寛之/文藝春秋/17行×43字/357頁/昭和45(1970)年12月15日
第三の時効
横山秀夫/集英社/19行×43字/324頁/2003年2月10日

2月

天切り松 闇がたり 第三巻 初湯千両
浅田次郎/集英社/18行×42字/290頁/2002年2月28日/明治の元勲がまだ生きていた「あの時代」を活写し、義侠の誇り高い生き方を痛快なエンターテイメント小説に写し取った傑作短編集。第三巻まで刊行された理由もよくわかる。浅田先生の短編集には期待を裏切られたことがない。(逆にいうと、1冊読んで自分には合わないなと思った人は、他もみんなダメということなのかな。描く舞台は違っても、作家の信念は一貫しているから)
葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午/文藝春秋/20行×45字/444頁/「強烈な叙述トリックがあるので要注意!!!」という事前情報があったにもかかわらず、見事に騙された。過去に例のないトリックではない。しかし、いやはや、うまいね。巻末に添えられた言い訳(補遺)が楽しい。
朗読者
ベルンハルト・シュリンク/新潮社/18行×43字/213頁/先に後書を読んでいないと、話の展開に面食らうのではないか。これほど、ドイツの特殊事情に寄りかかって説明の足りない小説が全世界でベストセラーになった理由は、よくわからない。章を移るたびに「ええ〜?」と思うのだけれど、まあ、最後まで読めた。物語自体はあまりその……、感動するつもりで読めば感動できるというタイプのアレじゃないかな。あまり長くないということもあるし、「話題作だから、とりあえず読む」価値はあると思う。
にっぽん三銃士 上巻
五木寛之/新潮社/23行×26字×2段/282頁/1971年7月5日/70年安保の頃の日本がどれほど阿呆な世界だったかがよくわかる小説。
にっぽん三銃士 下巻
五木寛之/新潮社/23行×26字×2段/257頁/1971年7月5日/たぶん、この小説はプロットの段階でたいへんなミスをしでかしたのではないかな。これが予定通りだとはとても思えない。念入りに紹介されたのに、とうとう消化されなかった伏線もあるし……。まあ、面白かったんだから、ケチをつけるものではないのかもしれませんが。
闇先案内人
大沢在昌/カッパノベルス/18行×23字×2段/510頁/2001年9月/大沢先生が6年ほどかけて書いた作品。といっても超大作ではない。別冊文藝春秋で連載が始まったのだけれども、しばらくして休載。行き詰ってしまったんですね。それがしばらくして突然に復活してきたので驚いたものでした。このミスにもランクイン、さすがの面白さで一気読みしました。本作は大沢先生の作品の中でも(大筋では)とくに単純なプロットになっていて、それでもこの長さ。手書きで原稿用紙を埋めていらっしゃるのに。最近、長く長く書く傾向にあるのはよいことなのか悪いことなのか……。ところで、金正男クンが成田で捕まった事件がありましたが、本作を読む際には思い出さない方がよろしいかと。
迷路館の殺人
綾辻行人/講談社文庫/18行×43字/378頁/本格推理小説というジャンルでしか登場しえない作品。SF と本格推理は、小説世界の鬼子だと思う。ところで本作には「親指シフト」がキーワードとして登場するのですが……かろうじて、私は親指シフト知っていますが、ワープロ全盛の時代(1997年頃の家電量販店ではパソコン売場よりもワープロ売場の方が広かったのです)をご存じない方は、ちょっと損するかもしれませんね。一過性の技術を小説に取り込んでしまって、もったいないことをしたなあと思いました。
影絵の町
阿刀田高/角川文庫/18行×41字/273頁/昭和62(1987)年2月5日/ショートショート集
オタクの迷い道
岡田斗司夫/文春文庫/17行×39字/331頁/1999年3月(文庫版[2003年2月10日]で大幅増補)
ああ言えばこう食う
阿川佐和子・檀ふみ/集英社文庫/16行×40字/270頁/1998年9月/第15回講談社エッセイ賞受賞作だそうだが、お気楽エッセイかくあるべしというお手本のような一冊。自虐ネタは基本中の基本ということを再確認。
ありがとうございません
檀ふみ/幻冬舎文庫/16行×41字/226頁/1998年6月/「ああ言えばこう食う」が面白かったので、檀ふみ単独のエッセイ集も読んでみた。サクサク読めるのがよい。

3月

ぬり絵の旅
阿刀田高/角川文庫/17行×40字/236頁/平成元(1989)年10月25日/静かな恋愛小説ってことになるのかなあ。微妙な関係の男女が一生をかけて47都道府県を巡ろうとする話。小説の中では流水のごとく時間が流れていくのだけれども、実際の人生に重ね合わせて想像してみるに、なかなかたいへんな話だと思わないでもない。
無意識過剰
阿川佐和子/文春文庫/17行×39字/271頁/1998年1月/才色兼備で知られる方が不幸自慢するという鼻持ちならないエッセイ集……なんですが、素直に読めば楽しめます。
魔人の遊戯
島田荘司/文藝春秋/20行×45字/421頁/2002年8月30日/とてつもない謎が提示されるわけだけれども、結局は犯人当て小説になっている。どうやって? のところは「頑張れば可能なんだ」という説明。それはないだろうと思ったけれども、まあ、面白かったから何でもいいや。
翼のある闇
麻耶雄嵩/講談社文庫/18行×41字/475頁/1993年6月/本作を読んで意外に思ったのは、きちんと謎に解決を与えていることだった。第2作、第3作が謎を放り出す作品だったので、本格業界を騒がせたという本作も、そういう作品だという先入観があった。ところで、本作におけるメルカトルの推理はひどい。木更津の推理はもっとひどい。まさに壁に投げつけたくなる推理小説。そういうパロディなのかな、とも思う。
蛇にピアス
金原ひとみ/文藝春秋2004年3月号/25行×27字×2段/44頁/雑誌のレイアウトにすると、たったの44頁にしかならない。本を買えば1000円よりもっと高い。雑誌なら、780円だ。しかも雑誌には小説以外の記事もたくさんあって、全部で528頁もある。こういうのは、どうかと思う。
蹴りたい背中
綿矢りさ/文藝春秋2004年3月号/25行×27字×2段/54頁/この小説が芥川賞かー。面白かったです。あ、「蛇にピアス」も面白かった。ついでに書いておく。
ビタミンF
重松清/新潮社/18行×43字/293頁/2000年8月20日/家族を描いた作品集。ありがちな今風の価値観で一刀両断しない、(少なくとも私から見て)リアルな展開の作品が多く、嬉しかった。あと、直接には関係ないのだけれども、読みながら自分の家族のことをいろいろ考えていたら、泣けた。
消えた男
阿刀田高/角川文庫/18行×40字/276頁/1992年1月
どうにかこうにかワシントン
阿川佐和子/文春文庫/17行×39字/295頁/1994年4月
母さん
164/洋泉社/111頁/2004年1月21日/小さくてかわいらしい本。まさかこんなに小さな本とは思わなかった。これで1000円か……とも思うけれど、(哀愁)フォトブックの値段はたいていこんなものらしい。そして、読んでみればすべての疑問も不満も吹き飛ぶ。洒落のわかる母さん限定とすれば、本書は、意外に母の日のプレゼントに向いているかもしれない。
謎が逃げる
佐野洋/角川文庫/17行×42字/274頁/昭和47年/単行本には後書が付されていたというが、なぜかこの文庫版では割愛され、権田萬治の解説に置き換わっている。妙な編集だと思った。社会派・佐野洋のメッセージを内包した短編小説集だけに、後書には興味があったのだが。

4月〜10月

日本オタク大賞2004
日本オタク大賞実行委員会・編/扶桑社/18行×41字/264頁/2004年3月30日
ハッとしてトリック!
鯨統一郎/中央公論新社/17行×22字×2段/253頁/2004年4月25日
午後の行商人
船戸与一/講談社/20行×43字/535頁
占星術殺人事件
島田荘司/講談社文庫/18行×43字/469頁/関学ミス研にインタビューした際に、ふと思い立って再読。本格推理小説の金字塔。
千人斬り
神坂次郎/新潮文庫/15行×41字/197頁/平成8(1996)年3月8日
そして粛清の扉を
黒武洋/新潮社/20行×44字/279頁/2001年1月25日
今日を忘れた明日の僕へ
黒田研二/原書房/18行×45字/287頁/2002年1月15日
凍える牙
乃南アサ/新潮社/21行×44字/380頁/1996年4月20日
あふれた愛
天童荒太/集英社/18行×43字/333頁/2000年11月10日
蟹喰い猿フーガ
船戸与一
ホビットの冒険・上
トールキン/岩波少年文庫
ホビットの冒険・下
トールキン/岩波少年文庫
クマのプーさん
A・A・ミルン/岩波少年文庫
プー横丁にたった家
A・A・ミルン/岩波少年文庫
2典<<2ちゃんねる辞典>>
2典プロジェクト/ブッキング
人びとの中の私
曽野綾子/集英社文庫/1977年
ちくろ幼稚園
西原理恵子/小学館
超・殺人事件
東野圭吾/新潮文庫
社会調査のウソ
谷岡一郎/文春新書
依頼人・上
ジョン・グリシャム/新潮文庫
依頼人・下
ジョン・グリシャム/新潮文庫
夜明けの新聞の匂い
曽野綾子/新潮文庫/17行×41字/272頁/平成2(1990)年6月
狸の幸福 夜明けの新聞の匂い
曽野綾子/新潮文庫/18行×41字/325頁/平成5(1993)年7月
近ごろ好きな言葉 夜明けの新聞の匂い
曽野綾子/新潮文庫/17行×39字/445頁/平成8(1996)年11月
部族虐殺 夜明けの新聞の匂い
曽野綾子/新潮文庫/16行×38字/419頁/平成11(1999)年9月
はやぶさ新八御用帳(八)
平岩弓枝/講談社文庫/17行×41字/301頁/1997年4月
恋愛歪言
吉見マサノヴ/ブッキング/17行×22字×2段/88頁/2004年7月1日
千人祈
千人祈プロジェクト/ブッキング/157頁/2003年6月15日
電車男
中野独人/新潮社/364頁/2004年10月20日

11月

今年はあんまり本を読んでいない気がしていたので、「たくさん読むぞ」と思ったけどうまくいかなかった11月。

斜め屋敷の犯罪
島田荘司/光文社文庫/18行×42字/387頁/初版1982年/増補改訂版(光文社文庫版の定本)1988年
毒舌だっていいじゃんかぁ
nyanya/ブッキング/22行×46字/214頁/2002年9月1日
たいのおかしら
さくらももこ/集英社文庫/13行×35字/279頁/1993年7月20日
結婚疲労宴
酒井順子/講談社文庫/16行×40字/246頁/1998年4月15日
コーヒー・ブレイク11夜
阿刀田高/文春文庫/19行×42字/329頁/昭和57(1982)年4月
危険な童話
阿刀田高/新潮文庫/18行×41字/287頁/昭和63(1988)年4月
知らない劇場
阿刀田高/文春文庫/18行×42字/284頁/昭和61(1986)年1月
恐怖同盟
阿刀田高/新潮文庫/18行×41字/319頁/昭和62(1987)年12月
三角のあたま
阿刀田高/角川文庫/18行×40字/292頁/1990年1月
面影橋
阿刀田高/文春文庫/17行×39字/363頁/1991年5月
失踪症候群
貫井徳郎/双葉文庫/18行×41字/349頁/1995年11月
誘拐症候群
貫井徳郎/双葉文庫/18行×41字/386頁/1998年3月
慟哭
貫井徳郎/創元推理文庫/18行×42字/418頁/1993年
川の深さは
福井晴敏/講談社文庫/17行×41字/398頁/2000年8月
ピンポン(新装版) 1
松本大洋/小学館/B5版/122頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 2
松本大洋/小学館/B5版/112頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 3
松本大洋/小学館/B5版/114頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 4
松本大洋/小学館/B5版/114頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 5
松本大洋/小学館/B5版/112頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 6
松本大洋/小学館/B5版/112頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 7
松本大洋/小学館/B5版/112頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 8
松本大洋/小学館/B5版/112頁/2002年9月1日
ピンポン(新装版) 9
松本大洋/小学館/B5版/132頁/2002年9月1日
CANDY
鯨統一郎/祥伝社文庫/15行×36字/153頁/2001年11月10日
文章魔界道
鯨統一郎/祥伝社文庫/16行×38字/155頁/2002年6月20日

12月

ノートパソコンの DVD ドライブが故障し、映画が観れなくなったら……うわー、読書がスイスイ進む! 読むのが遅い私にしては、感動するくらいのペースで読めて、とっても気分がよかった12月。

吉原御免状
隆慶一郎/新潮文庫/18行×41字/429頁/昭和61(1986)年2月
かぜのてのひら
俵万智/河出書房新社/221頁/1991年4月17日
ディール・メイカー
服部真澄/祥伝社/21行×24字×2段/386頁/平成10(1998)年9月15日
人のこころを虜にする"つかみ"の大研究
近藤勝重/新潮OH!文庫/16行×39字/338頁/2000年12月10日
天使たちの探偵
原りょう/早川書房/19行×45字/280頁/1990年4月20日
原子力と報道
中村政雄/中公新書ラクレ/16行×41字/189頁/2004年11月10日
暗闇坂の人喰いの木
島田荘司/講談社/20行×45字/566頁/1990年10月30日
小池真理子/早川書房/21行×46字/355頁/1995年10月31日
時計館の殺人
綾辻行人/講談社文庫/19行×41字/625頁/1991年9月
霧越邸殺人事件
綾辻行人/新潮文庫/18行×41字/701頁/1990年9月
蒲生邸事件
宮部みゆき/毎日新聞社/22行×24字×2段/427頁/1996年9月25日
倒錯のロンド
折原一/講談社文庫/18行×43字/339頁/1989年7月
悪魔のカタルシス
鯨統一郎/幻冬舎文庫/16行×40字/280頁/平成14(2002)年10月25日
倒錯の死角
折原一/創元推理文庫/18行×42字/394頁/1988年10月
東電OL殺人事件
佐野眞一/新潮社/20行×43字/444頁/2000年5月10日
ダック・コール
稲見一良/早川文庫/17行×42字/374頁/1991年2月
溺レルアナタ
田川未明/ブッキング/17行×43字/143頁/2002年9月1日
キッド・ピストルズの慢心
山口雅也/講談社ノベルス/18行×22字×2段/221頁/1995年
カーニバル
清涼院流水/講談社ノベルス/18行×23字×2段/858頁/1999年4月5日
カーニバル・デイ
清涼院流水/講談社ノベルス/18行×23字×2段/1022頁/1999年9月9日
世界は腹黒い 異見自在
高山正之/高木書店/22行×26字×2段/384頁/2004年11月9日