松尾由美の新作「雨恋」の帯に凄いことが書かれている、という話。
『文学賞メッタ斬り!』の大森望氏も涙!
ありえない恋
ラスト2ページの感動ありえないのは大森さんの涙じゃないのかって、ちょっと思ってしまった。
あはは。
この文庫がすごい! の泣ける文庫選手権で、大森さんがたしか「僕は泣かないんだけどね」みたいなことをいっていた(あやふや)のが印象に残っています。とにかく大森さんといえば泣くことのない人として有名。ま、まさか編集者の捏造では……。大森さんといえば、初期のメフィスト賞受賞作に「言質を取られないよう配慮したような解説」とか微妙な帯文句を寄せていたりもしたので、そのあたり気になる方は要注意かも。
でも松尾先生の作品は評判いいみたいですね。個人的に、松尾先生は「このミス」の私の隠し玉コーナの文章がいい人っぽいので、応援しています。