玄倉川さんはネットにおける実名至上論というのはすでに事実上絶滅したものと思っていた
そうで、それは例えば上記文書における意見交換などにより「結論が出ているから」らしい。(小倉秀夫の「IT法のTop Front」にトラックバックしているブログおよびその周辺を見て回ると、他にも同文書へリンクして賛同している方が何人も見つかる)
ふうん、と思って読んでみたのだけれども、例によって匿名派の主張は「実名を明かすと天変地異が起きるぞ」論なのでした。実名を明かすだけで言論の自由が失われ、日常生活にも支障をきたす事態に陥る(可能性が高い)のだそうな。じゃあきっと、韓国やアメリカでは大変なことが起きているのでしょうね。
ネットでの匿名と実名や匿名のリスクマネジメントに、もう少し幅広い意見を集めたリンク集がありますので、興味のある方はぜひ。ありもしない不安を煽るのは大概にしてほしいな、と思う。
Info にも書いている通り、じつは徳保隆夫は仮名です。本名を知りたい方は、whois で deztec.jp を調べてください。判明した本名を Google で検索すれば、住所や収入など、たいていのことはわかります。本名を明かすことを厭わない私が仮名を使っているのは、本名を知る人に徳保としての様々な活動を知られたくないからです。
ふつう、A=B なら B=A も成立するわけですが、現在は皆様のご協力により、A→B はすぐ判明するものの、B→A は基本的に調べがつかない状況となっています。私はできる限り、この異常な状態を維持したいと願っています。
もちろん何が何でも絶対に知られたくないというわけではないから、こうして備忘録などを無制限に公開しているわけです。しかし本名で Google 検索したときに、簡単に徳保隆夫の名がバレるのは嫌です。なので、「徳保隆夫の本名は***です」「deztec.jp は***が仮名で運営しているサイト」といったことは、どうか書かないでいただきたいと思います。私は読者の善意とご理解に依拠して当サイトの運営を継続しており、この信頼関係が当面破壊されないことを期待しています。
別に会社の秘密をバラしているわけでもないし、決定的にまずいことは書いていないつもり。だから究極的には誰にバレたっていいのだけれども、でも嫌なことってあるじゃないですか。そのあたり、こちらの気持ちを汲んでいただければ幸いです。