趣味Web 小説 2005-03-26

スタイルシートとかアクセスアップとか

オススメのコンテンツはRenewal。ああでもないこうでもないと、だらだらレイアウトしてしまったホームページ達。それをまずhtmlタグひとつひとついたるまで分解して整理整頓。webの文法に沿った適切なタグを使ってテキストにマークアップを施し、CSSでシャキッと読みやすく引き締まったホームページに生まれ変わらせます。

特にたったあれだけの手数で、緻密に整理されたhtmlコードをデザインできる氏の手腕には、どきどきさせられます。

連載の初期には、ああ見えて割と苦労していたんですけれども、第4回あたりで何かコツをつかんだようで、試行錯誤による手戻りが急減したように思います。とはいえ、今でもアドバイスの改善案を作るのに2~3時間(ほぼ完成したものが気に入らなくなって全部作り直したら、もっと)かかる場合もあって、多少の手戻りがあっても作業の早い人の方がやっぱり速いんじゃないでしょうか。

手数が少ないですね、というご意見は以前にもいただいたことがありますが、結局、試行錯誤のグチャグチャを排除すれば、全体の流れとしてはアレ以上何もないような気がします。多分、一番苦労するのは新しいデザインを考える過程であって、既存のデザインを再現するだけなら、マークアップの修正と CSS を書くということ以外に、やることは何もないんですよね。

アクセスアップを目指す方は大変ですね。考えることがたくさんあって。

最近、当サイトへの訪問者が増えていまして、毎年恒例の2~3月大量更新の影響だろうとは思いますけれども、立て続けに複数の記事があちこちのニュースサイトに取り上げられたのは大きかったですね。アッカさんは検索エンジン対策を中心にいろいろ書いていらっしゃるのだけれども、こうしてそれなりに人気のあるサイトを運営していると、検索エンジンに頼ってアクセスアップを狙うのは話が逆なんじゃないか、という気がします。

当サイトの場合、人気が上昇するに従って検索エンジン経由のお客さんも増えています。現在サイト全体で1日3000ページビューあって、その内の1日1000ページビューくらいが検索エンジン経由。検索エンジン対策は無意味じゃないし、それで一定の結果は出るでしょうけれども、1日1000ページビューを検索エンジン経由で稼ぐためには、他で稼いだ人気が必要なのではないでしょうか。

というわけで、人気サイトってどんなサイトなんだろう? と思ってあちこち見て回った私は、絶望的な結論に至るわけです。アクセス数を増やす方法なんて、株で儲ける方法と同程度の確度しかないんじゃないか、と。「成功には理由がある、失敗にも理由がある、じゃあそこから法則を見出して確実に成功することが可能か? 不可能でしょ」……だから、現状で満足した方がいい、と私はいうのだけれど、やっぱり難しいものなんでしょうね。

余談

「同じことを100回書く」が備忘録のポリシーだから、読み飽きたという意見は無視して、毎月のように同じことを書きますよ!

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注意書き