趣味Web 小説 2005-06-23

ins 要素と del 要素のスタイル設定

アンケート結果を見ての通りで、ユーザフレンドリーな企業としては、新仕様は当然の選択であった、と私は思う。その他、詳細は香雪ジャーナルに概ね同意。

さて本題。

私は公開した記事に後から手を入れまくるので、最近1年くらい del 要素とか ins 要素を使っていない。ときには記事の趣旨自体、変わってしまうのだからひどい。はてなブックマークに引用されている部分がそっくり消えていたりするのは、そのためです。圧力とかじゃなくて、単に推敲過程で消しただけ。

でまあ、そんな私からみて、追記のスタイル設定として「下線を引く」ってのは、正直どうかな、と。

ins 要素はインラインでもブロックレベルでも用いられるので、たしかにスタイル設定は悩みどころ。ちなみに「下線を引く」ことは W3C の CSS2 勧告附記 A で提案されています。CSS2実装時のデフォルトスタイルシートとしては以下を採用するよう推奨するなんて書いてありますので、たいていのブラウザがこれにしたがっているわけですね。

私も昔は下線を引いていたのですが、なんだか目立ちすぎます。なまじっかの強調スタイルより目立ち、何より文章が読みにくくなってしまう。「追記」かどうかって、それほど重要な情報か? と思い、私はしばらく前に think (デフォルトスタイル)の ins 要素関連の記述を変更し、薄い色の背景色をつけるだけにしました。

真琴さんは追記や削除にこだわる方なので、この記事に限らず、hxxk.jp のあちこちに追記部分が出てきます。グレーで点線だからそれほどでもないのですが、最近はこの程度でも何となく……。Opera ではユーザモード常用なので忘れていますが、IE で見ると気になるんですよね。

ちなみに think では del 要素を display:none; としています。ブラウザは del 要素の内容を表示しないかもしれませんよ、ということは HTML4.01 の勧告に記載されてます。じゃあ、別に構わないかな、という発想。正直、スタイルを考えるのが面倒になったので、「もういいや、消しちゃえ」という安直な……。

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