趣味Web 小説 2005-08-31

解説:逆アクセスランキング文化

あれっ、FC2 ブログの利用者は逆リンクランキング文化を知らないのか。

これね、じっと登録を待っていたって仕方ないのであって、どんどん自分で勝手に登録しちゃえばいいんですよ。FC2 にはアクセス解析サービスがありますよね。だから「いつもここから人がたくさん来るなあ」というのは調べれば分かるわけです。でも、「いちいち返事やお礼を書くのもな……」というケース、ありがちです。

そこで、逆リンクランキング。リンク柱の進化系と思えばいい。はてなアンテナとか blogpeople だと、更新されれば勝手に上に登場するのだけれど、それがいいところでもあり、悪いところでもあるわけです。自分のところに多くのアクセスを流してくれる相手こそ上位に登場させたい! そんなあなたには逆リンクが最適。

単なるアクセス解析結果の公開とは何が違うかというと、

といったあたりでしょうか。仲間内でぐるぐるアクセスを回して、蛸壺的コミュニティを作っていくのには非常に便利な機能なので、みなさんどんどん「勝手に登録」していくことをお勧めします。

参考:逆アクセスランキングはタグ屋方面では非常に人気があります
補記:なぜ FC2 では登録申請制度を前面に打ち出しているのか?

従来、逆リンクランキング CGI 業界ではサーバ設置型の CGI を配布する CJ-Club が圧倒的なシェアを誇っていました。この CGI では管理者だけが登録権を有し、登録申請システムは存在しませんでした。それはなぜか? ということなんですけれども、この CGI は、じつはアクセス解析結果の一部を公開する、という発想で作られているのです。したがって、特定のリンク元を「除外する」仕様なんですね。そして、ランキングに残したいリンク元には名前をつけましょう、というわけ。

ブログツールとしてこの仕様をそのまま採用するのは不可だったはずです。なぜなら、ブログでは通常、リンク元が日々大変動しますから。ちょっと管理を怠ると、すぐに気に入らないリンク元ばかりのランキングになってしまいかねない。そこで、表示したいリンク元を「登録する」仕様としたのだろうと推察します。それにしても、なんで管理者じゃなくて、リンクした側の「登録申請」なんてシステムにしたんでしょうね?

正直、私はこの仕様、変だと思います。ランキング管理者による登録が主で、リンク側の申請は例外的機能だというなら、理解できるのですが。しいていえば、アクセス解析を使っていないユーザへの配慮、そして「勝手にランキングを作るな!」というトラブルを避けるため、かな。

追記

FC2 ブログ同士じゃないとリンク切れになってしまう様子。そういうことはマニュアルに書いておいてほしいな~。

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