趣味Web 小説 2005-09-03

MMR 中毒の人々

本気でマスコミ不信のはてな回答者たち

ネットにはまってる若い日本人って、本当に陰謀論が大好きなんですね。「ずるいおじさん達に騙されたくない!!」という気持ちが高じて、逆に権力者に擬された集団を悪の権化とする意見、あるいは「しょせん利権でしょ」と切り捨てる言説なら何でも信じてしまうような感じ。

テラヤマアニさんの十八番「DIME ネタ(=世界の黒幕は広告代理店)」も、案外、本気で受け取ってる人が少なくないのかも。つまり、ネタを装ったマジ話だと思ってる可能性がありますね。過去の様々なアンケート結果から考えて Yahoo が好きなネット初心者ではない「はてな回答者」の強固なマスコミ不信を見ると、果たして杞憂かどうか。

参考・関連
余談

北田暁大さんが嗤う日本の「ナショナリズム」で示された主張が「楽観論」として批判され続けているのは、ウェブ利用者の賢さに不安があるから。でも ised の懇親会でお話を伺った限りでは、「悲観論」に傾倒中のようでした。まあ、東大生の基礎力にさえ不満げなので、そりゃ絶望しない方がおかしい。

私はてっきり二流大学の先生だったのかと思って「いやー不勉強な学生には困りますよね」と話を合わせていたのですが、帰りの電車の中で<意味>への抗いの著者紹介を読んでビックリ。東大生だから賢いというわけじゃないことは、学会などで東大生と丁々発止のやり取りをした経験からわかってはいます。でも私にとって東大は(学力の問題で)受験さえ避けた大学なので、ちょっとね。フォローしておくと、「たいていの学生はまじめで素直だし、方針を与えればどんどんいろいろなものを吸収していく。いい講座を開けば参加希望者があふれて困ったくらいで、向学心は上々」といったことも仰っていました。つまり北田さんが求めているレベルが高過ぎるのですね。

嗤う日本の「ナショナリズム」 “意味”への抗い―メディエーションの文化政治学

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