テキスタイルポップの INTERVIEW #58 にプラッチック(+裏ッチック)のフロンツさんが登場。著書「さよなら、気まずさたち」の刊行を初告知。フロンツさんの本なら面白いのは間違いないと思う。
秋の特大号では山賊さんの処女作「やさぐれぱんだ」の告知がありました。ネット発本ブームの余波かどうかわかりませんけれども、何度も読みにいったことのあるサイトから、いろいろ本が出るのは個人的には嬉しいです。
Folio でお世話になった歪み冷奴の吉見マサノヴさんも、「恋愛歪言」に続く2冊目の著書(注)を準備中とのこと。先日、文学フリマで本人から聞いた話なので間違いないと思います。
さて、テキスポがスタートしたのは2003年3月のことです。存外、新しい。オールドスタイルでコツコツと2年8ヶ月、数あるメタテキストサイトの内、最もしぶとく生き残っているサイトのひとつとなっています。インタビューも地道に積み上げて50回を超え、100回を目指して順調に進んでいるようです。偉いですね。
ブログブームに飲み込まれて、テキストサイト界隈が見えにくくなっている、論者によっては既に消えてしまったかのような意見さえ口にする昨今ですが、テキスポを情報ハブとしてリンクを辿っていくと、懐かしい世界に存分に浸ることができます。もう「テキストサイト大全」のような本は成立しなくなってしまったかもしれないけれど、当面、テキストサイト界隈は一部の人々の悲観的な予想を裏切って、私たちを末永く楽しませてくれそうな感じです。
とまあそんなわけで、テキスタイルポップと Target capture が継続して運営されていることには感謝してます。