会社の同僚に浜崎あゆみのファンがいるという話は以前どこかで書いたような気がする。「浜崎さんって地声と歌声にずいぶんギャップがあるよね」という話をしたら、「昔はそんなことなかったんだけど……」といって勧められたのがこの作品。1995年公開、撮影当時、浜崎さんはまだ16歳。
なるほど。たしかに、ふつうの少女の声。
でも私にとっては作品そのものの方が衝撃的だったな。ワケわかんないのだもの。少女の心象風景を見事に描いた作品らしいのだけれど、あの時代の女の子(といっても私にとっては2~5歳年長の世代)って、こんなよくわからないことを考えてたの? 職場にもこの世代の先輩がいるけれど、これではコミュニケーションとっていく自信が持てないな……。
何せメイキング映像まで理解できないのだから、いろいろきついなあ、という感じ。
ところで、少年漫画誌でいうところのサービスカットを担当している桂木亜沙美さんはこの後、もともとなりたかったマッサージ師になられたとか。ファンっていろいろ知っているのだなあ、と感心しましたね。
案外、よかった。主演女優を代えて長編映画にしたら面白そうな感じ。監督は行定さんだし。(注:本作は浜崎ファンのためのミュージックフィルムなので浜崎さん主演で全く不都合ない)
……あれ? この作品も劇場公開されているの? 浜崎さんってすごいな。
こちらは RUI のミュージックフィルム。原作小説も好き。