趣味Web 小説 2006-06-19

テレビドラマは連作短編集としてよくできていると思う

最近の雑誌は長期連載物が多くて、1話完結の読みきりタイプ(こち亀やスランプみたいなヤツ)が少ないから普段読んでいない人には楽しめない、つー事を書いているのになんで「途中だけ読んでえらそうに批判するな」という的外れなコメントが書かれるのだろう?

タイトルに適切な言葉を補うことができないから。つまり読解力不足。「(えっけんが)少年ジャンプがつまらない(と思う)わけ」と読めばいいものを、「(客観的に)少年ジャンプがつまらないわけ」と決め付けて本文を流し読みしているのですね。

小学校の国語の教科書には言葉足らずのタイトルや、もったいぶった表現のために趣旨が掴みにくいタイトルがつけられた説明文がしばしば掲載されています。そこで熱心な先生は、「内容に適したタイトルを本文から導く」というテーマを授業で繰り返し扱います。えっけんさんのつけたタイトルは「わかりにくい」ものだったかもしれないけれど、怒るような話ではないと思う。こうしたことでいちいち頭に血が上る人は、国語のお勉強をやり直したら楽しいかもしれない。

簡単な問題が大半なのに平均点が6~7割、10代のフレッシュな脳みそを酷使して受験勉強した結果がこの程度。大人の平均点はもっと低いことが予想されます。えっけんさんのいう「的外れ」なコメントをつける人がたくさんいるのも理解できますね。

ところで、テレビドラマの脚本はよくできているなあ、と思う。1話だけみても面白く、続けてみればもっと面白い。視聴率は振るわなかったようだけれども、「マチベン」は1話完結の部分と背景を貫くストーリーのバランスがよく、全6話なのに2話も見逃しながら強く惹きつけられるものがありました。

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