「君子、危うきに近寄らず」とは中国古典の名作「五経」のひとつ「春秋」の注釈書、「春秋公羊伝」の中にある一節だという(けっこう説明が面倒くさい)。
これは id:aozora21 さんも巻き込まれている(?)話題で、たった10しかない巡回先の内、2箇所であれこれ語っている、しかも複数回……というわけで、私も何か書こうかなあと思ったのだけれど、触らぬ神に祟りなし(2006-05-29)で紹介した「私が避けている相手」が揃い踏みしており、二の足を踏むことに。
既に大勢があれこれ書いているので、いまさら私が書くことなんて何もなかったかも。それでも天邪鬼サマのご神託によれば、ある程度の差別を「大目に見る」観点から、尖った差別批判の足を引っ張る議論に活路がありそうだ、とのこと。アプローチはいろいろ考えられますよね。書かないと決めたので書きませんが。
私は誰かの記事への反論という形式でないと記事を書けない(ことが多い)ので、言及対象の選択は重要です。今回は id:sk-44 さんの記事がいいかな、と思っていました。でもこれが長過ぎて、最後まで読めなかった……。ま、野次馬的興味しか持てなかった、ということなのでしょう。
ようするに、テキトーなことを書かなくて正解であった、と。(だったらこんなフザケタ記事も書かない方がいいだろう/でも何かアウトプットがないと時間を丸損したような気分/君子になるのは難しい)