こんなの覚え切れない~、という人が多いだろうと思う(私とか)。
私が人に相談されたときには、「とりあえず市役所の窓口に相談してみなよ」といってる。「どこの窓口に相談したらいいのか分からない? あはは、そうだね。まず最初は、入り口からいちばん近いところにいる人に訊けばいいよ。大きな市役所なら受付嬢みたいな案内人がいるから、何でもこの人に訊くといい」
最近のお役所は、けっこうサービスがいい。だからといって居丈高になるのではなくて、ていねいに、しかし多少のずうずうしさを持って、知りたいことを訊ねていくこと。
私が引っ越したときのこと。転出の手続きをしたときに、「市役所の手続きはこれで終りだそうですが、引っ越すとき、他にやっておいた方がいいことがあったら、ぜひ教えていただけませんか?」と最後に質問した。すると、郵便局に転送届けを出すこと、引越し先の警察署へ行って免許証の住所欄を更新すること、などを教えてくれ、引越しお助けブックみたいな資料もくれた。
ポイントは、平日の朝一番など、混雑していない時間帯に行くこと。後ろにたくさん人が並んでいると、質問するのも、それに答えるのも、精神的に高コストになってしまう。
印鑑が必要だ、でも持ってきてない。そういうのは、よくあること。だから最初から、2回行くつもりで予定を空けておくとよい。あるいは、窓口へいきなり行くのではなくて、まず電話で問い合わせる、これがホントの正解かもね。
もうちょっとレベルの高い人は、転入したときに役所がくれた行政サービスのガイドブックを探し出すこと。たいていの疑問は、その1冊をきちんと読めば解決します。