CMを見てたら、10数年ぶりに「ゲームをやってみたいな」と。それで DS lite を買ってきました。携帯するつもりはないんだけど、仮にゲーム熱が冷めても置き場に困らないように。
ゲームソフトって今でも6000円くらいするんでしたっけ。あれって高いなあと思っていたけど、映画が2時間で1800円と考えると、安い。新刊の単行本よりもずっと安い。「ひぐらしのなく頃に」もオリジナルのゲーム版は3巻合計で3000円くらい。講談社から出てる書籍版は全部で1万円を余裕で超える勢い。
ただ、ひぐらしはプレー動画を見る限りでは、私なら書籍版を選びたいな、という印象。ゲーム版の「かったるさ」が、気になって、気になって。文章に音楽や視覚効果も加わって何の不満が? あるんだよね、それが。そのあたりの感覚の違いが、私がゲームから離れていった理由ということになるのだと思う。
とはいうものの、それでも数年間にわたって、ぶつくさいいつつもゲームをやめなかった、ともいえる。面白くなかったわけはない。
んで、やってみた感想。うん、楽しい。DS lite の画面、ひどく小さい感じがしたけれど、やり始めれば気にならない。テレビで映画を見ていても、知らず知らず引き込まれて自分がその世界に入り込んだような気分になるのと同じ感覚。
母は、映画館で映画を見ていてさえ、そういう感覚がないらしい。なるほどね、それでは、ゲームのような記号的世界、お約束でいっぱいの世界には、気分がまず乗らないよなあ。
ま、2008年の始まりは、そんな感じです。