趣味Web 小説 2008-02-13

自分の人生から陰口を排除する

自分の人生から陰口を排除する……幾度となく挫折していますが、数年前から私なりに繰り返し挑戦中です。マイルールは次の2項目。

  1. 同意できない陰口に賛意を示さない
  2. 同意できる陰口は自分ひとりの言葉としてオープンにする

無視は同意とみなす、という目標を掲げたこともありましたが、あまりに難題すぎて(少なくとも今の)私には実行不可能でした。

第1項、陰口の場ではしばしば、不鮮明な立場が排除されます。私はこれまでに何度も、ただ陰口に乗らないためだけに、全体としては気に入らない様々な人やものを弁護してきました。いつの間にか、逆陰口男みたいな評が一部で定着しつつあるという。不愉快だが仕方ありません。

第2項、これは超難題。***への批判は、どうオープンにしたらいいのか。まあ友人、知人間のことなら、困るのは自分だけなので、何とかなる。大切なのは、他人を巻き込まないこと。AさんやBさんも賛成してくれている、とかいってはいけない。必ずAさんBさんに復讐され、ルールを守るどころの話ではなくなります。

また、陰口に賛意を示してから、当人に言葉を伝えるまでの時間は、短ければ短いほどよい。手洗いに立った人への陰口は、当人が戻ってきたらすぐオープンにする。

補足説明

だいたいこういうことを続けていくと、私の前で陰口をいう人が減っていきます。自分は陰口をせず、自分の知覚できる範囲内では陰口が消えていく。自分の人生から陰口を排除できる、わけです。

自分が賛同しない陰口は、オープンしない。賛同した陰口は、あくまでも自分ひとりの言葉として当人に伝える。この2点は、失敗体験から見えてきたポイント。

世の中のほとんどの人は、陰口はよくないという建前を掲げつつ、実際には陰口の自由を謳歌し、それを当然の権利とさえ認識しています。だから、秩序の破壊者に対し徹底抗戦する。なりふりかまわず潰しにかかる。

それほどのことだったか……というのが私の実感。個人的な信条もとい趣味のようなもののために、他人が日頃の品性をかなぐり捨ててまで守ろうとするほどの何かを踏みにじってはいけないな、と考えるようになった次第です。

大げさに考えると、続かないと思います。あくまでも趣味的に、取り組んでください。

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