趣味Web 小説 2009-12-07

1500円で洗髪・顔剃までやってくれる床屋さん

1.

駅中のカット専門店に限るとどうだかわからないけれども、駅前の床屋なら、東京の山手線の内側でも1000円以内のカット料金と洗髪設備の完備を両立させてるお店はありますよ。

ウェブサイトにはきちんと書いていないのですが、カット950円、+洗髪1300円、+顔剃1500円だったと思います。大塚店はやたら広くて、理容師さんが6人以上いるから、よほど混雑している時間帯でもなければ待ち時間ゼロが当たり前。駅の目の前に店を構えて、一体どうやって儲けているのか、見当がつきません。

まあその、だから既得権益を守る側に与する、といいたいのではなくて。記事によると宮城県のパブコメでは規制支持が多数派だったそうですが、「嫌なら行かなきゃいいだろ」と私なら考えます。消費者の多様な要望に柔軟に応えていける自由経済の良さを、多数派の意見で規制しちゃうのは間違いだと思う。

2.

これは老人介護施設とか保育所なんかでも同じことで。世の中にはひどい保護者がたくさんいて、低劣な施設を規制しないと、金をケチって悲惨な状況を良しとするのを防げないから規制するんだ、ということなんだけれども。その結果が施設不足でしょ。どこにも入れないよか、行き場がある方がマシじゃないのか。

教育・福祉施設に関して、多くの経済学者は専用チケット(+私費)みたいな方式を勧めています。最低水準の施設を実現できる専用チケットを配布して、それ以上を求めるなら私費を足せ、と。低劣施設が登場しても、専用チケット分は絶対に収入になるのだから、必ず新規参入業者に市場競争で淘汰されるはずです。

これが実現しない理由は簡単で、予算の問題。日本のような(専業主婦などのいる)家庭に多くを担わせて「全員が施設を利用することはない」ことを前提に予算を組んできた社会の場合、全員にチケットを配ると大幅な予算増になります。福祉増税なら国民の支持が集まるかというと、意外とそうでもない。

3.話は変わりますが

しまむらもすっかり垢抜けて久しい。最早「田舎」も「貧乏」も言い訳に使えない。何でも個人のセンスや努力の問題になっていく。いや、実際、もともと個人の問題ではあったんだけどさ。

「激安理容室→しまむら→FF」という連想ゲームが(私の中で)成立。ちなみにFF5までは「ファイファン」派でした(笑)

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